パイワン人も提訴、原告1万人突破 NHK台湾特集訴訟

2009年08月12日 | news
パイワン人も提訴、原告1万人突破 NHK台湾特集訴訟
2009.8.12 14:13
 NHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」に出演した台湾人などから番組内容に歪曲(わいきょく)があったと批判が相次いでいる問題で、出演した台湾少数民族のパイワン人らが番組で、民族の誇りを傷付けられたとして、NHKを相手取った集団訴訟に原告として加わることが11日、分かった。原告数は提訴後も増え続け、1万人を突破した。
 訴訟に参加するのは、台湾南部のクスクス村のパイワン人出演者ら4人。番組では、1910年に開催された日英博覧会の写真に「人間動物園」の文字をかぶせ、《イギリスやフランスは博覧会などで植民地の人々を盛んに見せ物にしていました。人を展示する「人間動物園」と呼ばれました》などとするナレーションを、パイワン人へのインタビューとともに放送。「日本政府がパイワン人の実演を『人間動物園』と呼んだことはない」(訴状)と批判が出ていた。
 関係者によると、訴訟に加わるパイワン人4人のうち、2人は番組に出演。インタビューの際、「人間動物園」に関する十分な説明を受けておらず、単に写真を見て懐かしいと涙ながらに語ったシーンが歪曲されて伝えられたとしている。残る2人のうち1人は親戚(しんせき)が日英博覧会に実際に参加して、それが今でも自分たちの誇りであるにもかかわらずNHKに「人間動物園」とおとしめられ、名誉を傷付けられたとしている。もう1人はパイワン人の地元名士となる元郷長で、番組でパイワン人の名誉と誇りを傷付けられた-としている。

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/media/090812/med0908121417000-n1.htm




「参加は一族の誇り」 パイワン族子孫講演
8月13日7時57分配信 産経新聞
 NHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」に出演した台湾人などから番組内容に歪曲(わいきょく)があったと批判が相次いでいる問題で、台湾少数民族、パイワン族の医師、サルガイ・チャパヤル(李文来)さんが来日し、12日、東京都豊島区の豊島公会堂で講演した。

 演題は「日英博覧会の美しい記憶と後世に語り継がれてきたもの」。チャパヤルさんは、1910年に開催された博覧会へ実際に参加した親戚(しんせき)の話を紹介しながら、「参加は一族の誇り。NHKが学者の説を借りてわれわれを『人間動物園』の見せ物だったと放送したのは、現実の温かい交流と食い違う」と番組の内容を批判。NHKへの集団訴訟に加わることを表明した。

 パイワン族は質問状をNHKに提出。NHKは公式サイトで「パイワン族の人たち自身が当時どう受け止め、感じたかということは『人間動物園』の事実を左右するものではありません」としたため反発は村を挙げた動きとなっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090813-00000064-san-soci




「日本の教育あったから今の私がいる」…台湾の元師範学校生が語る
2009.8.14 22:08

 日本統治時代の「負」の部分をことさらに強調して取り上げたNHKスペシャル「JAPANデビュー アジアの“一等国”」(4月5日放送)に台湾からも批判が出る中、戦時中に台中師範学校で学んだ台湾人から、日本に感謝する声が上がっている。「日本人」として入学し、終戦直後に卒業を迎えるなど、時代に翻弄(ほんろう)された世代だが、「日本の教育があったから今の私がいる」と感謝の念を送っている。

 「あの時代の日本人による教育は、人としての品格を向上させたと思う。私の財産といえます」

 流暢(りゅうちょう)な日本語で語るのは、台湾総督府立台中師範学校第三期入学生の林(りん)永隆(えいりゅう)さん(85)だ。「日本でも台湾でも、若い世代があんな教育を受ける機会はもうないだろう」と振り返る。

 昭和14年に入学した林さんの同窓生は40人。日本人26人、台湾人14人だったという。2000人の受験生から選抜された“若きエリート”だった。

 午前6時の起床ラッパから始まり国語、漢文、英語とみっちり仕込まれた。「『平家物語』を暗記するなどして、日本のことや日本語をたたき込まれた。日本文学には今の日本のみなさんより精通しているかもしれませんよ」と林さんは笑う。

