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映画「交渉人真下正義」(NEGOTIATOR MASHITA MASAYOSHI)

2005-05-09 18:55:03 | 映画感想
「踊る」から派生した物語。
製作発表では、
「スケジュールの空いているのがユースケ・サンタマリアだけだったので」と
監督にからかわれていましたが、冗談だったのでしょう。

**

さて、物語は「踊る2」の事件解決後、
マスコミの注目を受ける真下正義のシーンから始まり、
「踊る2」が伏線になっていることを示します。

その1年後のクリスマス・イブ。
警視庁のホームページが改ざんされ、
真下正義出て来い、一緒に地下鉄を走らせようと書き込まれる。

犯人はいたずらでないことを示すため、
葛西の公園でゴミ箱に仕掛けた爆発物を起爆させる。

地下鉄のフリーゲージ(軌道幅を変化でき、どの路線にも乗り入れられる電車)の
試作車両クモE4-600が、突然動き出し、
満員の電車を追う、という事件が起きる。

犯人からの挑戦と見られ、真下警視が地下鉄の指令室に乗り込んでいく。
しかし、地下鉄職員からは疎んじられ、捜査は進まない。

一方、クモE4-600(通称クモ)は、電車を追いかけたり、とまったり。
しかも遠隔から無線で操作しており、の運転席は無人だった。

(このあたり急ブレーキや接触など、
 福知山線の電車事故とのタイミングが悪いが、映画では人は死なない。)

クモは、なぜか司令室の監視モニターから消えてしまう。

犯人はまだ爆弾を仕掛けているようで、真下警視に謎解きを仕掛けてくる。

地上(木島警視=寺島進)と地下(=地下鉄司令室、真下警視=ユースケ)が
連携してクモの停止と犯人を突き止めるため頑張る、といったところ。

**

水野美紀、小泉孝太郎、柳葉敏郎、高杉亘など「踊る」のメンバーが多く出演。

地下鉄の指令長に國村隼、その母に八千草薫、
臨時ダイヤを組む職人肌に金田隆之介、広報にアリキリの石井。

西村雅彦が指揮者として登場。
(指揮のシーンは研究したのかな、結構うまかったよ、本物らしかったし)
エンドロールの後に何カットかあり、
例の3人組(3アミーゴズ)も出ますので見逃しの無いように。

まずまず面白い。

いくつかの緊迫シーンが同時進行するが判りやすく、
こんがらがったりはしません。

アリキリの石井が説明役になっているが、
ユースケに説明するスタイルを借りて観客に説明するのも判りやすい。

「踊る2」ではユースケの(真下警視の)のほほんとしたサブキャラが
良い味を出していたが、メインキャラでもいけるじゃん、てとこ。

エンドロール時のスライドは、事件解決後の想定だろうが、
それだと若干矛盾する絵もある。
まあ、それもまたご愛嬌。

また、ここに(私には)意外なシーンもあったので付け加えとく。
「容疑者室井慎次」へのネタ振りか?


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1 コメント

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コメント有難うござい真下 (YOSHIYU機)
2006-10-21 00:16:59
TB出来なかったのは別に構いませんが

URLが分からず、少し困りました(^_^;)



主演ユースケでどうか?と思いましたが

悪くない映画でしたね。

良い映画とは言えませんが。

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