台湾の台風災害支援で競う米中 日本は出遅れ?
2009.8.17 20:07
【台北=山本勲】台湾史上最大の台風災害を機に、米中の救援・復興支援が本格化している。米国が1979年の米台断交以来初の軍用機による救援に踏み切った16日、中国も遅れまいとばかりに軍用ヘリコプター派遣を含む全面支援の意向を表明した。台湾の将来をめぐる米中の勢力争いを反映した動きといえるが、10年前の台湾中部大地震で先行した日本の出遅れが目立つのが気がかりだ。
「ウエルカム・トゥ・タイワン 米軍が支援にやってきた」(台湾紙「蘋果日報」)。17日の台湾各紙は一斉に1面トップで米軍輸送機C130の到来を大々的に報じた。
同機は16日午後3時(日本時間同4時)前、沖縄県米軍普天間飛行場から台南の台湾空軍基地に防水用プラスチックシートなどの救援物資を携え到着。40分前後の積み降ろし作業の後、帰還した。
米国は99年9月21日の台湾中部大地震の際に民用機による支援を行ったことがある。しかし軍用機を使ったのは断交後初めてで、17日には第二陣が到着した。さらに船で運ばれた重量物輸送ヘリコプターCH53と多目的ヘリコプターSH60(各2機)も近海に到着、18日から山間部を中心に救援活動に入る。
台風の救援・復興支援とはいえ、米軍が台湾本土で活動することに中国が心穏やかであるはずもない。
中国国務院(中央政府)台湾弁公室の楊毅・新聞(報道)局長は16日、台湾メディアに対し「重量物輸送ヘリコプターを含め、台湾が必要とするあらゆる支援をする用意がある」と言明。17日には仮設住宅(1千戸分)の資、機材を深セン市塩田港から送り出した。台湾政府が中国の軍用機による支援を受け入れる可能性は低いが、10年前の台湾中部大地震では中国のすべての援助を断っただけに大きな変化だ。
台湾外交部によると、イスラエル(浄水機)、シンガポール(救援医療品)、オーストラリア(水消毒剤)などの援助が決まった。欧州連合(EU)は調査団を派遣後、支援の具体策を決めるという。諸外国の支援が台風通過(9日)後1週間もして本格化したのは、台湾側の内部混乱で支援要請が遅れたためだ。
日本はすでに日本交流協会が1千万円の緊急支援を発表しているものの、出遅れ感は否めない。台湾中部大地震で日本は、世界に先駆け救援隊の派遣や仮設住宅(1500戸)提供などの支援を行っている。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090817/chn0908172016002-n2.htm
台湾に1億円追加支援 日本政府
2009.8.18 00:30
日本政府は17日、台湾南部で台風8号の大雨被害が広がっていることを受け、台湾政府に対し、総額1億円の緊急追加支援を決めた。日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所が同日明らかにした。
同事務所によると、追加支援のうち5千万円を緊急無償資金として提供。残りは国際協力機構(JICA)の調査団が18日、台湾入りして現地の状況を視察、被災住民が必要としている物資を調べた上で送るという。調査団は主に保健衛生面での問題などを調べる。
日本は既に復興支援として1千万円の無償資金協力を表明している。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090818/chn0908180031000-n1.htm
【日台】財団法人交流協会、台風8号の被害を受けた台湾へ1,000万円を贈る[08/11]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1250053083/
【台湾】「話はいいから救いに行け」台風被害への対応に政権批判高まる-軍投入の遅れが問題視[08/13]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1250174737/
【台湾】外交部、在外公館に「八八水災への国際援助は断ること」と通知していた 馬総統の「拒否したことはない」発言が覆される[08/14]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1250250296/
外交部が海外からの援助断る通達で謝罪 2009/08/14
http://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=84642
中央災害対応センター:小林村の389人が不明 2009/08/14
