【Nikon D90, 2009/01/01 10:13:17, 24mm F/1.8 D, 24mm, 1/60 秒 - F/3.5, -2.0 EV, ISO 720】
昨日発症した「網膜剥離」の続報。いろいろ振り返ってみて経緯をまとめてみた。
- 12月30日の午後から右目の右下あたりがきらりきらり光るような気がして、気になっていた。実は、これが網膜剥離の前兆だったようだ。人間の目は、上下が逆に見えているということなので、剥離しかけた部位は、右下ではなく左上らしい。
- 2枚目の写真（大晦日のご馳走）を撮り終わり（12月31日）、母、妻、長男と乾杯をしてお寿司をつまみ始めた直後に右目に異変。右目の視界が墨を流したような感じになり、大騒ぎとなった（18時45分）。これが網膜剥離による毛細血管からの出血だったようだ（後で分かったが出血はなし。これは網膜裂孔、網膜剥離の典型的症状らしい）。
- 妻がいろいろ電話してくれて、偶然にも眼科医が当直していた「藤沢市民病院」の救急外来が受け入れてくれることになり、タクシーで病院へ(19時ころ）。藤沢市民病院で診療を待っているときには、墨が流れたような飛蚊症の症状が治まり、無数の点々とちょっと大き目の黒い点がいくつか見えるくらいとなった。看護婦さんが血圧を測ってくれた（結果は聞かずじまい）。
- 眼科医によれば症状からすると網膜剥離か高血圧による眼底出血だろうとのこと。脳の病気でなく、少しほっとした。でも血圧はそれほど高くないので、何故とも思った。網膜剥離等という病気は思いもしなかった。
- 19時50分ころに瞳孔を開く薬を両目に点眼し、20時10分ころから眼科医が検査。両目共に上、右上、右、右下、下、、、を見よと言われて、その間に私の目の中をレンズを通して見ていた。
- 上記の検査が終わると妻も呼ばれて、右目が網膜剥離の初期の段階（網膜裂孔）との説明を受けた。直ぐにレーザ光凝固手術をして剥離した周辺を固めれば治る確率は5分5分との診断だった。費用は、保険が利いて自己負担3万円くらいとのことだった。もちろん手術してくださいとのことになって、同意書にサインした。同意書はざっと読んだが、最後にもしものときは必要な処置をしても構いませんと書いてあった。
- 手術は、右目に麻酔薬を点眼し、レーザ光照射装置前に座ってレーザ光の照射を受けるだけ。緑色のレーザ光だったようだ。正確には数を数えていなかったが20回程度照射されただろうか、その度に目の奥に頭痛のような鈍痛が起こった。いつ痛みが増すのかと怯えながらじっと耐えるのは気持ちの良いものではなかった。
- 10分ほどで無事終了。最後に眼科医から結構痛かったはずですとの一言あり。まあそうでもなかった。終了した直後は、右目の視界はぼんやりとして周囲のものがピンク色に見えた。約10分ほどで、そのピンク色が消えた。視力も少しずつ戻った。特に点眼もなく、手術と治療が終了。外科手術が必要となった場合、どのくらい入院が必要かと聞いたら2週間という回答だった。後でインターネットで調べると眼球の奥にまで及ぶ手術で結構辛そうな手術らしい。。。
- 会計では3万円と思っていたら62,970円を請求されたが、医療事務をやっている妻の話では休日（時間外も？）加算が付いて約2倍となったそうだ。医者の説明不足であった。これについては、特に文句も言わず、カードで支払った。
- 大晦日ということもあり、病院の前にはタクシーがいなかったので藤沢本町から小田急で善行まで帰った。このときは瞳孔を開く薬のせいで光を見ると光を中心にぼーっとした感じに見えた。デジ1で言うと絞り開放状態といったところ。
- 自宅には、21時半前に到着。家を出てから僅か2時間半で戻ってきた。近くに良い病院があって助かった。感謝！同日の夜は、レーザ光凝固手術の影響からか、頭痛もしてテレビもゆっくり見ることなく就寝。
- 翌日目が覚めると、やはり右目には出血のあとが残り、ひどい飛蚊症の状態。非常に細かい無数の点々と糸状の物体が視界にあり、左目と比べると見え方の透明度が明らかに違う。眼科医には聞かなかったが、インターネットで調べるとこの症状は徐々に消えていくらしい。そう願いたい。
- 次の診療は、1月3日。救急外来で見ていただけるそうだ。
- 元旦の今朝は、1枚目の写真のおせち料理とお雑煮で乾杯。今年は、丑年。皆様、本年もよろしくお願いいたします。よい年になりますように！
【Nikon D90, 2008/12/31 18:35:30, 24mm F/1.8 D, 24mm, 1/60 秒 - F/2.2, 0 EV, ISO 560】
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