ましログ

日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

今、何時?

2015-09-09 00:23:09 | バイコヌール 旅行
【バイコヌール 珍道中 (10)】



バイコヌールの拠点、スプートニク・ホテルに到着。
人類初の人工衛星の名前のホテルなんて、
お洒落さんだわ、まったく。





ホテル内、いたるところにロケット関連の写真、写真、写真。




ごつくて、デカい鍵を渡され、
早速お部屋へ。
ルームナンバーは「B5」
用紙のサイズみたいw

中に入ると、一人部屋なのに
広い!
VIP感半端ないっす。



ムムっ、部屋に灰皿が!
日本以外、室内ではNGのハズと、
受付に確認したところ、問題ないとの返事。
そうかここは、ヨーロッパではなく、中央アジアか。
ありがたや~。


そうこうするうち、
菊地コマンダーのスパルタ15分後集合。
皆で買い物に、近くのお店へ。





はじめてのバイコヌール散策。
やっぱ直射光が痛えw



すでに夜の7時を回っていたと思うのですが、
まだまだ昼の日差し。
相次ぐ移動と天候の変化で
体内時計が乱れに乱れまくり。

日本はバイコヌールより3時間進んでるから、夜10時で、
モスクワはマイナス6時間、いやバイコヌールからはマイナス…
…書いてても、ややこしいわ!


お店は個人商店といった感じ。
小じんまり&昭和感。
旧ソ連式なのでしょうか。
商品を、勝手に取っちゃいけません。
必要なものを店員さんに告げて、出してもらいます。

どっからきたんだお前たち!という感じで
店の人はあきらかに不審そうな顔。
イズヴィニーチェ、お世話がせしてm(_ _)m
オススメに従って
カザフのビール、お水、アイスを購入。



アイスは、昔ながらの安バニラスタイル。
これが、とんでもなくクリーミーで濃厚。
甘くて最高でした。

そういやロシアの皆さんはアイスに目がないそうですね。
カザフっ子もそうなのかしら?


品をゲットして、外に出ると
地元の子供たちが
無邪気に集まってきました。

日本語教えてー♪と
我々の固く閉ざされたATフィールドを
一瞬で消し去りますw
人見知り…なんて言葉は
バイコヌールにはないのでしょうw




ホテルまで帰ろうと道路を渡ると
今度は車の集団。
ここでも遭遇しました
結婚式の美男美女。
ロシアはリア充ばかりですので
私のような非リアの皆様はお気をつけくださいw
(幸せのお裾分け、しっかり頂いときます)




部屋で荷物を開いて休憩してると
あっという間に夕食の時間。
ホテルのレストランで
皆で乾杯しながら、明日の日程を確認。
サラダと
マッシュルームのピザと
ビーフシチューを喰らいました。
カザフ感やロシア感は皆無でしたが、
食べ慣れたメニューは非常に安心します。
うまいうまい。



さて寝ようかしらと
部屋のカーテンを開けると
まだ明るい。
どんだけ長いんだ、お日さんよ。

子供たちは
暗くなるまで、ずっと遊んでいる様子。
暗くなるまでって、、、時計見たら、夜10時じゃん。
寝ないの?
お母ちゃんに怒られないの?

ちっとも暮れてくれないバイコヌールの夜でしたとさ。


次回へつづく。