4日目。早くも最終日です。
宿の部屋のカーテンを開けたら、昨夜まで居なかったはずのやたらでっかい船が目の前にドーン!
これはもしや豪華客船というやつなのでは。
家族に写真を送ったら「ダイヤモンドプリンセス?」と来たので、まっさかーと思いつつ調べたらなんと本当にそれでした。この日だけ那覇に来ていたらしい。
帆船だったら速攻で港に走ってましたが、今回は時間も無いし、窓から眺めるだけにとどめました。しっかし初めて見たわ……ほんと移動する街ね。
飛行機が午前の便なので(というか那覇小松便は一日一便しかない)、今日はとっとと空港へ行って荷物を預け、身軽になってから機内に持ち込める分だけお土産を買う作戦。今回はお土産物屋さんに全然立ち寄らなかったので。
それでも少し荷物が増えていたので、最低限のものだけをショルダーバッグに入れて機内に持ち込み、バックパックは自転車と一緒に預入手荷物にすることに。規定重量以内なら荷物の個数制限なしなのが本当に有難いです。
なお、バックパック+ショルダーバッグを肩に掛けてのライドはいささか無理があったため、この日はショルダーバッグのベルトを一度外してハンドルに巻き付け、即席のフロントバッグのようにして空港まで走りました。これ、すごく良かった。偶然ですがバッグの底がちょうどボトルケージに入れたボトルのところに当たり、ズレたり揺れたりしないんです。ハンドルの操作にもほぼ影響なし。長く走るとしんどくなるかもしれませんが、空港までの1桁km程度では全く問題なしでした。
空港に着いたら、1日目と同じ場所で輪行の支度。飛行機に載せるときはあちこちをギッチリ縛ったり、ディレイラーやチェーンリングにカバーをつけたりと、普通に電車やバスに乗せて戴くより時間がかかります。で、かなり時間に余裕を見ていたんですが、……こう連日やってると流石に早くなりますねw だいぶ余裕でした。
なお重量は自転車とバックパック合わせてちょうど20kg。ひー、こっちはギリギリすぎる。お茶買い込みすぎなくて良かった……w
身軽になったら、あとは空港を満喫するだけ。四階の展望室から飛行機を眺めたり、お土産物屋さんを隅から隅まで巡ったり。
年に3度も行っていると、さすがに「推し土産」も出来てきます。前回美味しかったのをもう一度、今度は違うフレーバーで買ってみたり、行くたび何か買ってしまう八重山みんさーの小物をデザイン違いで買ってみたり。
今回は思い切って「島らっきょう」も買いました。土のついたのが空港で売ってるとは思わなかった。帰ってすぐ教えて戴いたとおり処理して戴きましたが最高に美味しかったです。
買うのはりうぼうの紙袋に入るだけ。口を留めるバインダークリップを忘れましたが、手ぬぐいで縛って何とかしました(笑) 飛行機の荷物棚のなかで転げ出たりすると危険ですから、口は閉じておくのが鉄則です。次にやる時は口が閉められる袋を持って行くべきですね。学ぶことばかりだ……。
搭乗。そして有難う沖縄、また来ます!
