醜い鏡

桐原です。


まだ生きています。

でもこれから先はどうなるかわかりません。


皆さんだってそうでしょう？


明けない夜はない、っていう人がいるけど、
そんなことは嘘っぱちで、
この世の中には、
暗闇の淵を歩く人間もいるんだっていうことを、
みんな、気付かないふりをして、
笑って、泣いて、当たり前のように死んでいく。

いい人生でした。

そんなこと、本気で言える人ってどれだけいるんだろう。



太陽の光は明るすぎて、つらい。

自分の醜い姿をあらわに照らしだすから。


月のでていない夜は、優しいね。



僕は闇の中に住みたい。