猫野トクコの生活

気が向いたときにどうでもイイコトをダラダラ語るオナゴの日記

ミュンヘン&マザーテレサ

2006年02月19日 03時03分08秒 | 洋画を観たよ
公式HP:http://munich.jp/

試写会に当選し、映画「ミュンヘン」を見に行った。

ユダヤ系のスピルバーグだからこそ作れた力作だと思う。

でも、ワタシが見るには、ちょっと…いや、かなり勉強不足だった気がする。
パレスチナのゲリラ集団が、オリンピック会場でイスラエル人を殺害。
報復に犯人殺害を命じられるイスラエル人が主人公だ。

ユダヤアラブ…?
宗教や国家という感覚について、お馬鹿チンのワタシはよく分からなかった。
どこの国の人も顔が濃くって、顔だけではどっちがどっち?
ユダヤ人ってパレスチナ人?
パレスチナってのは、国じゃなくって地域のことなの?
パレスチナ人ってじゃー、どういうククリなの?
アラブ人ってどこの国の人なの?( ̄ー ̄?).....??アレ??

帰ってきて中東問題のサイトをよーくよーく勉強する羽目になった

でも、宗教的な問題が分からなくっても、
後半にはスピルバーグが何を言いたいのかが分かる作品になっている。

報復殺人を行う主人公を人間的に描いているので、
この作品がアカデミー賞がとれるかどうか…
これも宗教的な問題が大きな壁を作ってしまう気がする。

宗教勉強強化週間なのか???
偶然にも次の日に「マザー・テレサ」のチケットが手に入ったので見に行った。

インドのカルカッタが舞台なのだが、
学生時代に「シティ・オブ・ジョイ」という映画を見て、
カルカッタという都市の壮絶さを知ったっけ。
あんなに重たい映画を忘れていたなんて、
「マザー・テレサ」を見て思い出した…ワタシってやっぱり平和な日本人だなぁ。

インドには宗教が数多くあり、昔から残る階級制度により貧富の差が激しい。
皆がみんな、生きるのに必死で弱者はあっさり見捨てられる都市。
それでも、みんな必死に生きていく、命に重みのある「歓喜の都」なのだ。

安全な修道院を出て「マザー・テレサ」はカルカッタのスラムで活動し始める。
こんな人物が実在していたなんて。

どの宗教がどうって訳じゃない。
こんな生き方をできる人が実在していたことに感動した。

無宗教がいいことかどうか分からないけど、
宗教関係の映画はカルチャーショックが大きい。
無宗教だから、理解できない部分が大きいのかなぁー


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
映画いいですね! (モモンガ)
2006-03-05 18:22:20
猫野さん



ご訪問&コメントありがとうございました。

また遊びに来させていただきます。



テレサ (kimion20002000)
2006-03-13 20:09:12
TBありがとう。

テレサには、いくつかの評伝や、活動を伝える写真集やドキュメンタリー放送があります。機会があれば、探して観られればいいと思いますよ。
kimonさん、アドバイスありがとう。 (トクコ)
2006-03-14 16:29:15
ご訪問、アドバイスありがとうございます。



是非、参考にしてみたいと思います。

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