 もちろん苦しいときもあった。何十メートルも先を歩いている先輩を素早く見つけて、直立で礼をしなければならない。忘れると鉄拳が飛ぶこともあった。上下関係は特に厳しかった。「でもそうした経験も、今では良かったと思う」(林さん)。
 林さんらは「伊吹会」という同窓会を作り、筆の取れるうちにと、数年前に師範学校での生活などを日本語で小冊子にまとめた。

 《学寮でははしの上げ下ろしから歩き方、口の開き方まで事細かくしつけられた》《戦局は緊急を告げていたが、楽しい青春時代だった》…。授業の様子や思い出がつづられている。《当時、英語は100点満点の2点。戦争がエスカレートして敵性語の英語が廃止され、落第が免れホッとした》という“率直な”記述もある。

 日本の台湾統治時代をめぐって、NHKは番組で、日台間の格差と同化という矛盾を抱え、やがて皇民化運動で日本文化を強制したと放送。視聴者約1万人が損害賠償を求める訴えを起こしている。

 そうした「強制」を受けたという気持ちは林さんにはない。「今も思いだす歌は『荒城の月』や『はとぽっぽ』ですが、嫌だったという思い出はありません。同級生とも仲が良かった。日本人の先生は人格者が多かった」と振り返る。
 林さんは、司馬遼太郎の『街道をゆく』を日本語で全巻読破。今でも日本に親しみを感じている。「日本の教育を受けたことは誇り。死ぬまで日本を忘れることはないでしょう」と話している。(森浩)

http://sankei.jp.msn.com/life/education/090814/edc0908142209007-n2.htm






反日の台湾女性議員ら靖国神社でもみ合い
8月11日16時53分配信 産経新聞
 反日活動家として知られる台湾の高金素梅・立法委員(国会議員)らのメンバーが11日、東京都千代田区の靖国神社の拝殿前で靖国神社反対活動を行い、制止した神社職員ともみ合いになり、警察官が出動する騒ぎがあった。靖国神社によると、職員数人がけがをしたといい、警視庁麹町署に被害相談している。

 靖国神社によると、高金素梅委員ら約50人が11日午前9時ごろ神社に訪れ、同9時半ごろから約20分間に渡り、拝殿前で拡声器で「ヤスクニNO」と訴えたり、持っていた写真やパネルを掲示。このうち1人が拝殿に登ろうとして、制止しようとした神社職員ともみ合いになった。職員数人が突き飛ばされ、打撲などの軽傷を負ったという。

 警視庁によると、高金素梅委員は今月7日から11日までの予定で来日し、「平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動」シンポジウムを開催。8日には中国人強制連行殉難者合同慰霊祭に出席し、9日にも東京・上野でデモ行進をしていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090811-00000595-san-soci

高金素梅が靖国神社で暴挙 8月11日 
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7905887
http://www.youtube.com/watch?v=qmhV4x-6Y7U
http://www.youtube.com/watch?v=aTGxZ2hcWFM









北方領土を愛国的観光特区に 色丹島でロシア議長発言
2009年8月12日2時40分
 【モスクワ=副島英樹】イタル・タス通信によると、ロシアのミロノフ上院議長は11日、北方領土の色丹島を訪問し、北方領土に「愛国的観光」の発展が必要だとの考えを表明、観光レクリエーション特区に指定するようメドベージェフ大統領に提案したと述べた。その後、国後島の海岸ではロシア国旗を立てた。日本の領土返還要求を牽制(けん・せい)する狙いとみられる。

