HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

十八番

2006年08月29日 | Weblog
 カラオケで歌わざるを得ないはめになると、歌う曲の一つがゴダイゴの「銀河鉄道999」。中学から部活動漬けの日々だったから、子供の頃に見た最後のアニメがこれ。とても音痴で、他の曲は調子が合わないが、これは不思議とばっちり。
 子供心にアニメが印象的で、大人になった今も、その物語が印象的に残像のように記憶に残る。確かな答えのないような問いかけの物語だったからか。
 惑星の「基準」の見直しのニュース。人間の価値判断が変わったところで、自然の事象は前と変わらないのだ。ルールがあると「すっきりするもの」だからかな。

 ルールといえば、先日、なじみにして貰っているスナック(兼業マスターが一人^^;)にギターを持ち込んで、カラオケにあわせて(ギターで)うたった。ボックス席の客人のおねいさんの歌声に、オクターブ奏法でこっそり加担。見知らぬ客人には、おそらくすっきりしない存在だったに違いない。

 ギターがあれば、何時間でも弾いていたいと思う。客観的に騒音だとしても^^;。
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Glay 『Winter Again』

2006年08月19日 | JPOP
 日本のメジャー音楽シーンにビジュアル系というスタイルのバンドが登場したのは90年代からか。「インディーズからメジャーになり」、というデビューの流れは、ビジュアル系ロックバンドの功績ではないか。
 しかし、その奇抜なスタイルとは無関係に曲の構成・歌の内容は「パターン化」され、私は、正直、あまり好きではないのだ。抽象化した言葉の羅列は、近頃のJPOPの歌詞づくりに今も生かされているように感じる。聞き手は歌詞の中にお気に入りの「言葉の羅列」を見つける。商業音楽の担い手達は、聞き手の感性をリサーチし「聞き心地の良い」歌詞を用意しているのでは、とさえ勘ぐってしまう。

 前置きが長くなったが、私にとってのGlayとは、まさにそんな存在であった…『Winter Again』という曲を聴くまでは。
 この曲の歌詞は、リアリズムである。同じ北国育ちだからこそ、さらにその感じ方は強いのかもしれない。自分たちの故郷(北海道函館市)を歌うなど、ビジュアル系バンドという固定概念からは到底考えられなかった。しかも、とても具体的な「あなた」を想定しての歌詞。今は夏で、季節はずれではあるが、夏に冬を想うとき、聞きたい曲の一つ。

 Glayは、この曲の時期以降、音楽的な方向性を旋回し現在に至る。TVなどにでることは少なくなったが、安定した音楽活動を続けている。そして、今なお、彼らを支持するファンは多い。ビジュアル的なものよりも、精神的な面でシンパシーを感じているファンが多いに違いない。

 そう思うのは、マネキン人形のような冷たさが、冬を歌うこの曲には微塵もないからだろうか。「ルーツ」という、誰しもが持っている軌跡。

 Glay - Winter Again(YouTube)

  
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八神純子 『TRUTH HURTS』

2006年08月17日 | JPOP
 久しぶりの長距離ドライブ。オンエアーされた彼女の曲に、このアルバムを思い出した。80年代後半から、結婚を契機として彼女は活動の拠点を日本以外へ置いた。歌の歌詞も、社会的なものをタブーとせず、当時南米で起こっていたアメリカによる他国への軍事介入を非難する歌などを歌っていた(「Sandinista」など)。
 現在は、その声を聞くことはほとんど無いが、あの伸びやかな声は今も健在だろうか。当時はわからなかったが、今になって彼女の歌声がすごいものであったと実感している。

JUNKO YAGAMI-TRUTH HURTS(YouTube)
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Scarborough Fair

2006年08月17日 | トラディッショナル
 Greendayの曲の伴奏を練習する中で、スリーフィンガーらしき指運びを何となく感じ、この2ヶ月程、S&Gの『Scarborough Fair』を練習し、何とか、強弱をつけたりすることができるようになった(「キャシーの歌」は、まだまだ速くてついていけない)。トラッドソング由来のせいか、いつもグリーンスリーヴスとゴッチャになる。
 その昔、この曲の歌詞は難しい、逆説的だとか教えて貰ったことを思い出し、ネットで検索してみるとおもしろいページを見つけた(演奏も)。
 この曲に興味のある人にとっては、もう知っていることなのかもしれないけれど興味深い内容で、一層この曲が好きになった。

 Web About the song Scarborough Fair
(MIDが自動的に演奏されちゃいます。)

 演奏 European Jazz Trio - 'Scarborough Fair'

 
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Greenday 『Minority』

2006年08月12日 | ロック
 『萌えブーム』なるもの。いわゆるアキバ系だとか、メイドなんとらやら。ちょっと前までは、「きもい」の一言で片付けられたサブカルチャーが、表舞台に。
 誰もが、人には話さないような「マニアック」な面を何かしら持っていたりする(「フェチ」とはまた違う意味合い)。それは、表に出すときもあれば、人に話すと馬鹿にされそうで、ひた隠しにすることもある。「ブーム」で左右されるようなものじゃないもの。

 時に、ライフスタイルそのものであったりする。

   Greenday 『Minority』(YouTube)
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