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北海道新幹線、「いっそJR東日本に任せた方が良かった」 国交省関係者からため息

2013年07月19日 | Weblog
JR北海道、止まらぬ特急出火 原因不明、不安な夏

 JR北海道の特急列車からの出火事故が止まらない。7月だけで2件続いた。出火場所はエンジン付近や配電盤など様々だ。原因は分かっていないうえ、トラブルのあった同型エンジンを使う車両は運転を見合わせるため、輸送能力が落ちたままで、北海道は本格的な夏の観光シーズンを迎える。
 同社は2011年に起きた石勝線の特急脱線・炎上事故を受け、10年間で1300億円の投資を盛り込んだ安全基本計画を12年11月にまとめた。その後もトラブルは減らず、同社に責任がある輸送障害は12年度に187件(速報値)と過去20年で最多を記録した。
 今年4、5月には、函館線でエンジンや車軸付近から出火する事故が続けて起きた。6月に就任した技術畑出身の野島誠社長は「安全が最優先」を掲げたが、その約半月後の7月6日に函館線の列車のエンジンから出火。15日の配電盤の出火事故は、11日に国土交通省に安全確保の徹底を野島社長が報告した4日後だった。同じ配電盤をめぐるトラブルは昨年2月にも起きていた。
 太田昭宏国土交通相は16日の閣議後会見で「大変遺憾だ。本気になって努力してもらわないといけない」と苦言を呈した。
 4月以降の出火事故のうち2件は、エンジンに燃料を送る装置の部品が破損していたことが分かっている。昨年9月の千歳線の潤滑油漏れ事故でも折れていた部品だ。JR北海道は調査のため、この部品を代理店を通して、製造したドイツのメーカーへ送ったが、7月になっても届いておらず、行方不明となったことが分かった。
 トラブルが止まらない原因について、JR北海道は、気象の厳しさをはじめ、電化されていない区間が長く、整備に手間がかかるとされるディーゼル車の多さなどを挙げる。
 だが、JRグループの他社の幹部は指摘する。「トラブル情報の共有ができていたのか」
 15年度には新青森―新函館(仮称)間に新幹線の開通が予定される。その北海道新幹線について、国交省関係者からは先行きを懸念する声が漏れた。「いっそJR東日本に任せた方が良かった」
(一部引用)

http://digital.asahi.com/articles/TKY201307170010.html

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