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TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第1章空中線と電波伝播 (5)ディスコーン・アンテナ

2024年03月15日 | 「工学」見本記事

                 第1章空中線と電波伝播
       (5)ディスコーン・アンテナ


今回、お話いたします実用アンテナは、ディスコーン・アン
テナです。

名前は、聞いた事が無くても、見た事が有ると言う方もいら
っしゃると思います。このアンテナのイメージとしては、図
-1の様な形をしています。(実際の形は、図-3です。)ちょう
ど唐傘のお化けの様な形です。

   
1.[構造]
ご覧の様に上に円盤があり、下に円錐があります。つまり円
盤:Disc 。そして円錐:Corn を合わせた言葉です。
このアンテナと給電線(この場合は、同軸ケーブルになりま
す。)の接続の様子及び構造を図-2に示します。

   
図-2の下の方の円柱は、同軸ケーブルです。芯線(内部導線)
は、上の円盤に接続されています。

参考・・同軸ケーブルは、給電線の 1 種で以下の様な構造
    をしています。直流から高い周波数(広い周波数)
    の信号の伝送に使用されます。
    皆様のご家庭のTVと壁の間にある黒い円柱状の線
    が同軸ケーブルですので是非、一度ご覧下さい。
    無線の世界では、 送信機又は、 受信機とアンテナ
              の間に使用されています。



そして、 同軸ケーブルの外側のシールド線(網状の銅線: 外
部導線)は、下の円錐に接続されています。

図-2では、ディスクの部分を横線で描いていますが同軸ケー
ブルの芯線を軸に回転しますと図-1になります。そして、横
線で描いた部分の真ん中を中心に真上に折り曲げ、下側の斜
めの線で描いた部分を両側とも真下へ下げますと前回お話を
致しました半波長ダイポールアンテナを垂直に設置したのと
同じ構造になります。
図-2’

円盤や円錐は、実際には、金属板でなく、図-3の様に数本の
金属棒で作られています。(空中線では、面を数本の棒で代
用する事が良くあります)
    

2.[特徴]
通常、アンテナは、その大きさにより共振周波数が決まりま
す。その為、大きさは、使用する周波数により決まりますが
棒状のエレメントを太くしたり表面積を広くしますと、扱え
る周波数の幅が広がります

また、給電線とアンテナのインピーダンス:Zとの整合が取
れる周波数の幅も広がります。
実用のディス・コーン・アンテナでは、50 [MHz]  ~ 1500 
[MHz] と言うものもあります。
このアンテナは、扱える周波数が広い広帯域アンテナに分類
されます。

偏波 (電波の電界面が地面に対して 平行か垂直かはたまた少
しづつ回転するか) は、電界面が 地面と垂直 ( 磁界面が地面
に水平)ですので垂直偏波です。


<水平偏波と垂直偏波の使い分け>

続きは、3月の「法規」と「工学」のページでお読み下さい。


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