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映画「予告犯」@109シネマズ木場

2015-06-26 19:59:34 | 映画感想
2015/6/26 109シネマズ木場。
シアター4。D列中央を選択。
席の配列が左右対称ではないが、8、9辺りがスクリーン正面になる。

**

生田斗真、鈴木亮平、浜田岳、荒川良々、戸田恵梨香。



新聞紙のマスクをかぶり、ネットカフェから犯罪予告をする
ハンドル名「しんぶんし」

右手を突出し「明日の予告を教えてやる」と。

火を通してやると予告された食品会社は実際に火事になり、
現場には予告と同じ風体の新聞紙男がいた。

過去にも予告と制裁がされており、
飲食店でゴキブリ天を作った男にはゴキブリ天を食わせ、
レイプ被害者を自業自得と罵った男にはバイブを突っ込む。

配信は特定のネットカフェのチェーン店を介して行われていたが、
犯人はセキュリティトークンを使って発信元を偽装していた。

警視庁サイバー犯罪課の吉野絵里香(戸田恵梨香)は捜査に全力を挙げるが、
4番目の予告として、採用面接に来た男性を罵ったツィートを流した男には
制裁を生中継するという。

発信元を特定した吉野らは現場に急行するが、そこも偽装。
実行犯の所在は不明だった。

メディアがこれを取り上げるとネット規制に乗り出す政治家(小日向文世)が登場。
「シンブンシ」はこれを抹殺すると予告したため、公安部が捜査に参入。

吉野のチームは犯人の目的が別にあるのではないかとも推測し、
公安部とは別の観点から捜査を進めていく。

果たして予告犯の狙いは何なのか、その目的とは。

**

時系列に沿わない展開で、観客に予告犯の全容を知らせないで進み、
徐々に予告犯の主犯(生田斗真)の意識や計画を明らかにしていく。

ネット中継ではニコ動(ニコ生)風にコメントが流れ、
ツィッター風の感想のタイムラインも流れる。

なお、筆者はどちらもやらないので、現実のそれらと
どの程度類似/相違しているかには全く知見がない。

同様にネットカフェ、およびそのセキュリティについては全く知見がないので、
現実にどのような対策が取られているのかは気になるところだ。



仲間も警察もみんなゲイツ(生田斗真)にしてやられたわけだが、
生田斗真が良いとこもっていきすぎかもね。

もう少し模倣犯が多く出ても良いのかと思った。
原作は知らないが、模倣犯続出では映画としてはまとまりが付かないのかも。

戸田恵梨香が最後に産廃業者のタコ部屋に行ったのは、論理的結論?
それとも動物的勘?

新聞から、新聞名、日付、版、発行地域などが判るはずだが
それは手掛かりにはならなかったのか、全く触れられなかった。



世の中理不尽なことが多い。
滝藤賢一の所業は激怒ものだが、IT業界にはあれに近い無理難題を
押し付ける上役や顧客は山ほどいる。
とはいえ、あんな嫌な同僚ばかりではないと思うが、
倒れるまで突っ走れ、では身が持たない。

職安(ハローワーク)もあそこまでテキトーではないと思うが、
IT系求人には会社の所属社員数の何倍もの求人があるような
どうかと思うものも多いのでよく吟味されたい。

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