 議長は「もしロシア国民が島々を訪れ、ここが我々の土地で誰にも渡さないということを理解すれば、それは正しいことだ」と発言、「いわば愛国的観光だ」と強調した。議長は10日に大統領と会談した際、国後島などに貴重な自然の観光資源があると指摘、国内で五つ目の観光特区に指定するよう求めた。

http://www.asahi.com/international/update/0812/TKY200908110488.html




人道支援受け入れ中止=北方四島でロシアが決定

 【モスクワ時事】ロシア外務省は7日、日本から北方四島への人道支援物資の受け入れを中止することを決定したとの声明を出した。決定は在モスクワ日本大使館を通じ、日本側に通知された。
 北方四島への人道支援事業は、領土問題解決に向けた環境整備の一環として1990年代初めに始まったが、ロシア側の受け入れ中止決定で曲がり角を迎えた形だ。
 声明は、これまでの日本の支援に謝意を表明するとともに、「これ以上、日本の人道支援を受ける必要がないことを日本側に説明した」と述べた。日本大使館は「これから対応を検討する」としている。
 北方四島への人道支援には、医薬品などの物資供与のほか、北海道の病院への急病患者らの受け入れがある。ロシアの声明は「人命にかかわる非常事態が起きた場合には、人道的協力を行う」としており、患者治療や災害支援などは例外とする立場を示した。 
 人道支援をめぐっては今年1月、日本側が国後島に医薬品などの物資を届けようとしたが、ロシア側が出入国カードの提出を求めたため、断念。その後、日本の国会で北方領土を「わが国固有の領土」と明記した改正北方領土問題等解決促進特措法が成立したことにロシア側が猛反発していた。
 日本大使館は、今回の人道支援受け入れ中止について、ロシア側が四島の社会・経済情勢の安定を理由に挙げ、「政治問題とは何ら関係ない」と説明したとしているが、領土問題をめぐる雰囲気の悪化が決定の背景にある可能性は否定できないとみられる。(2009/08/07-23:24)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009080700975

北方領土 進む露の実効支配 「友好」から「対立」の色濃く








<横浜市教委>8行政区が自由社の歴史教科書採択
8月4日13時22分配信 毎日新聞
 横浜市教育委員会は4日、10~11年度に市立中学で2年間使う歴史教科書に、「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)が主導し自由社(東京都文京区)が発行する教科書を8行政区で採択した。「つくる会」の分裂に伴い、扶桑社版とは別に執筆された自由社の教科書は08年度検定に合格したばかり。文部科学省は「(採択例を)把握していない」、同社は「全国初」としている。

 同市の教科書採択は、校長や学識者で組織する市教科書取扱審議会が候補を答申、市教委が市内18行政区ごとに決める。この日の市教委には今田忠彦委員長ら6人の教育委員全員が出席。18区ごとに無記名投票し、港南や青葉など8区で自由社が選ばれた。18区全体で市立中学は145校、1学年約2万5000人の生徒がいる。

 投票に先立つ審議で、今田委員長は「日本人に生まれたことを悲しませるような教科書は絶対、駄目だと思う。自由社の教科書は非常に理解しやすく、先人がどういう意識で生きてきたのか深みをもって書いている。日露戦争も愛情をもって書いている」と意見を述べた。【山衛守剛、木村健二】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090804-00000039-mai-soci



教科書問題:自由社の教科書、横浜で全国初採択 「扱い難しい」と現場困惑 /神奈川
 ◇適正手続きと市教委強調

 賛否両論ある自由社(東京都文京区)の歴史教科書が来春、全国で初めて横浜市に導入される。4日の市教育委員会が18区中8区について採択した自由社の教科書。「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)が主導しており「戦争を賛美する内容だ」という批判がある一方、市教委は「そうは読めない」と言う。採択に対して抗議の声が上がる中、現場からは「扱いが難しい」という声も漏れた。【山衛守剛、木村健二】
 ◇辞任表明直後、中田市長批判も

 市教委の傍聴希望者は定員20人の10倍を超える225人に上った。最も早く午前8時前に受け付けに並んだ市内の女性は「世界に通用しない教科書が採択されては大変」と神妙な面持ちで語り、中田宏市長の辞職表明直後の採択を「自分が教育委員を任命しておいて無責任だ」と批判した。

