国債:税収超える…46年度以来の「逆転」53.5兆円
09年度の国の税収は経済危機の影響で36.9兆円に落ち込み、減少分の穴埋めなどで国債発行額は過去最高の53.5兆円に膨らむ見通しになった。国債発行額が税収を上回る「逆転現象」は、戦後の混乱期の1946年度以来で、財政の深刻さが際立った。来年度の税収も同様の落ち込みが予想される中、子ども手当など、歳出増を伴うマニフェスト(政権公約)を盛り込む10年度予算編成に臨む鳩山政権は、政策の優先順位や取捨選択を厳しく問われることになりそうだ。
09年度税収が当初見通しの46.1兆円から9兆円以上落ち込んだのは、昨秋以降の世界的な経済危機が最大の要因だ。危機対応として、麻生政権は今年4月に約14兆円の第1次補正予算を組み、国債発行額は44兆円と大幅に膨らんだ。
政権交代後、鳩山政権は1次補正の見直しで約3兆円を削減したものの、今回の2次補正で大半を活用するうえ、1000億円の国債を追加発行することになった。この結果、09年度は約100兆円の一般会計総額の半分以上を借金の国債で賄うという戦後初の異常事態となる。
来年度も急速な景気回復は見込めず、「今年度と同様に税収の落ち込みは続く」(財務省幹部)。国債発行額を政府が目標とする44兆円に抑えたとしても、税収を上回ることは確実だ。そのうえ、2.5兆円の税収減につながる暫定税率の撤廃など、政府税制調査会で検討中の税制改正の行方次第では、更なる減収につながる可能性もある。
子ども手当などを盛り込んだ10年度予算の概算要求額は過去最大の95兆円。鳩山政権は無駄の削減で、約7兆円のマニフェスト関連政策の財源を生み出す方針だったが、行政刷新会議の「事業仕分け」による無駄の洗い出しは約2兆円にとどまるなど、財源の確保に苦心している。
藤井裕久財務相は8日の閣僚懇談会で、「予算の見直しが極めて不十分」と農林水産省を名指しで批判した。各省で予算要求の削減が進まなければ、国債発行額の目標や、マニフェストの修正は不可避となる。【平地修】
2009年12月09日
http://mainichi.jp/select/biz/news/20091209k0000m020099000c.html
クローズアップ2009:7.2兆円経済対策 「前政権継承」ズラリ
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
◇鳩山カラー見えず
政府が8日決定した総額7・2兆円の経済対策は、円高やデフレによる景気悪化への懸念が高まる中、雇用対策などのセーフティーネット(安全網)拡充に重点が置かれた。市場では「二番底の回避策にはなる」との評価も受けている。それでも、麻生政権からの継続事業が目立つ上、国民新党に押され、地方向けの公共事業も追加された。その結果、「コンクリートから人へ」という鳩山カラーは薄められた。
「今までの政治は大規模公共投資(優先)だったが、それは間違い。福祉、地域経済に資源配分した」。藤井裕久財務相は8日、今回の経済対策についてそう説明した。急激な円高や国民新党の強硬姿勢で、当初否定していた公共事業の追加を余儀なくされたものの、金の使い道は「コンクリートから人へ」変えたというわけだ。
鳩山由紀夫首相が10月に2次補正での経済対策を表明して以来、藤井氏や菅直人副総理兼国家戦略担当相らは、政権の方針について「雇用、環境、景気対策が柱」と繰り返し強調してきた。1次補正予算の執行停止分2・7兆円を活用した今回の経済対策では、複数の省庁や地方自治体にまたがる失業者向けサービスをハローワークで一体的に提供する体制の整備など、「鳩山カラー」を出す工夫もこらされた。
だが、目玉施策の中には、省エネ家電のエコポイント制度やエコカー補助金など、麻生政権が創設した景気対策の「焼き直し」も目立った。
さらに、今回の経済対策について政府は当初、「公共事業とハコモノ」は対象としないとしていたにもかかわらず、地方の公共事業を支援する交付金として5000億円を計上。1次補正の見直しで執行停止した公共事業約4800億円分が、ほぼそのまま復活した。
藤井氏は「従来型とは違う」とするが、公共事業復活に対しては閣内からも8日、「経済対策として(公共事業を)設定するのは、古いのかなという感想は持っている」(仙谷由人行政刷新担当相)との疑問の声が上がった。
