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生活習慣病と胎児期の関係

2007-07-26 17:34:21 | Weblog

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生活習慣病と胎児期の関係
<生活習慣病と胎児期の関係>

糖尿病や高血圧など、かつては成人病と呼ばれた生活習慣病にかかるリスクの高さは母親のお腹の中で決まっている、という説があります。日本では『小さく生んで大きく育てる』を良しとする考え方もありますが、母体内できちんと栄養を与えてあげないと子供の体質に影響するということです。

【栄養取らない妊婦にリスク】 

胎内で母親から赤ちゃんに渡る栄養が不足すると、赤ちゃんの体は少ない栄養でも生きていけるように変化します。
この状態で生まれた赤ちゃんに急に栄養を流し込むと、処理能力の低い内蔵が酷使されることになります。

たとえば、腎臓なら低体重で生まれた子供は血液から老廃物をこしとる「糸球体ネフロン」が少なくなるといいます。

『成人病胎児期発祥説と関連疾患』
心臓血管疾患,糖尿病,肥満,高血圧,慢性腎疾患,骨粗しょう症

【過激なダイエットは禁物】

1980年以降、生まれた時の体重が2500グラム未満の低体重児は増え続けています。多胎妊娠や高齢出産が増えたことに加え、安産志向の急激な高まりが背景にあります。
妊婦向けの雑誌やパンフレットでは、妊娠中の体重増加を最小限に抑えて「かっこよく産む」ためのノウハウが紹介されていることがあります。
「赤ちゃんと二人分の栄養を、は昔の話」などと妊娠中の体形維持がテーマとされ、カロリー制限することで「何キロに抑えたか」が妊婦の自慢話にもなるようです。
妊婦さんの体重が増えなければ低体重児は生まれやすくなります。

【日本の調査結果】

低出生体重児の出生比率は、1960年代には7.5%前後だったものが、1980年代後半から増加傾向を示し、平成13年度の全国の低体重児出生比率8.8%になっています。東京都港区の愛育病院が、妊婦約4500人を対象に、妊婦と赤ちゃんの体重を調べたところ、妊娠前の体格が「やせ」で妊娠中の体重増加が7kg未満の場合は、低出生体重児を生む比率が全体の15%もあるという結果が出ています。

【アメリカの調査結果ですが・・・】

さらに、米国内の調査では、出生児の体重と成長した後の心疾患発症リスクには相関関係があるといいます。体重が約2300グラム以下で生まれた子供が心疾患を発症するリスクは、標準体重(3200~3800グラム)で生まれた子供の約1.5倍。
動物実験でも、たんぱく質を制限したラットの子供は、成熟後の体脂肪率が2倍程度に高くなりました。もちろん、体重が増えすぎれば妊娠中毒症の原因にもなるから、決して妊婦の体重が重ければよいというものではないです。
肥満度に応じて、それぞれに適した栄養を考えるのが望ましいです。

【産んでからも安心】

『ただ成人病が起因するといっても、胎児期は原因が作られるだけで、生まれてからでも状況をよくするチャンスはあります。
特に母乳の成分は発症リスクを減らすのに有効といいます。』?
(日本経済新聞2006年3月8日夕刊より抜粋) 

妊娠した時は無理なダイエットはせずに、十分な栄養を摂ることが元気な赤ちゃんを産むためにも大事だということが言えると思います。
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