賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

ウメ 「月影」

2009年02月28日 | 
世田谷区・羽根木公園のウメを続けます。

「月影(ツキカゲ)」は野梅系青軸性の花梅。花色は青白色。花弁は丸く一重の抱え咲き、中小輪。
開花 2月中旬~3月上旬
  
江戸時代から続く名花で香りが強い。枝も蕚も緑色で美しく盆栽用として人気の品種。
  
これは「実の月影(ミノツキカゲ)」とありましたが、実梅の月影ということでしょうか。

  
こちらは「てっけんばい」。漢字表記は麗にオオザトで「てつ」(り、れき)、そして懸梅。
野梅性の花梅。開花は2月下旬~3月中旬。
茶室の下の通路沿いにありますが、小さく地味な花で立ち止まって見て行く人はほとんどいません。
私が花弁のあるのを選んで撮ったせいで、写真では花弁がそれなりに見えますが、
この花の特徴は花弁がほとんど退化して、しべだけが目立つ品種なのだそうです。
撮影中に良い花が少ないなぁとつぶやいていた私がおバカさんだったのですね。
そんなおバカもなるほどと頷いたのが別名の「茶筅梅(ちゃせんばい)」。

ウメ 「花香実(はなかみ)」

2009年02月27日 | 
21日の世田谷区・羽根木公園のウメを2種。

「花香実(はなかみ)」は淡紅色の八重、中輪。花期は2月下旬~3月下旬
  
花付き、花形、香り良く、実も取れることから名付けられたとか(花香美とも)。


こちらは「長谷川絞(はせがわしぼり)」。
撮ったなかでは、一筋だけ目立たぬように紅の絞りが入った花が見つかりました。
  
生田緑地の梅樹品種の立て札では野梅性八重咲の部にあり「絞り中大輪紅萼」と
記述されています。

ウメ 「思いのまま」

2009年02月26日 | 
21日の川崎市緑化センター・東園。

二ヶ領用水にかかる、みどりの吊橋側入口左にある「思いのまま」。

掛かっているプレートには
「ウメ“オモイノママ”<思いの儘> バラ科サクラ属 ウメの園芸品種 野梅系
花は遅咲きで淡紅色 爪紅 絞り 白に咲き分ける 八重中輪」
  
枝ごとに白、紅に咲き分けたり、同じ枝の中に紅・白の色違いの花が咲いたりと「思いのまま」に
咲き分けることから名づけたのでしょうが「思いのまま、には…」という意も感じられるのですがね。
別名が輪違い(リンチガイ)。

こちらは世田谷の羽根木公園で11日に撮ったもの。
白花がまばらに咲いていた中でわずかに見えた紅花。後ろに白(小さな絞りがありますが)と、
淡紅色の絞りが入ったものを従えていました。

ツバキ 「日月」

2009年02月25日 | 椿・サザンカ

前回の「越の麗人」が「日月(じつげつ)」の枝変りということで、その母樹を。
但し、こどもの国ではなく川崎市緑化センターで21日に撮ったものです。
  
「日月(じつげつ)」は白、淡桃、淡桃地に紅色の縦絞り、淡桃地に白覆輪など多様に
咲き分ける八重、割~散しべの中輪。花期は3~4月。
15枚ほどの花弁のうち、外弁は水平に広く開き、急に小型になった内弁は強く屈曲して、
貧弱な散しべか割しべを巴状に巻き込むように展開する。


こちらも川崎市緑化センターで撮った「日暮(ひぐらし)」。
白~淡桃地に紅色の縦絞り、白覆輪の八重、筒しべの中~大輪。花期は4~5月。
15~16枚の丸弁が三、四重に重なり、平開咲きからゆるやかに反曲する。
花弁には、しわも凹凸もなく、整った美しい腰高の花となる。江戸期からの古典品種。
  
「日」のつながりで載せたのですが、花の特徴には似たような記述があります。
見た目は日暮の方が派手ですし、花数もご覧のようにたくさん咲いてました。
〔今回の説明文は「新装版 日本の椿花」(淡交社)から引用しました〕