一方、公共事業を盛り込んだことで期待される景気の下支え効果だが、野村証券金融経済研究所の試算によると、今回の経済対策による来年度の国内総生産(GDP)の押し上げ分は0・2%程度で、「景気を上向かせるには力不足」(同研究所の木内登英氏)。第一生命経済研究所の熊野英生氏は「今回は二番底に対応するための急ごしらえの要素が強い。来年度以降、本格的な成長戦略を打ち出せるかが鳩山政権に問われる」と指摘する。【平地修、坂井隆之】
◇雇用 大企業にも助成金
経済対策では、二番底を防ぐための雇用対策と、温室効果ガス削減を目指す環境対策が目玉施策に位置付けられた。
従業員を解雇せずに一時休業などで雇用を維持した事業主に対し、休業手当や賃金の一部を国が補助する「雇用調整助成金」を拡充する。
もともと、生産高や売上高が「前年同期比で5%以上減少」した企業を対象としていた。しかし、昨年9月以降の経済危機の影響で大半の企業の業績が大幅に落ち込んだため、今月2日から、赤字の中小企業に限り「前々年比10%以上減少」へと条件を緩めた。08年よりさらに経営が悪化した企業しか救わないなら、救済対象が限られてしまうためだ。
その条件緩和を今回大企業にも適用する。厚生労働省は来年度以降、製造業などで70万?80万人程度の雇用を維持できると見込む。
だが、雇用調整助成金は「企業内の隠れ失業者を本当の失業者にしない役割を果たしている」(アナリスト)側面もある。現在5%台で高止まりしている失業率は、助成金がなければ一層悪化すると見られている。
このほか、失業で生活費や住居に困っている人たちが一つの窓口でさまざまな支援を受けられる「ワンストップ・サービス」を進めるため、ハローワークに「住居・生活支援アドバイザー(仮称)」を新設する。社会福祉士など福祉現場の経験者を中心に260人程度を都市部のハローワークを中心に配置し、職業相談と同時に、生活保護が必要な場合は地方自治体の窓口とも連絡を取り合う。
◇環境 住宅にも「ポイント」
環境分野では、麻生政権時代同様、「環境対策と景気刺激効果」の両方を狙う施策が目立つ。
住宅の新築や改修で、断熱性の高い材質の壁や二重サッシの窓を採用した場合に、商品券や省エネ家電などと交換可能なポイントがもらえる「住宅版エコポイント制度」(予算額1000億円)を創設する。
10年1月1日以降、新築、改修工事を始める住宅が対象。工事費が高額になるため、交換できる商品やサービスの対象を家電のエコポイント制度よりも広げる。国土交通省は「住宅建設には多くの事業者が関係するので、大きな波及効果を期待できる」(住宅局幹部)として、温室効果ガスの排出抑制とともに、低迷する住宅市場の活性化にもつなげたい考え。
省エネ家電の購入者にポイントがつくエコポイント制度は来年末まで9カ月延長する(2400億円)。エコカー(環境対応車)購入補助は来年9月末まで半年間延長し、2600億円を計上する。
電子情報技術産業協会(JEITA)によると、10月の地上デジタル対応薄型テレビの国内出荷実績は前年同月比66・6%増の約116万台と5カ月連続で100万台を突破。新車販売台数(軽自動車除く)も8月以降、プラスに転じている。
エコポイントの対象製品や商品交換レート(1ポイント=1円)は現在と同じ。いずれもポイント付与期間の需要押し上げ効果が見込める一方、「単なる需要の先食いで、期間終了後、がくんと落ち込む」(アナリスト)との厳しい見方もある。【佐藤丈一、柳原美砂子、清水直樹】
http://mainichi.jp/life/today/news/20091209ddm003020087000c.html
<選挙期間中の鳩山由紀夫「国債発行はバカな政治」2009年8月19日>
「国債をどんどん発行して、最後に国民に負担を求める、こんな政治やめたいんです」

http://www.youtube.com/watch?v=uXxHEQYdoZc
↑↑↑↑
↓↓↓↓
【政治】 鳩山首相「野党の時から早く経済対策をやればいいのにと思ってました」 国債53兆円にコメント★5
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1260286513/-100
鳩山由紀夫首相が8日夕、記者団に語った内容は以下の通り。
【過去最大の借金】
今年度の税収が37兆円を下回り、国債発行額が過去最大の53兆円に達する見通し。来年度の新規国債発行額を44兆円以内に抑える考えに変わりはないか。
