「日本が多数の核製造も」キッシンジャー氏懸念 74年の米公文書

2007年04月15日 | 国際
 フォード米政権の国務長官だったヘンリー・キッシンジャー氏が1974年8月、「日本は現行の核拡散防止条約(NPT)の枠組みで、多数の核爆弾を製造することができる」と述べ、日本の核武装に強い懸念を示していたことが7日、機密指定を解除された米公文書で分かった。

 70年代の米外交を主導したキッシンジャー氏は、74年5月にシリアのハフェズ・アサド大統領(当時)との会談でも日本の核武装に言及したほか、最近の論評でも日本の核保有の可能性を指摘。今回の文書は、同氏が日本に対して根深い不信感と警戒感を抱いていたことを物語っている。

 国家安全保障会議(NSC)の会談記録(極秘)によると、キッシンジャー氏は同年8月21日にオーストラリアのショー駐米大使(当時)と会談し「私は日本が核を保有すると常に信じてきた」と言明した。

 会談はインドによる初の地下核実験の3カ月後で、同氏は核拡散を懸念する大使に、NPTは核兵器を製造し爆発させた国だけを「核保有国」と定義していると説明。日本が核実験をしないまま「多数の核爆弾」を獲得する可能性に言及した。

 日本が開発中だった気象衛星打ち上げロケットについても「気象観測だけが目的ではないはずだ」と述べ、核弾頭を運搬できる軍事ミサイルへの転用の恐れを示唆した。(共同)
(2007/04/07 19:38)
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070407/usa070407003.htm


news archives キッシンジャー氏日本非難 72年、日中正常化の動きに反発


ドイツ軍:「敵は黒人」と銃撃訓練 映像流出、米で反発

 ドイツ連邦軍の教官が兵士に対し「敵は(米ニューヨーク市)ブロンクスの黒人だと思って撃て」と指示する場面が写ったビデオ映像が14日、ドイツのテレビで放映され、同国国防省が内部調査を始めた。
 AP通信によると、米国の黒人運動家シャープトン師は「アフリカ系米国人への極めて人種差別的な侮辱だ」と反発、ドイツ軍への批判が高まりそうだ。
 ニュース専門テレビNTVが放映した映像は、教官が「ここはブロンクスだ。3人のアフリカ系米国人が車から飛び出し君の母を侮辱している。行け」と命令。兵士が機関銃で撃つ場面が続いている。
 映像は昨年7月にドイツ国内の陸軍施設で撮影されたもので、インターネットの映像交換サイトに流出して存在が分かったという。 ドイツでは昨年、アフガニスタン駐留のドイツ兵が人間の頭蓋(ずがい)骨を手にポーズを取っている写真が暴露されたほか、人種差別を背景とした黒人などへの襲撃事件も増加傾向にある。(ベルリン15日共同)
毎日新聞 2007年4月15日 11時58分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070415k0000e030010000c.html

YouTube - Bundeswehr Motherfucker
http://www.youtube.com/watch?v=rGY11XvRZcE




米外交政策への懸念深まる~国内世論調査から

  米国の外交政策に関して、国民の懸念が深まっているという世論調査結果が発表された。回答者の3分の2が「米国と諸外国との関係が間違った方向に進んでいる」と感じており、悲観的見方はイラク問題にとどまらないことも分かった。

 AP通信によると、調査は3月、無党派の公共政策研究団体パブリック・アジェンダが国内の成人1013人を対象に実施した。「地球温暖化問題を懸念している」と答えた人も、前回調査の2006年9月には3分の2だったが、今回は4分の3に拡大した。

 同調査は05年6月に第1回が行われ、今回が4回目。5つの質問に対する回答を基に「外交問題懸念指数」(懸念度の最高値は200)を算定しており、今回は137と前回から7ポイント上がった。パブリック・アジェンダのダニエル・ヤンケロビッチ会長は「懸念度が150の危険区域に近づいている。国民の信頼感は危機的状態にあると言えるのではないか」と話した。

 調査では、1)国際社会での米国の位置付け、2)米国に対する外国からの危険が高まっているかどうか、3)米外交政策は間違った方向に進んでいるか、4)米国は外国から否定的に見られているか、といった質問への回答を求めた。主な調査結果は次の通り。

 ・82%が「米国にとって世界はより危険になっている」と答え、うち48%は「非常に危険になっている」と答えた。

 ・73%は米国が世界平和と繁栄を促進するリーダーとして「良い仕事をしていない」と答え、うち34%は仕事ぶりが「非常に悪い」と答えた。

 ・68%は「海外諸国が米国を否定的に見ている」と答え、うち34%は「非常に否定的」と答えた。

 ・61%が「テロに対する米国の安全はイラク戦争の成功には左右されない」と答え、70%は「米軍は12カ月以内に引き揚げるべき(19%は即時引き上げ)」と答えた。

更新2007年04月13日 19:20米国東部時間
U.S. FrontLine
http://www.usfl.com/Daily/News/07/04/0413_011.asp?id=53189



法王、ダ・ヴィンチ・コードに反論=就任後初の著作が発売へ
2007/04/14-06:20 
【ジュネーブ13日時事】ローマ法王ベネディクト16世の法王就任後初めての著作となる「ナザレのイエス」が16日、イタリア、ドイツ、ポーランドで発売される。AFP通信によれば、イエス・キリストの歴史的な側面と福音書での側面を両立させようとする内容で、2003年に発売されて世界中でベストセラーとなった小説「ダ・ヴィンチ・コード」への反論の要素も含まれている。 法王は自身の80歳の誕生日に合わせて出版される著作で、「イエスのイメージを破壊し、信仰心を奪う最悪の本は、(聖書研究の)仮説の結果に満ちている」と指摘。直接の言及を避けながらも、キリストが結婚して子供をもうけていたという内容の「ダ・ヴィンチ・コード」を批判した。さらに、聖書の解釈が誤った道をたどれば「反キリストの道具になりうる」と警告を発した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007041400071

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