ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

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タレントの行き過ぎ行動。TVとタレントの勘違い

2005-04-13 10:13:29 | Weblog
「TV番組でキス強要」 女性が抗議、テレビ大阪が謝罪 (朝日新聞) - goo ニュース

ちょっと有名になると、何をやっても良いと勘違いするらしい。

「2人は制作側の企画に従って、番組をおもしろくしようとしてやったのだと思う。」
だそうだが、面白ければ何でも良いわけではない。

タレントの恥部を公開したり、私物を壊したり、嫌がることをやらせて笑う番組が多い。
決して良い番組とは思わないが、視聴率も高いのだろうし、人気もあるのだろう。

しかし、それは自分たちに関係のない、対岸の火事だから笑っていられるのだ。

TVでタレントが殴られたってこちらには痛みは伝わってこない。
馬鹿にされたって、悔しさは伝わってこない。
嫌なことをされたって不快感は伝わってこない。

でもそれが現実に自分に起こったら、画面の向こう側のことではすまない。

今回は放送しなかったことと謝罪したことで、事後の処置としては適切であったと言えよう。
しかし、笑いを取るため、面白くするため、話題になるため、視聴率のため、を
第一義に考えていると、このようなことは繰り返されると思う。

チャネル数が増え、どこもかしこも同じような番組で、視聴率を上げるために、
逆にどんどんとレベルが下がっていく。
そして、タレントも制作サイドもTV局も驕り高ぶり勘違い。
メディアの自殺行為です。
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