 抽選に外れた人向けに市教委の別施設のホールで音声が同時中継された。今田忠彦委員長ら教育委員6人が区ごとに投票した結果=別表=がアナウンスされ、自由社の採択が決まる度にどよめきが広がった。他の10区では、従来と同じ帝国書院(同千代田区)か東京書籍(同北区)が採択された。県立高教諭の柴田健さん(57)は「ほとんど素人論議で『自由社ありき』で話ができていたようだ。反対の多い世論とかけ離れている」と懸念を語った。

 今田委員長は審議の中で自由社版を「非常に理解しやすく、日露戦争も愛情を持って書いている」と称賛。委員会後の会見では「戦争賛美、植民地の正当化など、そういうふうには読めなかった」と述べた。田村幸久教育長は会見で「横浜の子どもが使うにふさわしい教科書か真剣に議論してきた。合議制の結果、適正な手続きを踏んでいる」と強調した。

 一方、自由社の教科書採択が決まった青葉区の中学教諭は「今までと異なる歴史観の教科書を使う不安感はある。生徒への影響も大きいと思うが、制度にのっとっているので大幅に逸脱することもできない。扱いは難しい。教える側の力量が問われる」と話した。

 採択に対し、在日本大韓民国民団(民団)県地方本部は「日本の子どもに差別・偏見が生まれ、在日韓国人子弟がいじめに遭うことが予想される」、市民団体「子どもと教科書全国ネット21」は「植民地支配を美化し、日本の戦争の加害や被害をほとんど書いていない。採択の撤回・やり直しを求める」などとした抗議声明を発表した。

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 ◆市教委の教科書採択結果◆

 <自由社が投票で多数>(8区)

港南▽金沢▽港北▽緑▽青葉▽都筑▽旭▽瀬谷

 <投票同数で今田委員長が他社に決定>(8区)

神奈川▽西▽中▽南▽磯子▽戸塚▽栄▽泉

 <他社が投票で多数>(2区)

鶴見▽保土ケ谷
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090805ddlk14040225000c.html




「分かりやすく共感」横浜市教委採択の自由社版教科書で委員長
2009.8.4 22:56

 「新しい教科書をつくる会」のメンバーらが執筆、自由社(東京)が発行する『新編 新しい歴史教科書』が全国で初めて横浜市教育委員会で採択され、市内8区の中学校での使用が4日、決まった。港南、旭、金沢、港北、緑、青葉、都筑、瀬谷の各区にある計71中学校で、平成22、23年度の2年間使われる。市教委の今田忠彦委員長は「分かりやすく、共感を得たのだろう」と採択の理由について語った。
 採択にあたっては市教科書取扱審議会の7月の答申などをもとに審議され、投票が行われた。
 答申では、自由社を含む7社の教科書が「横浜市の生徒が使用する教科書として適当」とされ、自由社の教科書については「『我が国の歴史に対する愛情』を特に重視するという基本方針で編集されている」「多民族の生活や文化の扱いがやや弱く、多様な考え方を育てるにはやや適さない」などと評されている。
 また各区でどの教科書がふさわしいかについて観点別に考察。青葉区では「日本の歴史と関連のある世界の歴史を背景に各時代の特色を理解する」という観点から、「各章でまとめが用意されているなど知識の整理ができる」として自由社を推している。
 定例会後の会見で、市教委の今田忠彦委員長は「歴史的事象の説明の中では流れが分かりやすく書いてある。多くのみなさんの共感を得たのだろうと思う」と採択の理由を話した。
 残る10区は東京書籍か帝国書院の教科書を使う。
 前回17年の教科書採択で扶桑社版の歴史教科書の支持を表明していた今田委員長は「教育基本法が変わり教育を取り巻く状況が変わった。委員のメンバーも変わり、(教科書が)理解しやすいという中で票を投じたのだろう」との見方を示した。
 しかし、採択に対する反発は大きい。在日本大韓民国民団県地方本部や共産党市議団などは、「戦争を正当化し、憲法を敵視する」「子供たちに歪(ゆが)んだ歴史観を押しつける」などとする抗議声明を出した。こうした批判に対し、田村幸久教育長は「国の検定基準を踏まえた上で、教科書検定審議会の結論に基づくもの。仕組みを理解してもらいたい」としている。

http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/090804/kng0908042256009-n1.htm




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