http://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=84640
ここに家族が・・・小林村で遺族が跪く 2009/8/14
http://japanese.rti.org.tw/imagedb/20090815/20090814000101S.jpg
http://japanese.rti.org.tw/Content/PhotoNewsArchives.aspx?ImgID=101515
400人生き埋めの村で追悼 台湾・台風災害から一週間
2009年8月16日5時40分

【小林村(高雄県甲仙郷)=野嶋剛】台風8号による台湾の水害発生から1週間が過ぎた。土石流で村が壊滅し、400人近くが生き埋めになった小林村には15日、初七日の追悼に遺族らが訪れ、足元に眠る人々の冥福を祈った。一方、馬英九(マー・インチウ)政権が海外援助を拒む公電を在外機関に発令した事実が発覚するなど、災害対応のまずさに民衆の不満が高まっている。
小林村と約15キロ離れた甲仙郷の町を結ぶ道は、あちこちで陥没や樹木倒壊が起きている。車と徒歩で2時間以上かかるが、朝から多くの遺族が訪れた。
7日からの豪雨で8日早朝、土石流は小林村の背後の山が崩壊して起きた。土砂は村全体を覆い、600~700人が暮らした村は石と倒木だけが残った。8日は台湾の「父親の日」にあたるため、普段は外地にいる人も村に戻り、被害を拡大させた。
息子や孫、親族計15人を一瞬に失った林宝芬さん(40)は「なぜこんなことが起きるのか誰か教えて。私も一緒に死なせて」と大声で叫んだ。妹夫婦を亡くした劉麗霞さん(50)は「7日に妹から『雨がひどくて怖い』と電話がかかってきた。8日に避難すると言っていたのに」と村のあった場所に泣き崩れた。
「静かに眠ってほしい」という遺族の強い希望で土砂は掘り起こさず、祈念碑を建てる。
15日時点で死者は123人、行方不明は54人。農業損害額も120億台湾ドル(約350億円)を超えた。15日の地元紙朝刊には「指導者を選び損ねた代価」「無能政府」など政権批判が並び、不満の矛先は馬政権に向く。
海外の支援を歓迎するとしてきた馬総統の発言と食い違う形で、外交部(外務省)が各地の在外機関に「救援物資や救助隊の派遣は遠回しに断るように」と指示した公電の存在が判明。馬総統は15日に被災地で「我々はもっと良く、もっと素早くできた。申し訳ない」と謝罪したが、各地で民衆の怒声を浴びた。
馬政権は同日までに、災害対応の総責任を負う「中央災害対応センター」のトップを更迭し、毛治国・交通部長(交通相)を充てるなど態勢立て直しに躍起だ。
http://www.asahi.com/international/update/0815/TKY200908150219.html
韓国密漁船が放置した漁具によって網や海中生物に深刻な被害 各地の漁協が撤去作業

韓国の密漁船が放置した漁具によって、網や海中の生物に深刻な被害が出ており、各地の漁協が撤去作業を実施している。放置された漁具が海中の生物を傷つける、「幽霊漁業」は、世界的にも問題視されている。
漁船の上で、勢いよく巻かれていくロープ。
底引き網を引き上げると、中から出てきたのは魚ではなく、緑色の「かご」。
次から次へと出てくるかご。これは、韓国の密漁船が仕掛けた漁具などを撤去する海底の清掃作業だった。
韓国の密漁船の取り締まり映像には、密漁船が網を切り離し逃走する様子が映っていた。
巡視船の追跡を受け、現行犯逮捕されたが、切り離した網は海底に残された状態になっていた。
さらに悪質なことに、韓国の密漁船は、高値で売買されるズワイガニなどを狙い、日本では許可されていない刺し網を仕掛けていた。
海底清掃を行う福本吉彦船長は「また、韓国の刺し網の残骸(ざんがい)がかかってきました」、「魚もいなくなるし、網を破いたら何十万円、何百万円の修理代。この掃除は、毎年続けていかないと。もしやめたら、韓国船に日本海乗っ取られるわ」と話した。
放置された漁具の被害は、さらに広がっていた。
放置された漁具が海中の生物を傷つける、「幽霊漁業」。
こうした深刻な漁業被害を受け、各地の漁協では、漁具の撤去作業を実施している。
兵庫・但馬漁協でも、2009年6月から8月にかけて、60隻が交代で海底の清掃にあたっているという。
7日間の清掃作業を終えた漁船には、撤去された大量の漁具が積まれていた。
カニなどを狙った刺し網や、バイガイを採るためのかごが、トラックいっぱいに積まれた。
かごはおよそ2,000個、そして刺し網やロープなどは、2トントラックで8台分にも及んだ。