「これはあの、リーマンショックからきていますからね。それまで私ども野党時代を通じて、経済対策をもっと早く打てば良かったのにな、という思いがあります。それだけに、ここまで深刻になってしまったことは、残念なことではありますけども、しかし経済をある意味では、しっかりと立て直していかなければならんということで、補正を組んだ前政権の考え方も分からんわけではない。どこまで有効であるか、ということで我々は事業仕分けのような、凍結のことも行いました。しかし、結果として税収も大きく減ったわけですから、結果として、国債をこうせざるを得なかったということは、国民の皆さんも理解をして頂けるのではないかと、そう思います。しかし、財政規律はそれなりに、一方で経済、一方で財政、これはともに国民の皆さんの命を守るために必要な議論でね、そのバランスの問題だと思います。これ以上深刻にならないようにしなきゃいかんというために、経済的な手だてを打つと。一方で打ちすぎると財政がおかしくなる、ということですから、そのバランスの中で私は44兆円、来年度に関してはそれに向けて努力しようじゃないか、ということで申し合わせたわけです。いまはその努力に向けてですね、一人ひとりが頑張って、閣僚の皆さんがね、その中で予算を組もうとしている状況ですから、まずは私はこの44兆円に手足を縛られて、それによって人の命の方が失われるという話になってはいけないことも事実でありますけども、努力としてはこれからも続けていこうと、思っております」
http://www.asahi.com/politics/update/1208/TKY200912080335_01.html
↓↓↓↓
どこが友愛?サラリーマンにしわ寄せ、税制改正で負担増
鳩山政権、増税ラッシュ…いい加減にしろ!どこが『国民の生活が第一』なんだ!
<麻生政権の経済政策を自分の手柄だと自慢する鳩山>
814 名前: 日出づる処の名無し [sage] 投稿日: 2009/11/20(金) 21:06:40 ID:ufySTBSs
鳩山ぶら下がり
「デフレ対策はコンクリートをどーん、みたいな自民党の昔風の経済対策じゃ駄目なんですよ。
その点、私はエコカー減税やエコポイントで上手く国民の興味を高くすることができたと思ってます」
おいwwwwww
851 名前: 日出づる処の名無し [sage] 投稿日: 2009/11/20(金) 21:21:20 ID:ZUEaDF+9
みんな騙されるな!絶対捏造だって。
そんなこというわけ無いじゃん。
1.30~
http://www.news24.jp/articles/2009/11/20/04148237.html#
http://s03.megalodon.jp/2009-1120-2320-00/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091120-00000196-jij-pol
マジ言ってるwwww
前政権の対策を自分のしたことにしてるよ
「民主党は誰の味方か」民主・渡辺副大臣が異例の身内批判
2009.12.09
政府税制調査会メンバーである民主党の渡辺周総務副大臣が自身のブログで、焦点の扶養控除成年部分(23~69歳)の廃止問題についてこれまで国民に明確に説明してこなかったとして、「民主党は誰の味方か」と強く反発している。
税調メンバーが協議中の課題に関しブログで意見表明するのは異例だが、賛否真っ二つのため世論に訴える手に出たようだ。
渡辺氏は財源確保の観点から扶養控除見直しが進められていると指摘。「(民主党は)ムダの見直し、特別会計の見直しなどで財源は出てくるはずだ、と言い続けた。期待して投票した人たちは、まさか自分たちの懐から最初に負担する議論になるとは思わなかったはずだ」と反論した。
さらに、一定の所得層は負担増となる総務省試算を紹介した上で「『雇用悪化で働きたくても働けない家族を養っている世帯がなぜ、最初にしわよせを受けるのか』と反対をしている」と議論の様子も紹介している。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20091209/plt0912091210003-n2.htm
<週刊朝日の変わり身の早さ>
週刊朝日9月18日号

国民の暮らしがこんなに変わる!
