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道内旅行、行けば行くほど飽きる 政策銀、北大、道が道外客の満足度調査

2006年06月15日 | Weblog
 「北海道旅行は、回数を重ねるほど飽きてくる」-。

 日本政策投資銀行(政策銀)と北大、道がまとめた道内観光の満足度分析調査結果から、こんな傾向が明らかになった。サービス面などは、近畿圏からの評価が厳しいほか、道内地域別では十勝圏の印象が薄いことも判明。その一方で、釧路・根室圏への評価が高いことが分かった。

 調査によると、旅行全体の満足度については初回の人に比べ、二-四回、五回以上と増えるにしたがってマイナス幅が拡大。理由は土産品、観光施設などの面で、飽きがくる傾向が出たためだ。観光地としてライバルの沖縄は対照的に、旅行回数が増えるほど満足度が高くなる傾向にあり、政策銀は「リピーター対策を早急に確立するべきだ」と強調する。

 地域別では関東圏の評価を基準とした場合、東北と九州・沖縄以外はマイナス。中でも近畿が最も厳しい数値を示した。接客サービスなどへの満足度が低いためで、特にパック旅行でこの傾向が顕著。旅行料金に占める交通費、宿泊費、食事料金などの割合が知らされないことで、「単価が抑えられた部分で、納得できない面が出てくる」という。こうした傾向は全国共通だ。

 訪問地域については、道央圏と比較し、釧路・根室圏が最も高い数値となった。湿原など北海道らしい景観が楽しめたことなどが好感された。これに対し、十勝圏は食事、景観の面で満足度が低い結果となった。食材や景色への期待感が高い分、「『意外と特徴がない』と感じる人も多いため」と分析している。


* ソフト面で遅れているようですね。せっかくの観光資源がもったいない。

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