但馬漁業協同組合の吉岡修一組合長は「もっと日本の監視船が徹底してですね、拿捕(だほ)するなり、あるいは日本政府が韓国(政府)に対して、(こうした)実態をやはり上の方にあげてもらわないと、解決しないと思いますね」と話した。
水産庁によると、日本海の暫定水域近くで回収した刺し網は、2000年からの7年間で、4,535kmにものぼる。
4,535kmというのは、北海道と沖縄を往復するほどの長さに相当し、今も海の生物に被害をもたらしている。
(08/12 20:37)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00160907.html
違法操業ゴミ、怒りの回収 各漁協が苦慮
ワタミ、中国から調理済み加工食品の輸入再開-独自基準で調査
ワタミは中国からの調理済み加工食品の輸入再開の検討に入った。中国製冷凍ギョーザ中毒事件以降、中国からの調理済み加工食品の輸入を停止していたが、現地工場での衛生管理のレベルが上がってきていることを受け、再開に向けて複数の中国企業の調査を始めた。ギョーザ問題以前は、中国からの輸入食品は1品目だけだったが、品目数の拡大も検討している。
ワタミは商社を通さずに食品の買い付けを行っており、各国の企業を自社で視察している。中国についても複数の企業の視察を行っており、工場だけでなく、食材を栽培する畑から視察。工場での加工作業や衛生管理なども調査している。
同社の渡辺美樹会長は「事件以降、中国の食品メーカーの衛生管理のレベルが非常に上がっている」と評価している。今後、さらに調査を進め、同社の衛生管理基準に達する企業と枝豆などの取引を開始する方針だ。
(掲載日 2009年08月10日)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820090810cdal.html
米日は中国産野菜ジュースの輸入大国
悲鳴を上げる中国農業~ある教授が農村で目にした“悲惨な病理”
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090507/193943/?P=1
アイリスオーヤマ 中国にペットフード工場
アイリスオーヤマは、中国の大手ペットフードメーカー、煙台中寵食品有限公司(チャイナペット、山東省煙台市)と設立した合弁会社を通じ、中国最大級のペット用ジャーキー工場を煙台市に新設した。工場は19日から操業を始める予定。アイリスオーヤマは、国内や中国の協力工場での生産の一部を新工場に集約化しながら、全体の生産能力を約4割増強する。成長が見込まれる国内のペット用ジャーキー市場でのシェア拡大を目指す。
アイリスオーヤマによると、新工場は敷地面積約8万平方メートルで、生産ラインを大幅に自動化するなどした最新鋭の設備がある。約25億円を投じて昨年から建設を進めていた。現在主流となっている鶏ささみ肉を原料にしたジャーキーを中心に生産し、主に日本市場向けに出荷する。
工場を建設した合弁会社は、煙台愛麗思中寵食品有限公司(アイリスチャイナペット)。アイリスオーヤマグループの持ち株会社オーヤマ(仙台市)と、チャイナペット社が共同出資して昨年1月に設立した。
アイリスオーヤマが持つ品質管理のノウハウと、チャイナペット社の生産ノウハウを活用。「国内のペットフード市場でニーズが高まっている安心・安全な製品を安価で供給する」(アイリスオーヤマ)のが狙いだ。ペット用ジャーキーでは、現在3位の国内シェアをトップまで引き上げる目標を掲げている。
アイリスチャイナペット社は、2011年までの年間売上高(出荷金額ベース)目標を20億円に設定している。数年後には、さらに約25億円を投じてペットフード工場を増設する計画。増設後は、生産品目を拡大するとともに販路を欧米や中国国内にも広げ、年50億円の達成を目指す。
2009年08月18日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090818t12012.htm
【時代のリーダー】大山 健太郎・アイリスオーヤマ社長:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20090413/191699/?P=4
2009.8.17 20:07
【台北=山本勲】台湾史上最大の台風災害を機に、米中の救援・復興支援が本格化している。米国が1979年の米台断交以来初の軍用機による救援に踏み切った16日、中国も遅れまいとばかりに軍用ヘリコプター派遣を含む全面支援の意向を表明した。台湾の将来をめぐる米中の勢力争いを反映した動きといえるが、10年前の台湾中部大地震で先行した日本の出遅れが目立つのが気がかりだ。
