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試写会「ネガティブハッピー チェーンソー・エッヂ」@スペースFS汐留

2007-12-26 23:08:02 | 映画感想
2007/12/25、新橋駅近くのスペースFS汐留。
200席足らずの館だが、造りは非常によく、
ゆったりと見れるので好きな会場の一つ。

eiga.comの独占試写会。

同名小説の映画化。かなり飛んだ内容。
市原隼人、浅利陽介、三浦春馬、関めぐみ。

「日活提供の予告編に引き続き本編をご覧ください」のアナウンスの後、
いきなり、「映画の撮影録音は犯罪です」が始まる。

これって、予告の後、本編直前にやるんじゃなかったっけ、と思っていると、
本編が始まった。

***

冒頭は、日光江戸村風のオープンセットを逃げる女子高生と、
それを追うチェーンソウ男。
そして、その二人の戦いに巻き込まれる男子高校生。

場面は変わって、肉を万引きして逃げる高校生、山本陽介(市原隼人)。
典型的なダメ男の不良高校生、陽介は、
その晩、公園でたたずむ女子高生を発見する。

「何やってんの?」と聞く陽介に、
「あんた死ぬわよ。」と答える女子高生、雪埼絵里(関めぐみ)

はたして、突如現れた謎のチェーンソウ男。
二人は戦い、巻き込まれた陽介はかすり傷を負い、
チェーンソウ男は逃げていく。

翌日、陽介は絵里に会い、食事をおごる代わりに事のいきさつを聞く。
ともかく、絵里は毎晩チェーンソウ男と闘っているというのだ。

平凡な日常から逃れるべく、往き帰りの足(自転車)として重宝がられながら、
毎晩絵里の戦いに付き合う陽介。

戦いでは全く役に立たないが、徐々に絵里の心も打ち解けてくる。
そんなある日、陽介にも転機が訪れる。

千葉の寮から、サッポロの両親のもとに引っ越すことになった陽介。
陽介と離れることを気にしつつ、チェーンソウ男に戦いを挑む絵里。

しかし、その夜のチェーンソウ男は、強大に変化していたのだ。
はたして絵里の運命は、陽介の運命はどうなるのか。

はたしてチェーンソウ男とは一体何なのか。
それを倒すことはどういう意味を持つのか。

***

陽介(市原隼人)とその仲間、渡辺(浅利陽介)能登(三浦春馬)。
能登役の三浦春馬は金髪で「恋空」を思わせる風体。
この映画ではガンではなく、バイク事故で命を落とすが、
陽介は能登を越えられないと悩んでいる。

平凡な日常と、突拍子もない夜の行動。
何が現実で何が虚構か。
ここまで、ぶっ飛んだ設定だと、かえって清々しいというか潔い。

CGはなかなか。
細かいパーツが多いCGは大変なはずだが、
そこここでうまく使われ、きれいにまとめている。

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