大予測 民主党政権一年後のニッポン
・政権交代の経済効果は2兆円超で日経平均株価は1万3千円突破!
・大企業の下請け「いじめ」が激減し、所得は底上げ
・公共事業のムダ撲滅で仕事のないゼネコンは海外へ脱出 などなど
↓(3か月後)
週刊朝日12月18日号

民主党不況で大失業時代へ
・製造業派遣禁止、「コンクリートから人へ」政策で雇用は不安定化
・暫定税率廃止、高速道路無料化でデフレが深刻に
・参院選と米中間選挙で株価は波乱模様
・子ども手当も“焼け石に水”の「マイナス成長」
国債目標めぐり迷走=「否定」後一転し、明記を指示-鳩山首相
12月11日13時32分配信?時事通信
2010年度予算の新規国債発行額について、数値目標を予算編成方針に明記するかどうかをめぐり、鳩山由紀夫首相の発言が11日揺れた。
首相は国会答弁で、10年度予算編成で国債発行額を44兆円以下に抑制する考えを表明していた。これについて首相は同日朝、記者団に対し、「あきらめる話ではない」としつつ、「国民の命を守るのが政治家の務めだ。1円でも超えてはいけないとか、何らかの目標(を定める)とかの議論のたぐいではない」と語った。このため、数値目標の明示に、首相は否定的と受け取られた。
ところが、首相はこの後、平野博文官房長官や菅直人副総理兼国家戦略担当相に対し「数字を入れた上で、予算編成の基本方針を作るように」と指示。平野氏は午前の記者会見で、「数字を入れないと、(国債発行が)青天井になる。首相としては、財政規律の考え方も一面に置かなくてはならないと(考えたのだろう)」と説明した。
この問題をめぐっては、平野氏自身、10日の会見で予算編成方針に明記しない考えを示したばかり。10年度も税収の大幅減が確実の中、財政規律と景気下支えのはざまで苦慮する鳩山政権の姿が浮き彫りになった形だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000087-jij-pol
<民主党の特徴を正確に捉えていた自民党>
プロポーズ編
(根拠のない自信に人生を預けられますか?)
http://www.youtube.com/watch?v=vqreIkLKwqk
ラーメン編
(相手に合わせるだけでは誰一人幸せに出来ない)
http://www.youtube.com/watch?v=rAjj1CGxhY8
ブレフォー編
(ブレまくる人たちに明日を任せれますか?)
http://www.youtube.com/watch?v=9A8LnhLrz0A
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09年度の国の税収は経済危機の影響で36.9兆円に落ち込み、減少分の穴埋めなどで国債発行額は過去最高の53.5兆円に膨らむ見通しになった。国債発行額が税収を上回る「逆転現象」は、戦後の混乱期の1946年度以来で、財政の深刻さが際立った。来年度の税収も同様の落ち込みが予想される中、子ども手当など、歳出増を伴うマニフェスト(政権公約)を盛り込む10年度予算編成に臨む鳩山政権は、政策の優先順位や取捨選択を厳しく問われることになりそうだ。
09年度税収が当初見通しの46.1兆円から9兆円以上落ち込んだのは、昨秋以降の世界的な経済危機が最大の要因だ。危機対応として、麻生政権は今年4月に約14兆円の第1次補正予算を組み、国債発行額は44兆円と大幅に膨らんだ。
政権交代後、鳩山政権は1次補正の見直しで約3兆円を削減したものの、今回の2次補正で大半を活用するうえ、1000億円の国債を追加発行することになった。この結果、09年度は約100兆円の一般会計総額の半分以上を借金の国債で賄うという戦後初の異常事態となる。
来年度も急速な景気回復は見込めず、「今年度と同様に税収の落ち込みは続く」(財務省幹部)。国債発行額を政府が目標とする44兆円に抑えたとしても、税収を上回ることは確実だ。そのうえ、2.5兆円の税収減につながる暫定税率の撤廃など、政府税制調査会で検討中の税制改正の行方次第では、更なる減収につながる可能性もある。
子ども手当などを盛り込んだ10年度予算の概算要求額は過去最大の95兆円。鳩山政権は無駄の削減で、約7兆円のマニフェスト関連政策の財源を生み出す方針だったが、行政刷新会議の「事業仕分け」による無駄の洗い出しは約2兆円にとどまるなど、財源の確保に苦心している。
