あ

これが19回目の夏らしい

今年も特別な夏など過ごせそうにない。

思いと行動が伴ったあの時のことをまた思い出す。

昔は余計な言葉より黙ってやる方だった。

昔の方がかっこよかったな。

表面で評価する人が大半だったけど、見てくれている人に一人でも出会えたことが救いだった。

その人がいたから必死に食らいついた。

今はどうだろう。現実を無理やり非現実に押し込んで逃げ込んで。

情けない。あの時の私が悲しい顔してこっちを見ている。

もらうことばかり望んでいる。

このままだと、愛されるわけないだろう。

むやみに出さず、黙ってやるべきことをやるんだ。