ワイルドスピードＸ3 TOKYO DRIFT

公式サイト　：　http://www.wx3.jp/top.html

映画はワイルドスピードＸ３　ＴＯＫＹＯ　ＤＲＩＦＴ
３作目に突入するところを考えると、
ハリウッドでは、1、２作目で興行収入を上げているらしい

ワタシは１作目も２作目も知らないのだけど、
３作目も製作できる人気シリーズだという安心感と、
３ということは、もうそろそろヤバイ頃かも
という懐疑心を抱きながら、上映開始を待った。

レースや車が好きで、スピード、改造車、ドリフトに
興味のある方のための映画なんだね。

車も次々に乗り換えるし、日本車もいっぱい出てくるので、
分かる人には見どころが多いのかも。
素人のワタシでも、カーアクションについては、
ＣＧじゃなくても、ここまで出来るんだという…
技術の高さに感心させられましたよっ

スタントに関しては、
レーサー土屋圭一が監修しているので、
彼の拘りも感じましたね。
本人も釣り人役で、カメオ出演してました。
台詞もなかなかよかったです


日本人タレントが多数出演してますので、
それも見どころかもしれませんよ
ＣＭに妻夫木君が出てますが、
彼も他の日本人も全員カメオ出演なので、
タレント名に飛びついて観に行くと
一瞬で消えますから要注意ですよ（笑）


ここから、ネタバレ　しますので、
楽しみにしてる方は、絶対に読まないでねぇ------------------------------

主人公は、スピード狂のアウトローなメリケン人です

色っぽい女の子をかけて、
その女の子のイカツイ彼氏とカーレスを
するところから始まります。

勝った方にワタシをあ・げ・るウフっ
そんな古臭い設定で・・・いいんでしょうか

このような序盤のストーリー展開から既に、
主人公に感情移入できず・・・この先、
ワタシは、どんどん曲がった見方をしていきます


日々の行いの悪さにより、母親から見放され、
牢屋に送られる寸前で、
日本で働く父親に引き取られることに・・・


日本に到着して驚いたのは、
ガクランを来て高校に通い始める主人公
老顔の大学生だと思っていたのに、
ガクランと言うことは高校生ますますビックリぃ～

先日、「出口のない海」の試写会で否定しちゃいましたが、
海老蔵君と伊勢谷君がフレッシュに見えるほど、
ガクランが、似合いませんでしたね


　
主人公はルーカス・ブラック（24）
２４歳にして似合わないところを見ると、
ヨン様のように三十路ガクランは有り得ません
http://blog.goo.ne.jp/tokuzuki/e/71aa9460d3a90966696f87747cefcb61
（しつこいくらい言っていますが、ワタシは韓国の三十路ガクランがツボです♪）


国外追放されたことに、全く反省する気のない主人公。
言葉も通じない日本国で、
早速、車を手に入れて、暴走したくてタマラナイ様子

ガクラン　が似合わないくせ　ガクランは関係ないけど。
危険運転は、メリケンに戻ってからやっとくれっ


主人公は、懲りない奴
また、色っぽい女の子に目をつけると、
またまた、イカツイチンピラ彼氏が登場・・・

またかよ・・・

主人公の思考回路は、だいぶイカレていらしゃるようで、
日本人のチンピラ彼氏にケンカを売ります。
チンピラ彼氏が、ナゼか英語がベラベラだから、
通じましたけど、普通はありえません


しかし、相手はＤＫ（ドリフトキング）と
呼ばれる無敵の腕を持つ男。
ドリフトが何かも知らない主人公は、
韓国系のハンに車を借りて、レースに参加。

結果は・・・・・・
ハンに借りた車は大破し、実力の差を思い知ることになる。
車を弁償するために、ハンの仕事を手伝う。
ハンは主人公に　ランエボ　をプレゼント（ヒュンダイかと思ってた…）
その車に乗ってドリフトを習うという展開。


日本の韓流ブームを反映させてあるのか
…んな訳ないんですけど、
ハン役の彼は、なかなかカッコよくて、
この映画でも　ハン流　でした（笑）
ハン様も、またナゼか英語ベラベラで、
面倒見がいいんですよね


ここから、無事に主人公が更生してくれれば、
何とか苛立ちも納めてあげるし、
ガクランが似合わないのも許してあげるわっ（しつこい）


ところが・・・主人公は更生するどころか、
チンピラＤＫの女に手を出し、ＤＫの怒りを買い、
そこにいろんな要素が加わって、
皆で東京都内を追いかけっこすることになる。　

この追いかけっこは、スリル満点でしたよ。
ＣＧや、大掛かりなジャンプとか、そんなのなくても、
プロのスタントマンの技術で、手に汗握るシーンでした。


ところが、ハン様・・・死亡　
　　　ハン流シューリョー－－



主人公の恩人、ハン様が死んだ・・・。
自分の乗っていた車も衝突し大破した・・・。

さぁ・・・、もう暴走行為は止めようよ。
君は更生するために、日本にやってきたんだろ
ハン様を早く車から出してあげて

ところが、頭の悪い主人公は、
ハン様のご遺体も、自分が壊した車も、
被害者の他の車も、全て放置して電車で移動。
・・・　ガタンゴトン　　　　なんだそれ

おい、オマエの車、ハン様に借りた車だろ( #` ￢´#) ノコラ!
何台潰すんだよっ　
ハン様を弔う気がないなら、いい加減、メリケンに帰れ



チンピラＤＫの伯父さん、ヤクザの大ボス千葉真一が登場
千葉真一の側近には、ツルツルの小さなお爺ちゃんが
何人か取り巻きとして付いている。
迫力ゼロ

あのぉ・・・サニー千葉さん（ハリウッド愛称）
取り巻きは、もっと強そうなの用意して下さいね。


主人公は、ナゼか大ボスのサニー千葉さんに、
おかしな取引を申し出る。
チンピラＤＫと主人公、どちらかレースに負けた方が
この町を去り、ＤＫの色っぽい彼女を
手に入れることが出きるという内容。結局、女かよ・・・

日本人が何で住んでる町を去らなきゃならないの

そんな理不尽な取引あるかよぉ～
と思うんですが、英語ベラベラのサニー千葉さんは、
ＤＫに「勝てよ」とか言って、何故か快諾してしまうんですね。

えぇ～～～

　ブン(￣ロ￣=￣ロ￣)ブン　全くワカラン。

最後のドリフトレースに挑むＤＫと主人公

ＤＫ、頑張ってぇ～
ハン様の恩を仇で返すようなメリケン人は、
この町から追い出してくれ

そう願わずには、いられない映画でした。
違う意味で熱くなれました（笑）