藤井裕久財務相は8日の閣僚懇談会で、「予算の見直しが極めて不十分」と農林水産省を名指しで批判した。各省で予算要求の削減が進まなければ、国債発行額の目標や、マニフェストの修正は不可避となる。【平地修】
2009年12月09日
http://mainichi.jp/select/biz/news/20091209k0000m020099000c.html
クローズアップ2009:7.2兆円経済対策 「前政権継承」ズラリ
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
◇鳩山カラー見えず
政府が8日決定した総額7・2兆円の経済対策は、円高やデフレによる景気悪化への懸念が高まる中、雇用対策などのセーフティーネット(安全網)拡充に重点が置かれた。市場では「二番底の回避策にはなる」との評価も受けている。それでも、麻生政権からの継続事業が目立つ上、国民新党に押され、地方向けの公共事業も追加された。その結果、「コンクリートから人へ」という鳩山カラーは薄められた。
「今までの政治は大規模公共投資(優先)だったが、それは間違い。福祉、地域経済に資源配分した」。藤井裕久財務相は8日、今回の経済対策についてそう説明した。急激な円高や国民新党の強硬姿勢で、当初否定していた公共事業の追加を余儀なくされたものの、金の使い道は「コンクリートから人へ」変えたというわけだ。
鳩山由紀夫首相が10月に2次補正での経済対策を表明して以来、藤井氏や菅直人副総理兼国家戦略担当相らは、政権の方針について「雇用、環境、景気対策が柱」と繰り返し強調してきた。1次補正予算の執行停止分2・7兆円を活用した今回の経済対策では、複数の省庁や地方自治体にまたがる失業者向けサービスをハローワークで一体的に提供する体制の整備など、「鳩山カラー」を出す工夫もこらされた。
だが、目玉施策の中には、省エネ家電のエコポイント制度やエコカー補助金など、麻生政権が創設した景気対策の「焼き直し」も目立った。
さらに、今回の経済対策について政府は当初、「公共事業とハコモノ」は対象としないとしていたにもかかわらず、地方の公共事業を支援する交付金として5000億円を計上。1次補正の見直しで執行停止した公共事業約4800億円分が、ほぼそのまま復活した。
藤井氏は「従来型とは違う」とするが、公共事業復活に対しては閣内からも8日、「経済対策として(公共事業を)設定するのは、古いのかなという感想は持っている」(仙谷由人行政刷新担当相)との疑問の声が上がった。
一方、公共事業を盛り込んだことで期待される景気の下支え効果だが、野村証券金融経済研究所の試算によると、今回の経済対策による来年度の国内総生産(GDP)の押し上げ分は0・2%程度で、「景気を上向かせるには力不足」(同研究所の木内登英氏)。第一生命経済研究所の熊野英生氏は「今回は二番底に対応するための急ごしらえの要素が強い。来年度以降、本格的な成長戦略を打ち出せるかが鳩山政権に問われる」と指摘する。【平地修、坂井隆之】
◇雇用 大企業にも助成金
経済対策では、二番底を防ぐための雇用対策と、温室効果ガス削減を目指す環境対策が目玉施策に位置付けられた。
従業員を解雇せずに一時休業などで雇用を維持した事業主に対し、休業手当や賃金の一部を国が補助する「雇用調整助成金」を拡充する。
もともと、生産高や売上高が「前年同期比で5%以上減少」した企業を対象としていた。しかし、昨年9月以降の経済危機の影響で大半の企業の業績が大幅に落ち込んだため、今月2日から、赤字の中小企業に限り「前々年比10%以上減少」へと条件を緩めた。08年よりさらに経営が悪化した企業しか救わないなら、救済対象が限られてしまうためだ。
その条件緩和を今回大企業にも適用する。厚生労働省は来年度以降、製造業などで70万?80万人程度の雇用を維持できると見込む。
だが、雇用調整助成金は「企業内の隠れ失業者を本当の失業者にしない役割を果たしている」(アナリスト)側面もある。現在5%台で高止まりしている失業率は、助成金がなければ一層悪化すると見られている。
このほか、失業で生活費や住居に困っている人たちが一つの窓口でさまざまな支援を受けられる「ワンストップ・サービス」を進めるため、ハローワークに「住居・生活支援アドバイザー(仮称)」を新設する。社会福祉士など福祉現場の経験者を中心に260人程度を都市部のハローワークを中心に配置し、職業相談と同時に、生活保護が必要な場合は地方自治体の窓口とも連絡を取り合う。
