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生保の契約 道内は妻に手薄? 件数・金額全国最低 世帯主とは対照的

2007年01月02日 | Weblog
生命保険文化センターが30日までにまとめた本年度の「生命保険に関する全国実態調査」によると、道内では生命保険の契約が世帯主に偏る傾向が強く、妻の生命保険の加入件数や死亡保障保険金、疾病入院給付金の額がいずれも全国で最も低いことが分かった。

30日までにまとめた本年度の道内では、民間保険会社のほか郵便局の簡易保険、農協の生命共済を含む生命保険に妻(男性世帯主の配偶者)が加入している件数は平均1.4件(個人年金保険を含む)で、全国平均の1.7件を下回って全国15地域で最低だった。

妻の生命保険金額も、普通死亡保険金が789万円(全国平均991万円)で、道内の次に低い「大阪を除く京阪神圏」よりさらに約80万円も低かった。病気入院が一定期間以上続いた場合に支払われる疾病入院給付金も平均75万6000円(同84万5000円)で全国最低。

これとは対照的に、世帯主の場合は、普通死亡保険金が2000万円台に乗り、1000万円台だった中国、東北、北陸など7地域を上回った。疾病入院給付金も全国平均より高かった。

しかし、手厚い保険契約を結んでいるにもかかわらず、世帯主に万一のことがあった場合の経済的な備えに対する不安も強い。

「少し不安」と「非常に不安」を合わせた「不安」が82.7%に上り、平均を約10ポイントも上回って全国で最も高かった。妻の保険が手薄な背景には、このような不安感から保険料支出を世帯主に集中させているという事情もありそうだ。


■ 見出しのパッと見では誤って逆に解釈しそうなニュースです。妻がないがしろにされている訳じゃありませんよ。その逆です。妻にかける保険契約が手薄なわけで、言い換えれば「夫の受け取りが手薄」なんですね。記事によると妻の死亡で夫が受け取る額は全国最低なのに、夫の死亡で妻が受け取る場合はそんなに低くない、と。夫に自己犠牲的な傾向が強いのか、それとも妻がちゃっかりしているのか。いずれにせよ、女性上位の地域性が保険にも反映されているようです。

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