フィリピンの首都、マニラ近郊のボクシングジムを、友人の案内で多数見学する事がでました。
そこで、色々なボクサーを紹介されましたが、
「この子は12歳ですが、フィリピンチャンピオンです」
「この子は14歳ですが、アジアチャンピオンです」
最初はビックリしました。12歳でフィリピンのチャンピオンになれるはずないだろー...と
でも...よ~く聞くと、12歳のアマチュアボクシングのフィリピン国内のチャンピオン、14歳でアマチュアのアジア大会で金メダルを取ったと言う事でした。(まーこれはこれで、日本と比べるとビックリなんですが...)
フィリピンのボクシングジムは、子供から大人まで、プロもアマチュアも関係なくみんな一緒に練習していました。
アマチュアで実績を残した子、アマチュアで経験を積んだ後にプロボクサーになるのです.....まー、日本でも野球などを考えてみれば当たり前の話なんですが...日本では...
うちのジムは、日本プロボクシング協会にも加盟しています。アマチュアボクシング協会にも加盟しています。だから、同じジム内でプロもアマチュアも練習しています。
が....
プロとアマチュアはマスボクシング、スパーリングをしてはいけないという規則があります。
私共のジムが出来て約5年、「ボクシングを愛しているから」...ただこれだけの気持ちで、会長がジムを立ち上げました。
そして「同じボクシングなんだから、プロもアマチュアも関係ない!」と、アマチュア協会に加盟して、プロボクシング協会にも加盟して....
すると...過去にも感情的に、色々ブログ等に書きましたが...
プロとアマの確執?の間で、日々苦悩しています。私共は新参者なので、この確執?の理由は分かりませんが...過去に何かあったんでしょうなー....確執?の原因になるような、何か凄い出来事が、何かあったんでしょう....
でなければ、この確執?の意味が分からん...
先日もこんな話が漏れ伝わってました...
ある高校のボクシング部で練習するアマチュアボクサーが「プロボクサーになる」と決意をし、我が、TI山形ジムに行きたいと言ってくれたそうなんです。(山形市にはプロボクシングジムはうちだけなので)それを聞きつけたアマチュアボクシング関係者が...
「あんなジムに行くな!」
「プロボクサーなんかになってどうする!」
と罵倒し、ボコボコにしたそうなんです...
まー、人の話は伝わる程に大きくなりますから、真実とは思ってはおりませんよ、...噂は噂ですから....
しかし...
もし...
本当の話だったら...
悲しい事です。
最後になりましたが、写真は、フィリピンのボクシングジムで知り合った方の手なんですが...な、な、なんと指が6本!
野球、レスリングetc‥
他のスポーツは歩みより、お互い発展の為に協力し始めてると言うのに‥
昔なら辰吉選手、最近なら畑山、亀田選手でしょうか、プロの試合をテレビで見て高校、ジムでアマボク始める選手がほとんどなのでは?
持ちつもたれつで、お互い協力して行かなきゃだと思うんですがねぇ
お誉め戴き光栄です。今後とも宜しく御願いいたします。
殆どのボクシング関係者は、ボクシングを愛し、ボランティア精神で係わっていると思うのですが、一部の悪質な人間が、権力と利権を得ようとして、力を持ってしまったから、こうなってしまったのでは...