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「官房機密費」民主党の変身 透明化推進から存在自体を否定

2009年10月15日 | 政治 経済
「官房機密費」民主党の変身 透明化推進から存在自体を否定
10月14日19時5分配信 J-CASTニュース

 首相や官房長官の判断に基づき、自由に使えるとされる内閣官房報償費(官房機密費)についての民主党の姿勢が野党時代とは様変わりしている。機密費に関して、支払い記録の作成を求める法案を提出するなど、透明化へ積極的に動いていたが、政権交代後は機密費の存在自体をはぐらかすなど、あいまいな態度に終始しているのだ。

 平野博文官房長官は2009年9月17日、記者会見で官房機密費について問われ、「そんなものがあるのですか。全く承知していない。承知していないからコメントできない」と話した。機密費の存在自体を否定した形だ。

■民主党は01年に「機密費流用防止法案」を国会に提出

 そもそも官房機密費とは、「国の事務、事業を円滑かつ効果的に遂行するため、機動的に使用する経費」とされ、情報公開法の対象外とされている。使用目的や金額なども明らかにされていない。02年度からは毎年約14億6000万円の予算が割り当てられ、ほぼ全て使い切られている。

 以前からことあるごとに問題となっていて、2001年には当時の塩川正十郎財務相がテレビ番組の中で、宇野内閣の官房長官時代に官房機密費を「野党対策に使っていることは事実」と暴露。首相官邸の会計課長が管理し、常時4~5千万円用意していた、とした。ただ、国会で共産党議員に追及された際には発言自体を「忘れました」ととぼけた。

 02年には、共産党が、宮沢内閣時代に官房長官だった加藤紘一氏が使っていたとされる「金銭出納帳」という官邸の内部文書を公表している。官房機密費の収支の一部がここに記載されており、野党だった公明党議員への「背広代」が計上されていたほか、加藤氏出身高校の同窓会費への支出や、ジャーナリスト・田原総一朗氏に「香典5万円」と記録されていた。

 民主党は01年に外務省の要人外国訪問支援室長が機密費横領で逮捕されたのを受け、「機密費流用防止法案」を国会に提出。「機密費支払記録書」を作成し、特に機密性の高いものは25年、それ以外のものは10年経過したら公開することを義務化したもので、02年には当時の政調会長だった岡田克也氏も、

  「官房長官が自分の判断で使用できる金額の内容を開示せず、不明瞭な状態を保っていることは極めて不十分であり、非常に不満に思う」

と発言していた。その後の05年の政策集にも同様の法案成立を公約に入れており、機密費の不透明さに対して、一貫して厳しい姿勢をとっていた。

■「現在民主党には党としての考えはありません」

 では、平野官房長官の発言は一体どういうことなのか。民主党は、機密費に対しての考え方を変えてしまったのだろうか。民主党・政策調査会の担当者は、

  「機密費に関しては、質問主意書を提出するなど、疑問に思っている議員が個別にはいるようですが、現在民主党には党としての考えはありません」

と話す。04年には民主党の長妻昭氏が機密費の情報開示を要求する質問主意書を国会に提出していた。一方、民主党の09年の政策集には機密費に関する具体的な記述はない。

  「『機密費流用防止法案』を提出していたころからは、もう何年も経っていますし、もし(党としての考えが)あれば機密費を透明化する法案を提出するなどの項目が政策集に入っているはずです」

とのことだった。ちなみに、機密費に関するマスコミからの問い合わせは平野官房長官の発言以降も特になかったとのことで、「知っている範囲では初めて」だったという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091014-00000002-jct-soci








民主党が1000万円の和解金 「答える必要なし」と説明拒否
2009/10/ 8 19:34

民主党が、和解金として都内の病院に1000万円を政治資金から支払っていたことが分かった。一部週刊誌は、かつてのガセメール事件に関連するものと報じた。だが、民主党は、税金が使われる政治資金の使途について、「お答えする必要はありません」と説明を拒んだままだ。