って、これさっきまでいた宿のあたり、ダイヤモンドプリンセス……いますねw 普通のビルはもう判別できないのに……どんだけでかいんだ……。
あとはまた快適な空の旅を楽しみ、あっという間に小松へ戻りました。毎回JTAさんには本当に心地よく過ごさせて戴いて、感謝しかないです。有難うございます。
ちなみに、小松でも自転車は職員さんが手持ちで出口近くへ持ってきてくださいました。しかもパンプスの女性! 重いのに、本当有難うございます。台車を……使って……!w
今回再確認したんですが、自転車で走ること自体が目的じゃないんですね、わたしの場合。目的はあくまでも景色や史跡などで、自転車は便利な交通手段。
ただその便利さが他の何とも違うんです。
スピードは(わたしの場合)徒歩よりやや速いくらいから、混雑した車道より速いくらいまで。速すぎず遅すぎず、なんともちょうどいい。
道路脇や空や海との距離が近くて、仕切りがないから、風や草木の匂いも湿度も太陽の光も鳥や虫の声も全部ダイレクトに感じられる(もちろん雨も向かい風もですが……)。
あっと思ったらすぐに止まって、じっくりと見たり、写真を撮ったり、方向転換も、くるっと回れ右して引き返すのも楽々。クルマじゃ出来ないですからね。
積極的に迷い込むのが楽しい、古い集落の、軽自動車が一台やっと通れるくらいの細く曲がりくねった路地とか、レンタカーでは絶対にお邪魔できませんが、自転車なら大丈夫。もちろん車が来たら即刻自転車を降りて最大限避けて道を譲ります。
旅の恥は掻き捨て、という言葉が好きじゃないんです。こちらにとっては旅先でも、そこにお住まいの方にとっては我がまち、大事な「いつもの場所」です。汚したり邪魔をしたりするなんてもってのほか。ゴミも全部持って帰る。使い捨ての旅行用品もきらい。
騒音も排ガスも出さず、徒歩の次にお邪魔にならない(と思われる)小さな折り畳み自転車は、そういう意味でもぐっと気が楽でした。もっともゆいレールの中ではどうしても邪魔になってしまいましたが……。文句も言わず降り口をあけてくださった皆様、本当に有難うございました。
そして矛盾するようですが、輪行! めっちゃ楽しい!
自分の地元にあまり公共交通機関が発達してないので正直他人事だったんですが、すごい楽だし自由! 特に帰りをバスや電車にすると、自走より速いので(当たり前)、現地でゆっくり時間をとれるのが実に良いです。せっかく行って、慌しく走って帰るだけじゃ切ないですもん。
おまけにわたしの場合、人生二度目の輪行が飛行機になったもんで、そのあとにバスや電車(モノレールですが)の輪行をしたら「えっ楽」「早い」という感覚になってしまい、ハードルがだだ下がり(笑) ほんとにたたんで袋に入れるだけでいいんだ!?ってなります。カバーも固定も要らない……楽……。
でも飛行機も思ってたよりだいぶ楽でした。何より一度預けちゃったらあとは手ぶら! 身軽!(代わりに運んでくださるスタッフの方々本当に有難うございます)
ハマりそうです。輪行旅……。
(その5:持ち物その他編へつづく)
宿の部屋のカーテンを開けたら、昨夜まで居なかったはずのやたらでっかい船が目の前にドーン!
これはもしや豪華客船というやつなのでは。
家族に写真を送ったら「ダイヤモンドプリンセス?」と来たので、まっさかーと思いつつ調べたらなんと本当にそれでした。この日だけ那覇に来ていたらしい。
帆船だったら速攻で港に走ってましたが、今回は時間も無いし、窓から眺めるだけにとどめました。しっかし初めて見たわ……ほんと移動する街ね。
飛行機が午前の便なので(というか那覇小松便は一日一便しかない)、今日はとっとと空港へ行って荷物を預け、身軽になってから機内に持ち込める分だけお土産を買う作戦。今回はお土産物屋さんに全然立ち寄らなかったので。
それでも少し荷物が増えていたので、最低限のものだけをショルダーバッグに入れて機内に持ち込み、バックパックは自転車と一緒に預入手荷物にすることに。規定重量以内なら荷物の個数制限なしなのが本当に有難いです。
なお、バックパック+ショルダーバッグを肩に掛けてのライドはいささか無理があったため、この日はショルダーバッグのベルトを一度外してハンドルに巻き付け、即席のフロントバッグのようにして空港まで走りました。これ、すごく良かった。偶然ですがバッグの底がちょうどボトルケージに入れたボトルのところに当たり、ズレたり揺れたりしないんです。ハンドルの操作にもほぼ影響なし。長く走るとしんどくなるかもしれませんが、空港までの1桁km程度では全く問題なしでした。
空港に着いたら、1日目と同じ場所で輪行の支度。飛行機に載せるときはあちこちをギッチリ縛ったり、ディレイラーやチェーンリングにカバーをつけたりと、普通に電車やバスに乗せて戴くより時間がかかります。で、かなり時間に余裕を見ていたんですが、……こう連日やってると流石に早くなりますねw だいぶ余裕でした。
なお重量は自転車とバックパック合わせてちょうど20kg。ひー、こっちはギリギリすぎる。お茶買い込みすぎなくて良かった……w
身軽になったら、あとは空港を満喫するだけ。四階の展望室から飛行機を眺めたり、お土産物屋さんを隅から隅まで巡ったり。
年に3度も行っていると、さすがに「推し土産」も出来てきます。前回美味しかったのをもう一度、今度は違うフレーバーで買ってみたり、行くたび何か買ってしまう八重山みんさーの小物をデザイン違いで買ってみたり。
今回は思い切って「島らっきょう」も買いました。土のついたのが空港で売ってるとは思わなかった。帰ってすぐ教えて戴いたとおり処理して戴きましたが最高に美味しかったです。
買うのはりうぼうの紙袋に入るだけ。口を留めるバインダークリップを忘れましたが、手ぬぐいで縛って何とかしました(笑) 飛行機の荷物棚のなかで転げ出たりすると危険ですから、口は閉じておくのが鉄則です。次にやる時は口が閉められる袋を持って行くべきですね。学ぶことばかりだ……。
搭乗。そして有難う沖縄、また来ます!