「越の麗人」 「玉之浦」

2009年02月24日 | 椿・サザンカ
22日のこどもの国。

温室を出たあと、あまり人っ気のない椿の森A地区で咲いていた「越の麗人」。
「もうだいぶ開いてますね」と、通りかかったのは、以前にも一度いろいろと教えてくれた係りの方。
  
「この花は咲き始めの宝珠咲きが魅力なんですよ」と教えてくださり、そのような花を探して
くださいました。やや近めにあったのは葉の陰に隠れていて、あとは樹のてっぺんのほう。
ブレていますが、ぎりぎり何とか分かるでしょうか。
「越の麗人」は宝珠~八重咲きの中輪で花期は3~4月。
極淡い桃地に淡い紅の覆輪、ときに縦絞りや吹掛け絞りがでる。
「日月(じつげつ)」の枝変りで母樹とはまったく異なる花形の突然変異に驚かされる。

  
その後30分ほど歩き回り別の区画で花を探していると「いいのが撮れましたか」と先ほどの方。
「玉之浦はもう撮りましたか?ここには1本あるだけですが、覆輪のきれいな花です」と、
またも教えていただきました。
私の通った方からだと死角に咲いていて、おそらく気付かずに通り過ぎたでしょう。
「先達(せんだち)はあらまほしきことなり」と実感させられた今回の2種でした。

「玉之浦」は一重の筒~ラッパ咲きの中輪。花期は1~4月。
濃紅色に白覆輪の美しい花で紅白の対比が鮮やか。
自然豊かな長崎県五島列島福江島の野生ヤブツバキの突然変異体。
市町村合併で新しく五島市となった地元のシンボルフラワーとなっている。
〔今回の説明も「色分け花図鑑 椿」(桐野秋豊・著、学習研究社・刊)から〕

金花茶 2

2009年02月23日 | 椿・サザンカ

前々回の金花茶その後というわけでもないですが、22日は「こどもの国」へ行きました。
  
満開です。壮観です。今回は、しゃがまずに上向いてパチパチできました。
  
金花茶の手前が「ハイドゥン」。花の数では金花茶に圧倒されてますが、
個々の花の存在感でハイドゥンも負けてはいません。

温室の裏手にある山野草のコーナーでは福寿草。

8日に来た時は、枯れ葉の中に花が10輪ほどで葉もなく、どことなく寂しかったのですが、
この日は華やかで、春を感じさせてくれました。

ツバキ 「天ヶ下」

2009年02月22日 | 椿・サザンカ
8日の「こどもの国」でいい状態で咲いていた椿を。
 
「天ヶ下(あまがした)」は一重でラッパ~平開咲きの中~大輪。花期は2~4月。
濃紅地に大小の白斑が入り、冬から咲くので人気が高い。
江戸時代の文書にある「雨ヶ下」「天ヶ下」とは異品種で、本種は関西方面からでたというが
由来は不明。
  
こどもの国・椿の森では先の2枚以外に、すごく良さそうなのが何輪かあったのですが、
通路と逆向きだったり枝や葉に隠れていて残念ながら撮れませんでした。
で、こちらの2枚は川崎市緑化センターの「天ヶ下」。
樹は小さいですが、紅一色から白斑が8割近いものまでいろんな花を咲かせていました。


椿の森で、もう一種きれいに咲いていたのが「加茂本阿弥(かもほんなみ)」。
一重の椀咲きで中~大輪。花期11~4月。こちらも関西産。別名「窓の月」(愛知)
  
白い花はちょっとした傷みでも気になるものですが、この花にはほとんど傷みは見えません。
「花も葉も肉厚。つぼみは丸くて大きく、開花前に先端から雌しべの柱頭をのぞかせるのが特徴」
ということで、たまたまそれらしいものを撮っていたのでつぼみも追加しました。
〔品種説明は「色分け花図鑑 椿」(桐野秋豊・著、学習研究社・刊)を参照〕

金花茶

2009年02月21日 | 椿・サザンカ
8日撮影のフォルダが違う日のフォルダ内に移っていたのに気付いたのが、昨日の「秋の山」のおかげ。
8日はある目的で「こどもの国」に行っていたのを危うく忘れるところでした。