ガセメール関連、と文春は報道
総務省サイトで、1年も前の政治資金収支報告書に目を通すと、民主党の政治活動費の中に、引っかかる支出目的の項目が見つかる。
それは、東京都内の病院に支払われた和解金だ。支出は2007年5月28日付で、なんと1000万円にも上る。しかし、その項目では、渉外費とあるものの、備考欄にもどんなことで使われたのか書かれておらず、支出の意図は謎だ。
実はこの病院、2006年に騒ぎになった民主党のガセメール問題で、当時の永田寿康衆院議員が一時入院したことがある。週刊文春の09年10月7日発売号によると、民主党が支払った1000万円もの和解金は、このときのことに関係するものというのだ。
永田議員は、マスコミから雲隠れするため、この病院に身を隠したとも言われる。入院したのは、わずか5日。これに対し、文春は、親族がいるこの病院を永田議員に紹介した民主党衆院議員の話として、入院当時、マスコミが殺到したため、外来患者に迷惑がかかり、病院のシステムにも障害が出たことを報じた。ちなみに、永田議員は、09年1月になって自殺している。
とはいえ、文春の記事では、1000万円の和解金が、本当に永田議員の入院に関係するものかどうかについては明らかにしていない。

「お答えする必要はありません」
1年も前のことが、なぜ今、週刊誌報道になったのか。
真相は不明だが、あるブロガーが、自らのブログ「地獄への階段」の2009年9月12日付エントリーで、民主党の収支報告書に載った不思議な和解金について、永田議員と関連づけて書き込んでいる。文春の記事も、ブログの内容に沿っており、これがきっかけなのかもしれない。
もちろん、1000万円の和解金は、ガセメール問題以外のトラブルや事故など別件による可能性もなおある。そこで、民主党本部に、その内容についてどんな政治活動の結果なのかを取材した。
ところがだ。報道担当は、「収支報告書の通りです。それ以外はお話しすることはありません」の一点張り。税金が使われている政治資金だけに、その説明責任についてどう考えるかを聞いても、「なぜお話ししなければならないのですか。お答えする必要はありません」と突っぱねられた。
さらに、和解金が支払われた都内の病院を取材すると、院長を出してもらえず、事務長は会議中などで忙しいとのことだった。
http://www.j-cast.com/2009/10/08051321.html








脱官僚依存…実は“過去官僚”依存 政務三役の2割、霞が関OB
2009.10.12 00:18
 脱官僚依存を訴えて発足した鳩山政権。各府省の大臣、副大臣、政務官の政務三役を中心にした政治主導をスローガンに掲げているが、首相官邸をはじめ、気が付けば政府の中枢を霞が関OBが占有している。果たして官僚の経験をいかして政治主導に反映できるか、それとも「官僚OBによる官僚支配」になるのか。
 「一度役所に在籍すると、入れ墨が入っているのかどうか分からないが…」
 旧大蔵(財務)省出身の古川元久内閣府副大臣は7日の記者会見で、行政刷新会議に同省出身者が多いことを問われ、声をとがらせた。古川氏は同省在籍が6年、議員生活は13年。「新しい仕事を長くやっており、かつてどこにいたかだけで人を判断するのはいかがなものか」と厳しい口調で言いつのった。だが反論すればするほど「鳩山政権は石を投げれば官僚OBに当たる。『過去官僚内閣』だ」(自民党中堅)といった揶揄(やゆ)は広がっている。
 登用ぶりは数字の上でも表れている。首相と閣僚、副大臣、政務官の計67人中、過去官僚は13人で、19.4%を占める。
 民主、社民、国民新3党の国会議員436人中、官僚OBは45人で10.3%。政府入りした「過去官僚」の重用ぶりがうかがえる。ちなみに退陣直前の麻生内閣で政府入りした過去官僚は9人、13.4%だった。
 政権の看板組織の行政刷新会議も、古川氏を筆頭に、事務局長を務める加藤秀樹氏は旧大蔵省出身。会議の議員の片山善博前鳥取県知事は旧自治省OBだ。
 「政治主導の象徴」と位置づける国家戦略室も行政刷新会議も、実動部隊の事務スタッフは財務省からの出向者が多い。官邸で実務を取り仕切る松井孝治官房副長官も旧通産(現経済産業)省出身だ。
 政府は脱官僚依存を掲げる以上、官僚を頼れない。だが霞が関のノウハウは政権運営に少なからず必要だ。そこで貴重なのが官僚OBの存在だが、今のところ予想よりダイナミックさに欠ける運営ぶりに「形を変えた官僚支配といえないのか」(官僚出身ではない民主党中堅)との声もあがる。
 こうした懸念に対し、藤井裕久財務相は7日の記者会見で「『過去官僚』とは、霞が関の中で今までの仕組みがおかしいんだということを強く感じた人のこと」と語った。その藤井氏自身も旧大蔵省主計局の主計官を務めている。
(酒井充)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091012/plc0910120020000-n1.htm

