ハッピーフィート

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本年度アカデミー賞
長編アニメーション映画賞受賞作品です
これも、公開してすぐ観に行ったのに今頃ＵＰ


さてさて、観てみましたが…結果は…

(￣△￣;)エッ・・?

これっ、本当に子供向きの作品なんですか？

というのが正直な感想です。
子供が喜ぶとは、とても思えない作品でした。



主人公のマンブルの登場は、とっても可愛いんですね



可愛いですねぇ～　


でも、すぐデカクなります。



ウーン (Θ_Θ;)　超リアル…。


可愛いらしいとは…もう言えない絵ですね…

声優をイライジャ・ウッドがやっていても、
もう興味ゼロ…



当然、ヒロインもでかくなり…



コッチ向いて微笑んでますが…

超恐いぃ～　(((=_=)))　ガクガクブルブル



そんな２人（二匹）がデートするとこの通り。



(-ω-;)ウーン　

ラブラブデートというより…
どこかに　サクッ！と　刺さりそうな
シャープな勢いを感じます（笑）　稲中の井沢かよ…




中盤で、アミーゴスという漫画っぽい
ペンギン５人組が出てきてくれたので、
子供達はきっとコイツラに救われます

そう…コイツラのようにアニメは可愛くなきゃね




可愛くないなら、面白キャラが大事です




コイツラが居らなかったら、
本当に写真のようにリアルな映像の連続で
ＮＨＫの教育テレビと、何も変わらなかったかも


描こうとしている世界が南極のため、
背景は一面の氷の白、
空と海の青。
そしてペンギンの黒。

鮮やかさが足りないからこそ、
キャラクターをリアルペンギンではなく、
もっと愛嬌があって、
コミカルなキャラクターにして欲しかったなぁ～

アニメのわりに　地味すぎる…




その、一方、
音楽はかなりジャンルもバラバラで
統一感がないのが面白かった

フランク・シナトラのマイウェイなんて
おじさんソングがあると思えば、
プリンス
スティービー・ワンダー
ビーチ・ボーイズ
アース・ウィンド＆ファイヤ　
とかとか懐かしい名曲がザクザク出てくる


何より聞かせどころは、
クイーンの「SOMEBODY」を
先ほど紹介した全く可愛くないヒロインペンギンが
ゴスペル風に熱唱するところ

ヒロインペンギンのグローリアは、
顔は可愛くありませんが、
歌はサイコーに巧いです


さすがに…クイーンのこの曲が教育上よい名曲でも、
フレディ・マーキュリーのＤＶＤは教育上いいはずがない（笑）



全身タイツのモジャモジャおじさん　
が誰かを愛したいと歌うと子供は恐がるかも（笑）

フレディではなく、ペンギン達が美しい歌声で
とオーロラの中で奏でるハーモニーは、
映画の展開にもあってるし、
この曲の違った魅力を引き出し素敵なシーンとなっている


ちょっと冷めた目線でこの映画を鑑賞していたが、
締めくくりは…子供達ではなく、
大人がヒヤヒヤする展開になっている

子供達はこの映画の
クライマックスの恐ろしさ((ヽ(゜〇゜;)オロオロ(;゜〇゜)ノ))
が分かるのだろうか


この映画は、子供向きというより、
大人向けの映画と言って間違いないと思う。

いや、大人向けと言っても、
アメリカの大人向けと言って間違いない


環境問題・動物保護を訴える
ゴア派の映画だ。