◇環境 住宅にも「ポイント」
環境分野では、麻生政権時代同様、「環境対策と景気刺激効果」の両方を狙う施策が目立つ。
住宅の新築や改修で、断熱性の高い材質の壁や二重サッシの窓を採用した場合に、商品券や省エネ家電などと交換可能なポイントがもらえる「住宅版エコポイント制度」(予算額1000億円)を創設する。
10年1月1日以降、新築、改修工事を始める住宅が対象。工事費が高額になるため、交換できる商品やサービスの対象を家電のエコポイント制度よりも広げる。国土交通省は「住宅建設には多くの事業者が関係するので、大きな波及効果を期待できる」(住宅局幹部)として、温室効果ガスの排出抑制とともに、低迷する住宅市場の活性化にもつなげたい考え。
省エネ家電の購入者にポイントがつくエコポイント制度は来年末まで9カ月延長する(2400億円)。エコカー(環境対応車)購入補助は来年9月末まで半年間延長し、2600億円を計上する。
電子情報技術産業協会(JEITA)によると、10月の地上デジタル対応薄型テレビの国内出荷実績は前年同月比66・6%増の約116万台と5カ月連続で100万台を突破。新車販売台数(軽自動車除く)も8月以降、プラスに転じている。
エコポイントの対象製品や商品交換レート(1ポイント=1円)は現在と同じ。いずれもポイント付与期間の需要押し上げ効果が見込める一方、「単なる需要の先食いで、期間終了後、がくんと落ち込む」(アナリスト)との厳しい見方もある。【佐藤丈一、柳原美砂子、清水直樹】
http://mainichi.jp/life/today/news/20091209ddm003020087000c.html
<選挙期間中の鳩山由紀夫「国債発行はバカな政治」2009年8月19日>
「国債をどんどん発行して、最後に国民に負担を求める、こんな政治やめたいんです」

http://www.youtube.com/watch?v=uXxHEQYdoZc
↑↑↑↑
↓↓↓↓
【政治】 鳩山首相「野党の時から早く経済対策をやればいいのにと思ってました」 国債53兆円にコメント★5
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1260286513/-100
鳩山由紀夫首相が8日夕、記者団に語った内容は以下の通り。
【過去最大の借金】
今年度の税収が37兆円を下回り、国債発行額が過去最大の53兆円に達する見通し。来年度の新規国債発行額を44兆円以内に抑える考えに変わりはないか。
「これはあの、リーマンショックからきていますからね。それまで私ども野党時代を通じて、経済対策をもっと早く打てば良かったのにな、という思いがあります。それだけに、ここまで深刻になってしまったことは、残念なことではありますけども、しかし経済をある意味では、しっかりと立て直していかなければならんということで、補正を組んだ前政権の考え方も分からんわけではない。どこまで有効であるか、ということで我々は事業仕分けのような、凍結のことも行いました。しかし、結果として税収も大きく減ったわけですから、結果として、国債をこうせざるを得なかったということは、国民の皆さんも理解をして頂けるのではないかと、そう思います。しかし、財政規律はそれなりに、一方で経済、一方で財政、これはともに国民の皆さんの命を守るために必要な議論でね、そのバランスの問題だと思います。これ以上深刻にならないようにしなきゃいかんというために、経済的な手だてを打つと。一方で打ちすぎると財政がおかしくなる、ということですから、そのバランスの中で私は44兆円、来年度に関してはそれに向けて努力しようじゃないか、ということで申し合わせたわけです。いまはその努力に向けてですね、一人ひとりが頑張って、閣僚の皆さんがね、その中で予算を組もうとしている状況ですから、まずは私はこの44兆円に手足を縛られて、それによって人の命の方が失われるという話になってはいけないことも事実でありますけども、努力としてはこれからも続けていこうと、思っております」
http://www.asahi.com/politics/update/1208/TKY200912080335_01.html
↓↓↓↓
どこが友愛?サラリーマンにしわ寄せ、税制改正で負担増
鳩山政権、増税ラッシュ…いい加減にしろ!どこが『国民の生活が第一』なんだ!