国会対策:やっぱり官僚頼み 質問議員への事前聴取指示









小沢チルドレン“社会人常識外れ”ゾロゾロ

 民主党は13日、衆院選で初当選した新人に対し、国会の仕組みなどを教える研修の全体会合を国会内で開いた。

 民主143人と会派入りした無所属2人の計145人が対象。15人が欠席し、民主党の国対によると10数人は無断欠席。山岡賢次国対委員長は記者団に「遅刻しないことなどは社会人としての常識。国会議員だからルーズにしてもいいというのはとんだ思い違いだ」と苦言。出席した三宅雪子氏は「私にとっては入学式と思い、最優先した」と述べた。

 欠席した玉木雄一郎氏の事務所は「秘書が日程を間違え、議員は別の会議に出席していた。本当に恥ずかしい」と平身低頭。無断欠席した議員の事務所には、国対から文書で理由を説明するよう求める“おしかり”のファクスが届いたという。
[ 2009年10月14日 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/10/14/03.html









軽すぎる? 首相の夜日程 著名人との会合続々 夫人同伴も10回
2009.10.14 18:13
子どもたちとのファッションショーに参加し、ポーズをとる鳩山首相夫妻(代表撮影)

 ファッションショー出演、プロ野球選手との会食-。就任1カ月の鳩山由紀夫首相の執務終了後や休日の過ごし方をみると、著名人や民間人との私的会合が目立つ。「官邸は息が詰まる」と度々こぼす首相にとってストレス解消法のようだが、「軽すぎるのでは」と冷ややかな声も。

 「バー通い」で批判を受けた麻生太郎前首相は秘書官らと打ち合わせするケースが多く、メディアに分からないよう与党幹部らと密会することも度々だった。

 対照的に、鳩山首相は政治家との会合はわずか。会談相手を隠す様子はなく、相手は著名人が目立つ。

 9月29日夜は松井孝治副長官らと外食中に、グルメ評論家で知られる大手広告代理店ディレクターから会食の様子をインターネット上で実況中継したいとの申し出を受け、快諾。首相は「僕の目ってそんなに変かな」などとつぶやきながら、実況の書き込みを楽しげに眺めていたという。

 巨人ファンで知られる首相は9月21日、元巨人軍の桑田真澄氏と首相官邸でキャッチボール。今月6日は「韓流ファン」の幸夫人とともに韓国出身の巨人軍の李承ヨプ選手と会食した。今月3日夜は夫人とともにファッションショーに出演、タレントの美川憲一さんらと熱唱した。

 夫人同伴の会合がこれほど多い首相も珍しい。計3回の外遊には常に同行し、夫人同伴の外出は10回にのぼる。夫人の人脈で会合がセッティングされたケースもあるという。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091014/plc0910141814012-n1.htm







