快読日記

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「身がわり―母・有吉佐和子との日日―」有吉玉青

2008年07月07日 | エッセイ・自叙伝・手記・紀行
《なぜか朝丘雪路の娘を思い出します》



ぱっと見は大きいけれど実はもろいボディに、桁外れに凄いエンジンが乗っかっちゃったみたいな有吉佐和子。
激しくて強いイメージを持っていたのですが、それはむしろこの一人娘にこそふさわしいようです。
解説で林真理子もいうように、大作家・有吉佐和子を完全に脇に回して正面から「作家の娘である私」を書ききっています。
有吉佐和子って家族から見たらどんな人だったんだろう?という興味から手に取ったわたしのような読者は正直ちょっと戸惑いますが、
処女作らしい必死の言葉との格闘を感じさせる文章にはやはり引き込まれます。
昔、ある雑誌の編集長が「書き手が、これを書かなければ死んでしまう!といって書いたものしか読みたくない」と言っていたのを思い出しました。
まさに有吉玉青にとってこれはそういう作品だと思います。

ところで「身がわり」というタイトルの真意は何なのか。
これが、考えれば考えるほどわからなくなるんです。

むー。もうちょっと考えてみます。

■7/3読了 新潮文庫 1992年刊 (新潮社から1989年に刊行された単行本を文庫化) 【日本のエッセイ】 有吉玉青(ありよし・たまお 1963~)
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