これがその日の目当てだった「金花茶」。
ここのプレートには「花は光沢のある八重の黄色で、下向きに咲く。
日本ツバキ協会副会長だった桐野秋豊さんが1980年に中国から贈られた
1枝を接木して育てここに植えた。花期は通常2月、3月。」とあります。

私が参照しているのが桐野氏の「色分け花図鑑 椿」(学習研究社)で、
こちらから補足すると、
八重、ラッパ咲き、小輪。花弁は9~11枚。花期11~4月。
1956年に発表されるや、ツバキ界の長年の夢だった黄花の育種が可能となったことで、
世界中のツバキ愛好家を驚きと興奮の渦に巻き込んだ。
金花茶は他種との交配親和性が低いが、日本では現在40種もの品種が発表されている。

この日は低い枝のほうで下向きに咲いているのが多く、しゃがんで体をひねりと、
無理な態勢で撮りました。2、3日、肩の後ろに強いハリがあったのを思い出しました。
なお、今年1月5日に黄花のツバキとして関連品種を載せています。

  
同じ日に撮ったベトナムの椿「ハイドゥン」。この日は5、6輪咲いていたでしょうか
  
ハイドゥンは1月27日に一度紹介していますが、こちらの1枚目はその27日の開き始めのもの。
2枚目の2月8日のほうでは花弁が落ちたあとでした。
でも、隣にある蕾にはほとんど変化がないように見えますね。

ツバキ 「蝦夷錦」

2009年02月20日 | 椿・サザンカ
皇居・東御苑のツバキをもう一種。

「蝦夷錦」は白~淡桃地に縦~小絞りが入る八重、筒しべの中大輪。花期は3~4月。

樹が大きくなると花の変わりものが出て、ときには五色に咲き分ける。
これはそのひとつで紅花の「赤蝦夷」。
他には白花の「白蝦夷」、紅花(赤蝦夷)に白斑の「錦重(にしきがさね)」、
白花(白蝦夷)に紅色の吹掛け絞りが入る「都の錦」など。

一枚目のは白地ですが、こちらは淡い桃地の蝦夷錦でしょうか。
[説明部分は「色分け花図鑑 椿」(桐野秋豊・著、学習研究社)を参照]


これは、1月初めに花屋さんで買った鉢植えの「秋の山」。
2月になってようやく1輪開きました。
  
7日と8日に撮ったものですが、11日にはポトリと落ちていました。
手ごろなビンのふたに水を入れてのっけておいたところ、翌日には黒っぽい
シミのようなのも消えハリも出て一週間ほど楽しませてくれました。
19日になって、ややしんなりとしてきたのでそろそろ…でしょうか。
代わりに鉢の方で1輪開きかけています。

ツバキ 「百路の日暮」

2009年02月19日 | 椿・サザンカ
皇居・東御苑で撮ったツバキから。

「乙姫」は濃桃地に白斑の入る一重、猪口咲きで、筒しべ、わび芯の極小輪。
花期は12~4月。

三河数寄屋の花に白斑が入ったもの。
斑が入って美的価値が高まり、人気のある品種とのこと。


「百路の日暮(ももじのひぐらし)」。
桃地に濃紅色の縦絞りや白小絞りが入る八重咲きの中輪。花期は2~4月。

「中部日暮」の花色の枝変りで、桃地に紅の縦絞りや白の絞りが入る色合いは
ツバキには珍しいのだそうです。

こちらが白地に縦絞りが入る、母樹の「中部日暮(ちゅうぶひぐらし)」。
町田市の薬師池公園で、たまたま1枚だけ撮っていました。
なお「百路の日暮」の名前は、百路は桃地にかけ、日暮は母樹から。
日暮とは一日中、日暮れまで眺めていても見飽きない花の意で、ネットで調べたところ
他には、日暮(関東)、伊豆の日暮、江南の日暮(新潟)がありました。
[説明部分は「色分け花図鑑 椿」(桐野秋豊・著、学習研究社)を参照]

