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偽装メニューの手口 札幌の老舗ホテルを見ればすべて分かる

2013年11月13日 | Weblog
 日本のホテルご三家のひとつ、ホテルオークラでも計235品目の“メニュー偽装”が発覚。他にもJALホテルズ、高島屋、三越伊勢丹と、もう一流どころも信用できないが、偽装のパターンだけは、だんだん見えてきた。
 まずはエビ。ほとんどバナメイエビかブラックタイガーを食べていると思った方がいい。次に、牛脂注入などの加工肉。安いのに霜降りは疑ってかかるべし。さらに、フレッシュジュースは解凍したものかもしれない。
 あとは産地やブランド偽装。北海道の山菜が中国産だったり、沖縄産アグー豚が無名の豚だったりする。そして、これらすべての「不適切な表示」を全部やってのけたのが、老舗の札幌グランドホテルなどを運営する「グランビスタホテル&リゾート」(東京都中央区)だ。
 メニューの偽装は少なくとも06年ごろからあったようで、同社の須田貞則社長は6日の会見で、「極めて不誠実と取られても仕方ない」と陳謝したが、そりゃそうだ。
 やっていなかったことといえば、既製品を「自家製」とうたわなかった程度で、コップの水すら疑いたくなる。他にも、フカヒレスープに人工フカヒレを入れ、アワビの代わりにアカニシ貝を使用していた。
 ある水産業者は「呆れてものが言えません」とこう憤る。「アカニシ貝は昔からサザエの“代用品”として使われてきました。高価なアワビの代わりによく使われるのはロコ貝で、アカニシ貝なんて聞いたことがない。そもそも身の質が全然違う。利用客をバカにするにも程があると思いますよ」アワビと言ってサザエを出すより、もっとひどいわけだ。
 同社担当者は「一般的にはロコ貝ですが、アカニシ貝も食感、味、原価ともに類似していると判断しました」と話していたが、それで納得する客はいないだろう。
「グランビスタは11年に企業再生支援機構から支援決定を受け、経営再建中です。コストカットに走るあまり“偽装”に目をつぶってきた可能性がある。それに北海道は、中国を中心にアジアからの観光客が急増しており、『偽装をしてもバレやしない』なんて高をくくっていたのかもしれませんね」(経済ジャーナリスト)
(一部引用)

2013年11月9日
http://gendai.net/news/view/112496

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