昔のトイレ事情!バキュームカーが無い時代はどうしていたの?

2015-12-11 08:44:56 | 日記





現在では水洗トイレが整備されていますが、昭和初期の頃は汲み取り式のトイレがほとんどでした。そんなトイレ事情の歴史について、教えて!gooにこんな質問が寄せられました。

「バキュームカーが無い時代はどうやっていたんですか?」

相談者は、水洗が普及する前はバキュームカーが来て汲み取っていたことは知っているのですが、バキュームカーがない時代はどのように処理していたのかわからないので教えてほしいと回答を募っています。

■専門の職業があった!?

「汚穢屋(おわいや)という職業がありました。糞尿の売買をする人達です」(SPS700さん)

「汲んで畑の横の肥え貯めまで運ぶ人が居ました、もちろん手数料を支払って」(kokubosinoさん)

「前にあるテレビ番組でしていたのですが、江戸時代は街中で借家を所有している大家は共同便所にある糞尿を農家に売って利益を上げてレブロン13モンスターハートビーツたらしいですよ。糞尿を運ぶ専用の運搬人もいたよう」(masa-uさん)

昔はし尿を処理することも大切な職業の一つだったようです。

■地位が高い人のものは買い取られていた!?

地位の高い人の排泄物は高く買い取られていたと回答するのはnananotanuさん。科学的根拠はないとしながらも、このようにコメントしています。

「江戸時代、大名?上位家臣クラスのものは、高く買い取られたそうです(私も本:専門書ではなく読み物 で読んだだけなので科学的根拠は無いですが)。庶民とは全く違い、ダントツに良いものを食べていたからとか」(nananotanuさん)

時代によっては、地位の高さによってし尿も高価なものと考えられていたのでしょうか…。

■し尿をのお礼に生活品と交換

「戦前の頃は、母親(90)に聞いた話しか知りませんが、便槽に溜まったし尿は農家の人が無料で引き取ってくれたそうです。お礼に、餅や野菜等を貰えたそうです(tpg0さん)

また、今から50年ほど前に九州に住んでいたというstaratrasさんは、小さい頃のことを思い出し、このように回答しています。

「九州の県庁所在地の市に住んでいましたが、幼いころは近在の農家の方が馬車で汲み取りにきていました。もちろん持って帰って『下肥』(しもごえ?人糞肥料)にするためです。その農家の方からお礼に野菜をもらったこともあったように記憶しています。今から50年昔にはこのような暮らしがありました」(staratrasさん)

今ではなかなか感じることのできない、し尿の大切さや処理の大変さですね。汲み取りを題材にした映画もあるそうなので、DVD化されているかは不明のようですが、興味のある方は探してみてはいかがでしょうか。

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