鳩山首相、連日のように“セレブ活動”…国民の心離れちゃいますよ

 鳩山由紀夫首相(62)は18日、幸夫人(66)とともに東京・田園調布の公園で開催されたイベント「第2回田園調布グリーンフェスタ」に参加した。高支持率を維持する友愛首相は、地元の人たちからも大人気だが、新閣僚らは概算要求やそれぞれの政策で奔走中。ファッションショーや映画祭出席など「セレブ活動」が何かと目立つ首相に、「このまま続けると国民の心が離れる」と指摘する声も出始めた。

 鳩山首相はストライプのシャツ、幸さんはデニムというカジュアルなファッションで、自宅近くの「田園調布せせらぎ公園」に登場した。写メールを撮る人や握手を求める人に囲まれ、夫妻はもみくちゃに。「みなさんと接触する機会は、政治家にとって一番の楽しみ」と語り、子どもたちとの写真撮影に応じ、花の苗を購入した。あいさつでは「田園調布に住み、何か町のためにもと思いながら、ご迷惑ばかりかける日々」と恐縮しながら「みなさんとのふれあいで、もっと自慢できる田園調布をつくっていこうじゃありませんか」と呼びかけた。その後は約1時間かけて歩き回り、園芸セミナーやこまなどの遊び方を教えるコーナーに立ち寄った。

 地元の民主党関係者によると、昨年は来場しなかったが、今年は「主催者から『もし、お時間があったらお顔を出していただけませんか』というお話をして、来ていただいたようです」という。

 就任以来、鳩山首相はパフォーマンスやイベント関連では露出しっぱなし。9月21日には官邸で元パイレーツの桑田真澄氏とキャッチボール。その後、大リーグで始球式に登板した。同月27日には、両国国技館で秋場所で優勝した横綱・朝青龍に総理大臣杯を授与した。

 恵比寿のもつ焼き店と居酒屋をはしごして、周囲をあっと言わせたかと思うと、夫妻でファッションショーに電撃出演してポージング。巨人の李承ヨプとの会食、フリフリドレスの幸さんとともに、東京国際映画祭の開幕セレモニーに登場、さらに幻のデビューCD「Take Heart?翔びたて平和の鳩よ?」の再発が決定…。

 国連での「25%削減演説」など外交面を除けば、気ままなセレブライフだけが目立つが、それでいて麻生太郎前首相(69)の「バー通い」のように非難されないのはなぜなのか。政治ジャーナリストの山村明義氏は「国民が『選挙で民主党を選んだ』という自覚があるので、今はまだ優しいのでしょう」と指摘する。

 「ただ、雇用や景気対策が求められる時期に、トップが汗水垂らしていないと、国民は納得せず、気持ちは離れてしまう。年を越せない人たちもいる中で、こんな状況が続けば、年明けとともに支持率は下がるでしょう」と予測した。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091019-OHT1T00050.htm





鳩山首相、幸夫人と“2本立て”…東京国際映画祭開幕
東京国際映画祭のグリーンカーペットを歩いた鳩山由紀夫首相・幸夫人

 第22回東京国際映画祭が17日、開幕した。鳩山由紀夫首相と幸夫人が東京・六本木ヒルズで行われた開幕セレモニーに登場し、映画2作品を観賞した。

 夫妻は海洋ドキュメンタリー「オーシャンズ」と、SF大作「アバター」の約20分間の特別編集映像を観賞。アバターの主演女優シガニー・ウィーバーの舞台あいさつを見守り、ジェームズ・キャメロン監督の3Dメッセージが上映されると3Dメガネをつけた。開幕日に2作品の上映自体が異例で、昨年は麻生太郎前首相が開幕作品1本を見ている。

 エコをテーマにしたグリーンカーペットでは、映画大使の木村佳乃、グリーン・アンバサダーの杏を始め、小雪、鈴木京香、松雪泰子らが美の競演。「ゼロの焦点」の広末涼子、中谷美紀、木村多江はドレスを赤に統一。

 「ACACIA」に主演したアントニオ猪木は腰椎(ようつい)すべり症の手術を受け13日に退院したばかりで、カーペットは歩かず、写真撮影だけ登場した。映画祭は25日まで六本木の各劇場で行われる。

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20091018-OHT1T00044.htm?from=related

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