道営住宅の１室で丹精こめて大麻栽培 無職男を逮捕 石狩市

　石狩市の道営住宅の１室で大麻草を栽培し、ダンボール２箱分の乾燥大麻を隠し持っていたなどとして札幌市の３３歳の男が逮捕され、警察は栽培の経緯を調べています。逮捕されたのは、札幌市北区の無職容疑者（３３）です。警察の調べによりますと、容疑者は２８日、石狩市花川北の道営住宅の１室で大麻草１３株を栽培していたほか、ダンボール２箱分の乾燥大麻を隠し持っていたとして、大麻取締法違反などの疑いがもたれています。
この部屋は、容疑者が大麻の栽培用に知人から借りていたということで、室内からは栽培などに使う照明器具なども見つかり、警察に押収されました。調べに対し容疑者は「自分で吸うために１、２年前から栽培していた」と供述しているということですが、警察は大量の大麻が見つかったことから、売りさばく目的だったとみて栽培の経緯を調べています。

2012年5月29日
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7005445591.html