「ウエルカム・トゥ・タイワン 米軍が支援にやってきた」(台湾紙「蘋果日報」)。17日の台湾各紙は一斉に1面トップで米軍輸送機C130の到来を大々的に報じた。
同機は16日午後3時(日本時間同4時)前、沖縄県米軍普天間飛行場から台南の台湾空軍基地に防水用プラスチックシートなどの救援物資を携え到着。40分前後の積み降ろし作業の後、帰還した。
米国は99年9月21日の台湾中部大地震の際に民用機による支援を行ったことがある。しかし軍用機を使ったのは断交後初めてで、17日には第二陣が到着した。さらに船で運ばれた重量物輸送ヘリコプターCH53と多目的ヘリコプターSH60(各2機)も近海に到着、18日から山間部を中心に救援活動に入る。
台風の救援・復興支援とはいえ、米軍が台湾本土で活動することに中国が心穏やかであるはずもない。
中国国務院(中央政府)台湾弁公室の楊毅・新聞(報道)局長は16日、台湾メディアに対し「重量物輸送ヘリコプターを含め、台湾が必要とするあらゆる支援をする用意がある」と言明。17日には仮設住宅(1千戸分)の資、機材を深セン市塩田港から送り出した。台湾政府が中国の軍用機による支援を受け入れる可能性は低いが、10年前の台湾中部大地震では中国のすべての援助を断っただけに大きな変化だ。
台湾外交部によると、イスラエル(浄水機)、シンガポール(救援医療品)、オーストラリア(水消毒剤)などの援助が決まった。欧州連合(EU)は調査団を派遣後、支援の具体策を決めるという。諸外国の支援が台風通過(9日)後1週間もして本格化したのは、台湾側の内部混乱で支援要請が遅れたためだ。
日本はすでに日本交流協会が1千万円の緊急支援を発表しているものの、出遅れ感は否めない。台湾中部大地震で日本は、世界に先駆け救援隊の派遣や仮設住宅(1500戸)提供などの支援を行っている。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090817/chn0908172016002-n2.htm
台湾に1億円追加支援 日本政府
2009.8.18 00:30
日本政府は17日、台湾南部で台風8号の大雨被害が広がっていることを受け、台湾政府に対し、総額1億円の緊急追加支援を決めた。日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所が同日明らかにした。
同事務所によると、追加支援のうち5千万円を緊急無償資金として提供。残りは国際協力機構(JICA)の調査団が18日、台湾入りして現地の状況を視察、被災住民が必要としている物資を調べた上で送るという。調査団は主に保健衛生面での問題などを調べる。
日本は既に復興支援として1千万円の無償資金協力を表明している。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090818/chn0908180031000-n1.htm
【日台】財団法人交流協会、台風8号の被害を受けた台湾へ1,000万円を贈る[08/11]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1250053083/
【台湾】「話はいいから救いに行け」台風被害への対応に政権批判高まる-軍投入の遅れが問題視[08/13]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1250174737/
【台湾】外交部、在外公館に「八八水災への国際援助は断ること」と通知していた 馬総統の「拒否したことはない」発言が覆される[08/14]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1250250296/
外交部が海外からの援助断る通達で謝罪 2009/08/14
http://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=84642
中央災害対応センター:小林村の389人が不明 2009/08/14
http://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=84640
ここに家族が・・・小林村で遺族が跪く 2009/8/14
http://japanese.rti.org.tw/imagedb/20090815/20090814000101S.jpg
http://japanese.rti.org.tw/Content/PhotoNewsArchives.aspx?ImgID=101515
件名:「台湾の声」【八八馬劉災害】日本よ、馬の罠に気をつけろ!