ジョウビタキ♀

2009年02月18日 | 野鳥

東御苑の二の丸では、最近トンとご無沙汰の鳥さんたちとも遭遇しました。
まずは「ヤマガラ」。
  
3羽か4羽いましたが、近寄らせてはくれませんでしたし、撮ったのもブレが多くて、
「いたよ」と言う程度のものです。

ヤマガラを撮っている時に頭上を飛んでいったのが「シメ」。
枝に止まったのを見て慌ててシャッターを押しましたが、これも…。

すぐに飛び立ったシメを追い、二の丸池の近くへ来たところでジョウビタキの♀が。

枝がジャマしていたので、そのまま止まっててチョウダイと念じつつ回り込み…。
撮影時間をみると、ヤマガラからジョウビタキまで7分ちょっとの出来事でした。

カンザクラにメジロ

2009年02月17日 | 野鳥

東御苑でカンザクラを撮っている時にメジロが2羽来てくれました。

蜜を吸い終わって首をぐるりと回しています。

忙しく動き回るし、枝や花に隠れたりと、なかなか思い通りにはいきません。


首と腕が疲れて見上げるのをやめた時、目に入ったのがツグミ。
出会いがしらのイッパツ。すぐに背を向けてトットコ、トットコ遠ざかります。

その後もう一度ツグミと遭遇。さっきのコとは違うようで、うっとうしそうな顔して振り返り、
あちこちついばみながらゆっくりと歩いていきました。

カワヅザクラ

2009年02月16日 | 
引き続き、皇居東御苑から。

本丸の天守台跡近くには「カワヅザクラ」。
オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種であると推定されている。
1月下旬から2月にかけて開花する早咲き桜で、花期は1カ月と長い。
花は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃い。
   
1955年に静岡県賀茂郡河津町の飯田勝美氏が原木を偶然発見。
新種と判明して1974年にカワヅザクラ(河津桜)と命名された。
河津駅近辺の河口から河津川沿いに河津桜の並木が約3km続き、河津町では1981年から
「河津桜まつり」を開催(今年は2月7日~3月10日まで)している。


東御苑の案内図ではカワヅザクラのある区画は「桜の島」となっています。
カワヅザクラとは反対側になるところでは「フキノトウ」があちこちに。

  
フキノトウのそばに、はちきれそうな蕾をたくさんつけた「ツバキカンザクラ」。
別の枝ではいくらか開花していました。
花弁は5枚で紅色の一重。関東近辺での開花は2月下旬~3月上旬頃のようです。
シナミザクラとカンザクラ(またはカンヒザクラ)との雑種と推定され、
原木は松山市の伊予豆比古命神社にあります。

カンザクラ

2009年02月15日 | 
梅は一休みして、11日に久しぶりに訪れた皇居東御苑から。

本丸・ケヤキ広場の「カンザクラ」。右の2本がカンザクラで左がフユザクラ。
   
遠くからもひときわ目だっていましたが、近づくとほぼ満開状態でした。
木にかかっていた名札にあったPrunus×kanzakuraは学名で、
大島桜と寒緋桜(かんひざくら)との雑種のようです。

  
「フユザクラ」はそろそろ終わりでしょうか。4弁と5弁の花がありました。

最後は「ジュウガツザクラ」。
フユザクラの隣にありましたが、こちらも花はチラホラと残っているだけでした。

ウメ 「一重茶青」 

2009年02月14日 | 
今回も羽根木公園の梅を。

「一重茶青 (ひとえちゃせい)」は羽根木公園の梅というPDF文書には記載がないので、
生田緑地の立て札(梅樹品種)でチェック。
野梅性一重咲きの部に「茶青花」というのがあり、説明文は「青白大輪花形端正貴品」。
これも私好みの表現でした。貴品は気品では?という気がしないでもありませんが…。
 
茶青花をネットで検索すると、開花は2月下旬~3月中旬、花色は青白で中大輪(2.5~3.5cm)
の一重、野梅性。大抱え咲き、花形極めて端正、品格が高く芳香が強い。
(…やっぱり、気品のようですね)

 
こちらの「八重茶青(ヤエチャセイ)」を、立て札は「白大々輪最上花」と表記。
ネット検索では、開花が1月中旬~2月上旬、花色は乳白で大輪(3~4cm)の八重、野梅性。
花は平開、花底が青いので青軸性の花に見える。萼は茶色。実はつくが良果ではない。

(ネット検索の項は主に茨城県営都市公園のオフィシャルウェブサイト内梅図鑑を参照しました)