<麻生政権の経済政策を自分の手柄だと自慢する鳩山>
814 名前: 日出づる処の名無し [sage] 投稿日: 2009/11/20(金) 21:06:40 ID:ufySTBSs
鳩山ぶら下がり
「デフレ対策はコンクリートをどーん、みたいな自民党の昔風の経済対策じゃ駄目なんですよ。
その点、私はエコカー減税やエコポイントで上手く国民の興味を高くすることができたと思ってます」
おいwwwwww
851 名前: 日出づる処の名無し [sage] 投稿日: 2009/11/20(金) 21:21:20 ID:ZUEaDF+9
みんな騙されるな!絶対捏造だって。
そんなこというわけ無いじゃん。
1.30~
http://www.news24.jp/articles/2009/11/20/04148237.html#
http://s03.megalodon.jp/2009-1120-2320-00/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091120-00000196-jij-pol
マジ言ってるwwww
前政権の対策を自分のしたことにしてるよ
【鳩山ぶら下がり】デフレ宣言「財政規律、需給ギャップ…知恵絞る」(20日夜)
2009.11.20 20:27
鳩山由紀夫首相は20日夜、政府が3年半ぶりに出したデフレ宣言について、「財政規律を守り、需要と供給のギャップを埋めてデフレスパイラルから脱却させる政策が求められている。いろいろと知恵を絞らなければいけない」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。
ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。
デフレ宣言
--政府は3年半ぶりにデフレを宣言したが受け止めを。デフレが長引けばデフレスパイラルに陥る懸念も指摘されるが、今後どのような対応を取っていくか
「今日、菅(直人国家戦略担当)大臣からも話がありましたし、日銀も同じ判断をされているということでありますが、緩やかな穏やかなデフレという状況だと政府としても認識しています。やはり、基本的には、需要と供給のギャップというものからきていると思っています。なかなか需要が喚起されないという中で、デフレが起きている。したがって、いかに経済的な対策をしっかりとこれから打っていくかということは、大変大事なことだと思います。私どもとして、一方では財政の規律と、今、仙谷(由人行政刷新担当)大臣の下で財政規律を大事にしながら事業仕分けを一生懸命やっていただいている。これは大変、国民のみなさんにも期待を持っていただいておりますけれども、そういうことを行いながら、しかし、一方で、厳しい財政の中で経済をある意味で刺激をしなきゃいけない。需要を喚起しなきゃならない。ある意味で私は、賢い経済政策みたいなものが、今、これから求められていると思います。
すなわち、シーズ(種子)というか、種のようなもので、国民のみなさんに消費購買力を高めていただくようなこと。エコカーとか、エコポイントがある意味で国民の皆さんの大変大きな興味、関心を高くすることができた。エコカーも実現できているということもあります。
こういうような発想で太陽パネルの話もありますけれども、いろいろと、住宅のリフォームの部分、エコカーの部分なども含めて、そういったものを政府がうまくリードしていくということで、大きな財政的なコンクリートをドーンとやるような昔風の経済政策ではない、もっと賢いやり方の経済刺激を作り上げていきながら、財政規律を守って、需要と供給のギャップを埋めて、デフレスパイラルから脱却をさせるというような政策がこれから求められているんじゃないかなと、私ども、そう思っていまして、いろいろと知恵を絞っていかなきゃいかんなと思っています」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091120/plc0911202030015-n1.htm