【八八馬劉災害】日本よ、馬の罠に気をつけろ!
高雄在住 匿名希望
行政府は援助必要リストを公にしました。http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/090813/5/1oyll.html
日本政府に照会がないというのはたぶんこれからもないかもしれません。内々にあるなら人民の生活より面子ばかり気にしている何よりの証拠でしょう。日本側からこれこれを出したいということを言う事がなければ、きっと、日本からの援助はなかったと言う口実に使われ、反日に利用する可能性があります。たぶん、中国がいち早く動く出来レースの感じがします。人民に中国がこんな時頼りになると言うことを演出する感じがしてなりません。
そんなことのために、多くの台湾人しかも原住民が多く犠牲になっていることが許せません。この原住民の中には伝統的な平埔族(小林村在住)が壊滅的な、まさに民族絶滅を狙っているのではないかとしか思えない事が続いています。
日本政府は照会を待つのではなく、こちらからプレハブを出すとか、バックホーを出すとか、しないと、台湾人の死の上を平気で踏んでいく馬英九の思い通りにすすめられてしまう感じがしてなりません。
じつに醜い、中国がしそうなことをそのまま手先になっていることが見え見えです。日本の政府に働きかけて、いち早く申し出をすることが必要です。この際馬英九の面子を大いに利用してやることも必要かもしれません。
日本は1000万円以外に援助はなかったということを、強調するために仕掛けられた事を感じます。今回の援助拒否その後の一転した態度、リスト提出、皇帝主義による朝貢主義的な態度を取っていることに、きな臭さを感じます。こんな姑息なことに乗らないで、誠実に申し出て台湾住民の前に日本が登場することを願ってやみません。
なお、蘋果日報の今日の朝刊に載っていた記事によれば、外交部が断るように公文を出していたということです。一方、中国時報では、外交部を処分すると言う記事が出ています。
自分たちが決めたことを自分たちでひっくり返して、その指示に従ったものを処分すると言う、全く信じられないことをしています。
2009/08/14-13:15
http://www.emaga.com/bn/?2009080043616685002591.3407
件名:「台湾の声」【八八馬劉災害】馬が日米の救助を受け入れずに待っていたもの
馬英九氏は、13日、一転して、日米の支援を歓迎すると語ったと伝えられている。しかし、台湾の通信社「中央社」が13日午後9時45分に出したニュースによれば、日本側は、正式な要請を受けていない、早めに要望を伝えて欲しいとしている。(台湾の声編集部)
【八八馬劉災害】馬が日米の救助を受け入れずに待っていたもの
高雄在住匿名希望
今回の八八災害がついに八八馬劉災害となりました。
http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/090813/4/1oxrh.html (漢文)
{13日の中国時報。中国が、10日夜、国民党に人道支援を申し出ていたものを、国民党から台湾の政府に連絡して仲立ちし昨日までに話がまとまった。中国が示したリストによれば、18企業から、1億600万人民元および500万香港ドルの人道支援だという。}
日米の國際救助を拒否しておきながら大陸からの援助は歓迎するという、思った通りの展開になりました。大陸の援助を引き出すために、南部台湾の多くの人名が殺されたことになります。
政治目的のためには災害援助を遅らせて多数の死者をものともせず、大陸にすり寄る馬英九の人民軽視が姿を現しました。
台南では豚の死体を早急に処理しなければならないのに、処理場を巡って、住民が搬入阻止行動を起こしました。住民も死体を早く何とかしなければならないと言う事は分かっているはずです。しかし、ここまで被害を拡大させたのは誰なのかという憤りが、この対立を生んでいると思います。
馬英九は人ごとのように無視を決め込んでいるようなので、台南人民に、この豚の死体を総統府にもっていって処理することを勧めたい。
http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/090812/5/1oxdw.html (漢文)
http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/090812/1/1oxda.html (漢文)
{家畜類の死体の焼却処分が追いつかないため、台南県の安定郷での埋め立て処分を行おうとしているが、衛生の悪化をもたらす可能性があるとして住民が反発し、警察と衝突する事態に発展した}
2009/08/14-01:00
http://www.emaga.com/bn/?2009080042539842001941.3407
件名:「台湾の声」【呼びかけ】日本よ、台湾に手を差し伸べて!