って、これさっきまでいた宿のあたり、ダイヤモンドプリンセス……いますねw 普通のビルはもう判別できないのに……どんだけでかいんだ……。
あとはまた快適な空の旅を楽しみ、あっという間に小松へ戻りました。毎回JTAさんには本当に心地よく過ごさせて戴いて、感謝しかないです。有難うございます。
ちなみに、小松でも自転車は職員さんが手持ちで出口近くへ持ってきてくださいました。しかもパンプスの女性! 重いのに、本当有難うございます。台車を……使って……!w
今回再確認したんですが、自転車で走ること自体が目的じゃないんですね、わたしの場合。目的はあくまでも景色や史跡などで、自転車は便利な交通手段。
ただその便利さが他の何とも違うんです。
スピードは(わたしの場合)徒歩よりやや速いくらいから、混雑した車道より速いくらいまで。速すぎず遅すぎず、なんともちょうどいい。
道路脇や空や海との距離が近くて、仕切りがないから、風や草木の匂いも湿度も太陽の光も鳥や虫の声も全部ダイレクトに感じられる(もちろん雨も向かい風もですが……)。
あっと思ったらすぐに止まって、じっくりと見たり、写真を撮ったり、方向転換も、くるっと回れ右して引き返すのも楽々。クルマじゃ出来ないですからね。
積極的に迷い込むのが楽しい、古い集落の、軽自動車が一台やっと通れるくらいの細く曲がりくねった路地とか、レンタカーでは絶対にお邪魔できませんが、自転車なら大丈夫。もちろん車が来たら即刻自転車を降りて最大限避けて道を譲ります。
旅の恥は掻き捨て、という言葉が好きじゃないんです。こちらにとっては旅先でも、そこにお住まいの方にとっては我がまち、大事な「いつもの場所」です。汚したり邪魔をしたりするなんてもってのほか。ゴミも全部持って帰る。使い捨ての旅行用品もきらい。
騒音も排ガスも出さず、徒歩の次にお邪魔にならない(と思われる)小さな折り畳み自転車は、そういう意味でもぐっと気が楽でした。もっともゆいレールの中ではどうしても邪魔になってしまいましたが……。文句も言わず降り口をあけてくださった皆様、本当に有難うございました。
そして矛盾するようですが、輪行! めっちゃ楽しい!
自分の地元にあまり公共交通機関が発達してないので正直他人事だったんですが、すごい楽だし自由! 特に帰りをバスや電車にすると、自走より速いので(当たり前)、現地でゆっくり時間をとれるのが実に良いです。せっかく行って、慌しく走って帰るだけじゃ切ないですもん。
おまけにわたしの場合、人生二度目の輪行が飛行機になったもんで、そのあとにバスや電車(モノレールですが)の輪行をしたら「えっ楽」「早い」という感覚になってしまい、ハードルがだだ下がり(笑) ほんとにたたんで袋に入れるだけでいいんだ!?ってなります。カバーも固定も要らない……楽……。
でも飛行機も思ってたよりだいぶ楽でした。何より一度預けちゃったらあとは手ぶら! 身軽!(代わりに運んでくださるスタッフの方々本当に有難うございます)
ハマりそうです。輪行旅……。
(その5:持ち物その他編へつづく)