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CSで決める賞与の額!

2010年05月26日 | CS全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、CSで決める賞与の額です

さて、昨日のTIO21ブログでは、ディーラーの報奨金が第三者のCS評価によって金額に差がつけられることを書いた。これを社内で活かせないかを考えみたい。

例えば、メカニックや中古車営業マンの賞与支給額をCSによって決めるのだ。どう言うことかといえば、この夏の賞与は、基本給の2か月と年初に決めておく。この2か月の支給係数を、CSの評価によって差をつけるのだ。

経営幹部は、CS全体の評価によって決める。社員は、部門別のCS評価によって支給基準を決めるのだ。評価が良ければ2か月を超える支給基準になる場合もあるし、その逆もある。

CSで頑張った人と、そうでない人で支給額に差をつけたいのであれば、個人別にCS評価を行い、決めることになる。メカニックなどの場合、お客さまと接する機会が少ないと正しい評価にならないことも考えられる。

その時は、社内で個人別のクレーム件数、再修理割合などを入れて「CS評価表」を作り、同僚や上司、あるいは後輩などから評価をさせればいい。個人別の売上というダイレクトな評価もいいが、長い目で見たら「CS」を評価対象とすることがいいだろう。

なぜかといえば、CSの方が改善活動を起こしやすいからだ。売上だと他の人が絡んでくるので、自分自身でどうにもならないこともある。それがCSであれば、仕組みの部分もあるが、本人自身で改善に取り組む項目が作り易い。

中古車営業マンも同じである。第三者からのCS評価が基本だが、それが出来ない場合は、営業マン別の「自社代替率」または「顧客キープ率」を評価項目としてみてはどうだろうか。

CSアンケート調査を実施していれば、割と簡単にこうしたことを行えるが、アンケート調査を実施していないと、CSを皆で高めましょー、と叫んでみても社員は実感が湧かないこともしばしばだ。

したがって、CSの大切さ、重要性を直接分からせるのは、賞与をCSによって差をつけることも必要ではないだろうか。この場合、クライスラーではないが、差は大きければ大きいほどショック療法になる。限度があるが、意識して差が目立つようにすることがいいだろう。


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