【呼びかけ】日本よ、台湾に手を差し伸べて!
※この八八災害には日本人も巻き込まれている。他人事ではない。もし、台湾南部を訪れて連絡が取れなくなった日本人がいる場合は、交流協会高雄事務所まで連絡を。ただし、回線不足で繋がりにくい模様。
また、被災の状況は http://typhoon.oooo.tw/ に掲載されている(ただし、漢文)。
報道によれば、日本や米国よりすでに支援の申し出があったが、台湾の政府は現在、危機管理体制が順調に機能しているとして、現状では支援は不用との見方を示したという。はたして、この判断は適切であろうか?
【呼びかけ】日本よ、台湾に手を差し伸べて!
早川 友久(台湾留学中)
台湾が今、未曾有の台風被害に襲われている。
特に南部の嘉義・高雄・屏東の被害がひどい。高雄県の小林村では500人が未だ生き埋めになっているとの報道もあり、陸軍・空軍をはじめとする救援隊が救助にあたっているが、報道される救助人数は多くても2桁ずつで、全員救助まではまだかなり時間がかかりそうだ。
今、台湾南部は人手・物資・金すべてを必要としている。50年ぶりの大被害と言われるほどの大災害に台湾が見舞われた今こそ、日本にはぜひ救いの手を差し伸べて欲しい。被害を受けた地域は広範囲に及ぶこと、土石流で村全体がのみこまれてしまった地域もあるため、被害状況がまだ完全に把握されていないことから、台湾政府だけでの救助には限界があるだろう。
メディアでは盛んに気象庁の予報ミスや、中央政府の対応の遅さなどを報道しているが、今は人命第一で、政府を批判している時ではない。
ちょうど10年前の9月21日。台湾中部大地震が発生した時、どこの国よりも先に台湾へ救援隊を送ったのは日本だった。この事実が、どれほど台湾人の日本に対する印象を高めてくれたことか。多くの日本語族が「やっぱり日本だ」と言い、多くの若者の日本に対する印象を好転させてくれたと教えてくれたのは蔡焜燦先生だった。ここ数年、アンケートによる台湾人の日本に対する好感度は常に1位を得ているが、その根底にはこの921大地震の際の日本の行動が底にあると指摘する人もいる。
台湾の政権が国民党へと復古し、馬英九総統は「台日パートナーシップ年」と口では謳いながら、その姿勢からは疑いを拭いきれない。日本への想いを寄せてくれる日本語族の人々が少しずつ減り続けている今、日台関係は転換期を迎えていると言えるだろう。
台湾のテレビは連日連夜、台風被害の報道一色だが、そんな中でも「日本麻生首相、15日靖国参拝せず」のニュースはしっかりと流れた。誤解を恐れず言えば、靖国参拝せずとも、麻生首相が台湾へ手を差し伸べてくれれば、自民党や麻生首相への求心力は確固たるものになると思うのだが。
日台が本当の「パートナー」であるならば、そもそもスローガンは必要ない。ぜひ日本と台湾は良きパートナーであることを行動で示していただきたい。
2009/08/11-23:02
http://www.emaga.com/bn/?2009080033662227002777.3407
400人生き埋めの村で追悼 台湾・台風災害から一週間
2009年8月16日5時40分

【小林村(高雄県甲仙郷)=野嶋剛】台風8号による台湾の水害発生から1週間が過ぎた。土石流で村が壊滅し、400人近くが生き埋めになった小林村には15日、初七日の追悼に遺族らが訪れ、足元に眠る人々の冥福を祈った。一方、馬英九(マー・インチウ)政権が海外援助を拒む公電を在外機関に発令した事実が発覚するなど、災害対応のまずさに民衆の不満が高まっている。
小林村と約15キロ離れた甲仙郷の町を結ぶ道は、あちこちで陥没や樹木倒壊が起きている。車と徒歩で2時間以上かかるが、朝から多くの遺族が訪れた。
