トカラ列島トカラうま!

鹿児島県のトカラ列島にある中之島に県の天然記念物「トカラ馬」が飼育されています。馬好き島民による現状レポートです。

入場

2006-09-30 19:11:47 | Weblog
今日は中之島小中学校大運動会でした。
地域の人ほとんどが集まりました。
秋は行事が盛りだくさんです。

平島も諏訪之瀬も今日みたいでしたよ。

与那国④

2006-09-29 20:45:15 | Weblog
海馬遊び
足がつかなくても与那国馬はちゃんと泳げます。

うちの子たち・・・海に入れたら・・・どうなるかな
いま草の食いすぎでお腹パンパンだから・・おぼれるな。

与那国③

2006-09-29 20:43:28 | Weblog
「Drコトー」が連ドラでまた始まるそうです。
撮影の舞台はここ与那国島です。
馬を走らせた海岸にひっそりと建っていました。
ちょっと記念撮影。

与那国②

2006-09-29 20:42:14 | Weblog
ふれあい広場の乗馬体験コースはいろいろです。
馬となじむように、引き馬や馬上体操・操作法を馬場で体験するものや、
浜辺までの遠出「外乗」。お母さん馬の脇で仔馬も着いてきます。
馬も乗り手もサポーター(スタッフ)もどっぷり海に浸かる海馬遊びなどです。
浜辺では波打ち際を疾走させてもらえます。おうまちゃん汗だくです。

広場のオーナーからアドバイスされた事は、女性ということを生かして「しとやかに・しなやかに・したたかに」行動すべきだということでした。
オーナー自身Iターンで島にやって来て、島の馬の利用や管理について疑問に思うことがあったそうです。
島に来た当初は土地がない・金がない・馬を飼育するノウハウがないと何もないところからスタートし、自分の馬を持てたのは移住3年経ってからだったそうです。
その体験から、不満に思う事があっても行政や保存会と自分との間に溝を作っては良くないと教えていただきました。
お金がない・人がいないというのなら、NPOやもっと簡単に立ち上げられる組織を作って、民間でやってみてはとのことです。
オーナーもまだ理想に思う夢の完成形の途中だそうです。

馬の世界で働く育成のプロは、短時間で馬を調教しなければ仕事になりません。
プロでなくとも乗馬クラブなどの施設で勉強すれば、効率的な仕事のノウハウを身に付けられます。
調教する側(人間)に迷いやブレがあれば、される馬はもっとブレる心配があるのです。
ところが、オーナーがおっしゃるには、在来馬はそれを許容してくれる資質を持っているのだそうです。
早く短い段階で完成させることを目指すのではなく、素人なりにたくさん時間をかけてもいいのだそうです。



与那国島①

2006-09-29 06:43:03 | Weblog
さあ、いよいよ与那国島。
日本最西端の島です。
馬ばっかり見てきたので、印象としては馬と牛がいっぺーおるなぁという感じ。
なんたって「東牧場」「北牧場」「南牧場」(←ここの馬は交雑種)あと乗馬クラブ2ヶ所と、与那国馬は島のいろんなところにいるのです。
私は今回比川地区にある「与那国馬ふれあい広場」にファームステイさせてもらいました。ここのオーナー久野さんは与那国馬に魅せられ移住してきた方です。いろいろお話を伺い、飼育も見学させてもらいました。
ここの馬は子馬を含め20頭。うち3頭は沖縄本土に行っています。いま居る種オスは2頭、去勢オスが3頭です。彼らはメスの群れとは完全に離れたところで飼育されています。
印象的だったのが、繋飼いと呼ばれる飼い方。水牛と同じ飼い方でした。くいに打ったロープで家畜を留めておくのです。周りの草が少なくなると場所移動。
牧柵が要らず、省力で飼える飼い方です。
給餌は朝・夕2回で、人が餌さやりにくると放牧場のメス達は集まってきます。首に縄をつけて柵の鉄柱につなぎ、食べている間身体チェックもかねてブラッシングします。
写真の子はオードリー。のんびりとした性格の優しい子です。

よりみち・竹富島

2006-09-29 06:41:12 | Weblog
石垣島で1泊して翌日の9/22、与那国行きの飛行機が11時15分発だったので、いそいで竹富島に行ってきました。
始発の7:30発。離島桟橋から高速船で10分程度。
竹富も台風13号の影響を受け、花も緑もなくなっていました。
でも私の目的は「水牛」。これまた大好きなのよね。
水牛は石垣島の人が昭和初期に台湾から持ち込んだものです。それが八重山全体に広がったのです。
水牛というだけあって、水が大好き。あと、暑いところで飼われているわりには暑さに弱い動物です。水と木陰が必要。
飼いたいな~。って水牛車の人に言ったら、やめなと言われました。
今台湾からの輸入は禁止されているようで、新しい水牛は農家からの払い下げや、本土のサファリパークがら譲り受けるのだそうです。
竹富島には「新田観光」(8頭)と「竹富観光センター」(12頭)の2社が水牛車を運行しています。どちらも繁殖はしていないようです。
西表島と由布島を行き来する水牛は繁殖しているみたいだったけど。
私は時間ぎりぎりだったので、コースの短い新田観光を利用しました。
イヤイヤっぽかったですが、ちゃんと水牛自分で牛車の引き口を首にくぐらせて準備していました。賢いんですよ。
白砂の道とサンゴの垣根と赤瓦の屋根。案内のニィニィが説明したり、歌ったり。ゆっくりと周ります。
白砂の道は、街頭がないので夜に月の光を反射させて明るくするためなんだって。
垣根のサンゴはただ積んであるだけ、人が乗ると崩れてしまうけれど台風の強い風は隙間を通るので崩れないのだとか。
その隙間にハブが隠れている事があるので、島の人は見つけやすいようにいつも垣根と道を掃き清めているのだそうです。

朝早く行って正解だったのが、まだ集められずに放牧地にいる水牛に会えたこと。写真とったりなでたりしていたら、飼育員のお兄ちゃんに危ないと注意されてしまって、退散。でも良かった。

ただいま

2006-09-26 20:38:17 | Weblog
本日早朝無事中之島に帰還いたしました。
昨日は那覇でお土産買ってる間に、あっという間に飛行機の時間。
空港でエンダー(A&W)に入りました。久しぶりだったので、マズーいルートビア飲んできたよ(^-^)
おかわりはしなかったー。

ところでみなさん、今回の旅では多くの発見がありましたが、初歩的な発見を一つご披露すると、
「鹿児島~那覇」空路はすばらしい。
1時間の旅でしたが、竹島・種子島・屋久島・口永良部・口之島・中之島・諏訪之瀬・悪石・(ここで席を反対側の窓側に変わって)小宝・(また席を替わって)奄美大島・喜界島・加計呂麻島・徳之島・沖永良部島・与論島・沖縄本島を空から見ることができました。
今回は雲の加減や飛んでいる位置から、平・宝・伊平屋・伊是名なんかは見られなかったけど、でも満足。
帰り、中之島の上空にさしかかったとき、「ここで降ります」って言いたくなるよ。

あと、すいている。帰りはガラガラ。ガソリン代稼げたのかな。
今回は船・飛行機・バス・車・モノレールそして馬・水牛車。いっぱい乗りました。

今日は帰ってすぐ仕事で、うちの馬たちに会えたのはやっぱり18時ごろ。
みんな変わりないようです。大きな怪我もないし。

与那国の話、石垣の話、いっぱいしたいです。
お世話になった方々、ありがとうございました。
何日かに分けてまとめたいと思います。