「民主党は誰の味方か」民主・渡辺副大臣が異例の身内批判
2009.12.09
政府税制調査会メンバーである民主党の渡辺周総務副大臣が自身のブログで、焦点の扶養控除成年部分(23~69歳)の廃止問題についてこれまで国民に明確に説明してこなかったとして、「民主党は誰の味方か」と強く反発している。
税調メンバーが協議中の課題に関しブログで意見表明するのは異例だが、賛否真っ二つのため世論に訴える手に出たようだ。
渡辺氏は財源確保の観点から扶養控除見直しが進められていると指摘。「(民主党は)ムダの見直し、特別会計の見直しなどで財源は出てくるはずだ、と言い続けた。期待して投票した人たちは、まさか自分たちの懐から最初に負担する議論になるとは思わなかったはずだ」と反論した。
さらに、一定の所得層は負担増となる総務省試算を紹介した上で「『雇用悪化で働きたくても働けない家族を養っている世帯がなぜ、最初にしわよせを受けるのか』と反対をしている」と議論の様子も紹介している。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20091209/plt0912091210003-n2.htm
<週刊朝日の変わり身の早さ>
週刊朝日9月18日号

国民の暮らしがこんなに変わる!
大予測 民主党政権一年後のニッポン
・政権交代の経済効果は2兆円超で日経平均株価は1万3千円突破!
・大企業の下請け「いじめ」が激減し、所得は底上げ
・公共事業のムダ撲滅で仕事のないゼネコンは海外へ脱出 などなど
↓(3か月後)
週刊朝日12月18日号

民主党不況で大失業時代へ
・製造業派遣禁止、「コンクリートから人へ」政策で雇用は不安定化
・暫定税率廃止、高速道路無料化でデフレが深刻に
・参院選と米中間選挙で株価は波乱模様
・子ども手当も“焼け石に水”の「マイナス成長」
国債目標めぐり迷走=「否定」後一転し、明記を指示-鳩山首相
12月11日13時32分配信?時事通信
2010年度予算の新規国債発行額について、数値目標を予算編成方針に明記するかどうかをめぐり、鳩山由紀夫首相の発言が11日揺れた。
首相は国会答弁で、10年度予算編成で国債発行額を44兆円以下に抑制する考えを表明していた。これについて首相は同日朝、記者団に対し、「あきらめる話ではない」としつつ、「国民の命を守るのが政治家の務めだ。1円でも超えてはいけないとか、何らかの目標(を定める)とかの議論のたぐいではない」と語った。このため、数値目標の明示に、首相は否定的と受け取られた。
ところが、首相はこの後、平野博文官房長官や菅直人副総理兼国家戦略担当相に対し「数字を入れた上で、予算編成の基本方針を作るように」と指示。平野氏は午前の記者会見で、「数字を入れないと、(国債発行が)青天井になる。首相としては、財政規律の考え方も一面に置かなくてはならないと(考えたのだろう)」と説明した。
この問題をめぐっては、平野氏自身、10日の会見で予算編成方針に明記しない考えを示したばかり。10年度も税収の大幅減が確実の中、財政規律と景気下支えのはざまで苦慮する鳩山政権の姿が浮き彫りになった形だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000087-jij-pol
<民主党の特徴を正確に捉えていた自民党>
プロポーズ編
(根拠のない自信に人生を預けられますか?)
http://www.youtube.com/watch?v=vqreIkLKwqk
ラーメン編
(相手に合わせるだけでは誰一人幸せに出来ない)
http://www.youtube.com/watch?v=rAjj1CGxhY8
ブレフォー編
(ブレまくる人たちに明日を任せれますか?)
http://www.youtube.com/watch?v=9A8LnhLrz0A