7日からの豪雨で8日早朝、土石流は小林村の背後の山が崩壊して起きた。土砂は村全体を覆い、600~700人が暮らした村は石と倒木だけが残った。8日は台湾の「父親の日」にあたるため、普段は外地にいる人も村に戻り、被害を拡大させた。
息子や孫、親族計15人を一瞬に失った林宝芬さん(40)は「なぜこんなことが起きるのか誰か教えて。私も一緒に死なせて」と大声で叫んだ。妹夫婦を亡くした劉麗霞さん(50)は「7日に妹から『雨がひどくて怖い』と電話がかかってきた。8日に避難すると言っていたのに」と村のあった場所に泣き崩れた。
「静かに眠ってほしい」という遺族の強い希望で土砂は掘り起こさず、祈念碑を建てる。
15日時点で死者は123人、行方不明は54人。農業損害額も120億台湾ドル(約350億円)を超えた。15日の地元紙朝刊には「指導者を選び損ねた代価」「無能政府」など政権批判が並び、不満の矛先は馬政権に向く。
海外の支援を歓迎するとしてきた馬総統の発言と食い違う形で、外交部(外務省)が各地の在外機関に「救援物資や救助隊の派遣は遠回しに断るように」と指示した公電の存在が判明。馬総統は15日に被災地で「我々はもっと良く、もっと素早くできた。申し訳ない」と謝罪したが、各地で民衆の怒声を浴びた。
馬政権は同日までに、災害対応の総責任を負う「中央災害対応センター」のトップを更迭し、毛治国・交通部長(交通相)を充てるなど態勢立て直しに躍起だ。
http://www.asahi.com/international/update/0815/TKY200908150219.html
韓国密漁船が放置した漁具によって網や海中生物に深刻な被害 各地の漁協が撤去作業

韓国の密漁船が放置した漁具によって、網や海中の生物に深刻な被害が出ており、各地の漁協が撤去作業を実施している。放置された漁具が海中の生物を傷つける、「幽霊漁業」は、世界的にも問題視されている。
漁船の上で、勢いよく巻かれていくロープ。
底引き網を引き上げると、中から出てきたのは魚ではなく、緑色の「かご」。
次から次へと出てくるかご。これは、韓国の密漁船が仕掛けた漁具などを撤去する海底の清掃作業だった。
韓国の密漁船の取り締まり映像には、密漁船が網を切り離し逃走する様子が映っていた。
巡視船の追跡を受け、現行犯逮捕されたが、切り離した網は海底に残された状態になっていた。
さらに悪質なことに、韓国の密漁船は、高値で売買されるズワイガニなどを狙い、日本では許可されていない刺し網を仕掛けていた。
海底清掃を行う福本吉彦船長は「また、韓国の刺し網の残骸(ざんがい)がかかってきました」、「魚もいなくなるし、網を破いたら何十万円、何百万円の修理代。この掃除は、毎年続けていかないと。もしやめたら、韓国船に日本海乗っ取られるわ」と話した。
放置された漁具の被害は、さらに広がっていた。
放置された漁具が海中の生物を傷つける、「幽霊漁業」。
こうした深刻な漁業被害を受け、各地の漁協では、漁具の撤去作業を実施している。
兵庫・但馬漁協でも、2009年6月から8月にかけて、60隻が交代で海底の清掃にあたっているという。
7日間の清掃作業を終えた漁船には、撤去された大量の漁具が積まれていた。
カニなどを狙った刺し網や、バイガイを採るためのかごが、トラックいっぱいに積まれた。
かごはおよそ2,000個、そして刺し網やロープなどは、2トントラックで8台分にも及んだ。
但馬漁業協同組合の吉岡修一組合長は「もっと日本の監視船が徹底してですね、拿捕(だほ)するなり、あるいは日本政府が韓国(政府)に対して、(こうした)実態をやはり上の方にあげてもらわないと、解決しないと思いますね」と話した。
水産庁によると、日本海の暫定水域近くで回収した刺し網は、2000年からの7年間で、4,535kmにものぼる。
4,535kmというのは、北海道と沖縄を往復するほどの長さに相当し、今も海の生物に被害をもたらしている。
(08/12 20:37)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00160907.html
違法操業ゴミ、怒りの回収 各漁協が苦慮
ワタミ、中国から調理済み加工食品の輸入再開-独自基準で調査
ワタミは中国からの調理済み加工食品の輸入再開の検討に入った。中国製冷凍ギョーザ中毒事件以降、中国からの調理済み加工食品の輸入を停止していたが、現地工場での衛生管理のレベルが上がってきていることを受け、再開に向けて複数の中国企業の調査を始めた。ギョーザ問題以前は、中国からの輸入食品は1品目だけだったが、品目数の拡大も検討している。
ワタミは商社を通さずに食品の買い付けを行っており、各国の企業を自社で視察している。中国についても複数の企業の視察を行っており、工場だけでなく、食材を栽培する畑から視察。工場での加工作業や衛生管理なども調査している。
同社の渡辺美樹会長は「事件以降、中国の食品メーカーの衛生管理のレベルが非常に上がっている」と評価している。今後、さらに調査を進め、同社の衛生管理基準に達する企業と枝豆などの取引を開始する方針だ。
(掲載日 2009年08月10日)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820090810cdal.html
米日は中国産野菜ジュースの輸入大国
悲鳴を上げる中国農業~ある教授が農村で目にした“悲惨な病理”
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090507/193943/?P=1
アイリスオーヤマ 中国にペットフード工場
アイリスオーヤマは、中国の大手ペットフードメーカー、煙台中寵食品有限公司(チャイナペット、山東省煙台市)と設立した合弁会社を通じ、中国最大級のペット用ジャーキー工場を煙台市に新設した。工場は19日から操業を始める予定。アイリスオーヤマは、国内や中国の協力工場での生産の一部を新工場に集約化しながら、全体の生産能力を約4割増強する。成長が見込まれる国内のペット用ジャーキー市場でのシェア拡大を目指す。
アイリスオーヤマによると、新工場は敷地面積約8万平方メートルで、生産ラインを大幅に自動化するなどした最新鋭の設備がある。約25億円を投じて昨年から建設を進めていた。現在主流となっている鶏ささみ肉を原料にしたジャーキーを中心に生産し、主に日本市場向けに出荷する。
工場を建設した合弁会社は、煙台愛麗思中寵食品有限公司(アイリスチャイナペット)。アイリスオーヤマグループの持ち株会社オーヤマ(仙台市)と、チャイナペット社が共同出資して昨年1月に設立した。
アイリスオーヤマが持つ品質管理のノウハウと、チャイナペット社の生産ノウハウを活用。「国内のペットフード市場でニーズが高まっている安心・安全な製品を安価で供給する」(アイリスオーヤマ)のが狙いだ。ペット用ジャーキーでは、現在3位の国内シェアをトップまで引き上げる目標を掲げている。
アイリスチャイナペット社は、2011年までの年間売上高(出荷金額ベース)目標を20億円に設定している。数年後には、さらに約25億円を投じてペットフード工場を増設する計画。増設後は、生産品目を拡大するとともに販路を欧米や中国国内にも広げ、年50億円の達成を目指す。
2009年08月18日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090818t12012.htm
【時代のリーダー】大山 健太郎・アイリスオーヤマ社長:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20090413/191699/?P=4