2月14日
今日、僕の手元に一通の配達記録が届けられた。
受け取りのサインをすませ、封筒を見る。
差出人は、
「××健康保険組合」
僕が在籍していた会社「××」の名を頭に冠した健康保険組合である。
まだ傷病手当金が支給されていた昨年の暮れまでは、毎月この健康保険組合に医師の意見と押印を済ませた「傷病手当金申請書」をこまめに郵送し、生活の糧にしていたのである。
さて、その健康保険組合が今更なんの用件で?
「・・・つきましては、支給済みである傷病手当付加金を下記のとおり返還していただきますよう・・」
返還??
よくわからないまま読み進めると、そこには驚きの金額が・・
「請求合計金額 177,600円」
は????
払えませんから、そんな大金!!
というか、だいたいなぜ返還請求なんかされないといけないの??
早速、封筒に書かれている健康保険組合の連絡先に電話をいれた。
そこで担当者から語られた真実は無職無収入で凹みまくっている僕に、更に追い討ちをかけるものだった。
昨年末、アルバイト社員として「××」社に入社するまで、僕は傷病手当金を受給していた。
改めて書くまでもないが、この“傷病手当金”とはどの健康保険組合でも法律で支給が定められている給付金で、何らかの事情によりケガや病気にかかり、就業することができなくなった被保険者に対し、一定の限度額の“手当”を現金で支給するというありがたい制度である。
つまり、病気や怪我で長期の入院や療養が必要になり、やむなく会社を休んだり休職した者が申請をすることで得られる保険金のようなものである。
以前の会社を休職している間からずっと、僕はこの傷病手当金に頼って生活をしてきたのだが、昨年末の就職(アルバイトだけど・・)を機に、傷病手当金の請求は当然止めた。
しかし!
電話口にでた担当者によると、僕の申請に“不正な点”があるため、今回の返還請求に至ったのだと言う。
・・・・ますます訳がわからない。
30分ほどの会話のなかで得られた真実はこうだ。
今回のアルバイトでの入社にあたり、僕は××社の健康保険に加入することになった。それまでは前職=××社(正社員時代)の健康保険に任意継続で加入していたのだが、「××社で働いているのに××健康保険組合の任意継続を続けるのはおかしい。」との会社の判断から、僕は正式に××健康保険組合に加入することになった。
そこで健康保険組合の担当者が僕の入社日を調べたところ、10月末の時点で「入社」したことになっているのに、傷病手当金を11月末まで受給していることが判明した。そこで今回の返還請求になったというのだ。
ちょっと待って!確かに入社手続きをしたのは「10月末」頃だったように思うが、その後会社の事情で業務につくことができず、実際に働きだしたのは11月末からなので、その期間に申請をしていたのだが、これが問題になるのだろうか?
「はい、立派な不正受給になります。」
・・・・・・・・・。
ショック・・・・。
確かに、「入社」手続きが済んでいる時点で「就労できる心身状況にある」と判断されてもおかしくないのかもしれない・・。というか、その解釈が多分正しい。そうすると僕は立派な不正受給者になるというわけだ。
なるほど・・。
いやいや!感心している場合ではない。
17万某(なにがし)なんて大金、持ってませんから!
だいたい、入社手続きだけして傷病手当金の受給資格を奪っておきながら、1ヶ月以上も仕事を与えない(=時給が発生しない)状態に放置していた会社に問題はないのか??
今回も無理やり自己都合退職にさせられたし・・。
なんなんだこの会社は!!!
と、怒ってみても、理屈上僕が不正受給をした事実は変わらないわけで・・。
「返済期日:平成20年2月29日」
無理だから・・
もう嫌だ・・・こんな人生・・・。
今日、僕の手元に一通の配達記録が届けられた。
受け取りのサインをすませ、封筒を見る。
差出人は、
「××健康保険組合」
僕が在籍していた会社「××」の名を頭に冠した健康保険組合である。
まだ傷病手当金が支給されていた昨年の暮れまでは、毎月この健康保険組合に医師の意見と押印を済ませた「傷病手当金申請書」をこまめに郵送し、生活の糧にしていたのである。
さて、その健康保険組合が今更なんの用件で?
「・・・つきましては、支給済みである傷病手当付加金を下記のとおり返還していただきますよう・・」
返還??
よくわからないまま読み進めると、そこには驚きの金額が・・
「請求合計金額 177,600円」
は????
払えませんから、そんな大金!!
というか、だいたいなぜ返還請求なんかされないといけないの??
早速、封筒に書かれている健康保険組合の連絡先に電話をいれた。
そこで担当者から語られた真実は無職無収入で凹みまくっている僕に、更に追い討ちをかけるものだった。
昨年末、アルバイト社員として「××」社に入社するまで、僕は傷病手当金を受給していた。
改めて書くまでもないが、この“傷病手当金”とはどの健康保険組合でも法律で支給が定められている給付金で、何らかの事情によりケガや病気にかかり、就業することができなくなった被保険者に対し、一定の限度額の“手当”を現金で支給するというありがたい制度である。
つまり、病気や怪我で長期の入院や療養が必要になり、やむなく会社を休んだり休職した者が申請をすることで得られる保険金のようなものである。
以前の会社を休職している間からずっと、僕はこの傷病手当金に頼って生活をしてきたのだが、昨年末の就職(アルバイトだけど・・)を機に、傷病手当金の請求は当然止めた。
しかし!
電話口にでた担当者によると、僕の申請に“不正な点”があるため、今回の返還請求に至ったのだと言う。
・・・・ますます訳がわからない。
30分ほどの会話のなかで得られた真実はこうだ。
今回のアルバイトでの入社にあたり、僕は××社の健康保険に加入することになった。それまでは前職=××社(正社員時代)の健康保険に任意継続で加入していたのだが、「××社で働いているのに××健康保険組合の任意継続を続けるのはおかしい。」との会社の判断から、僕は正式に××健康保険組合に加入することになった。
そこで健康保険組合の担当者が僕の入社日を調べたところ、10月末の時点で「入社」したことになっているのに、傷病手当金を11月末まで受給していることが判明した。そこで今回の返還請求になったというのだ。
ちょっと待って!確かに入社手続きをしたのは「10月末」頃だったように思うが、その後会社の事情で業務につくことができず、実際に働きだしたのは11月末からなので、その期間に申請をしていたのだが、これが問題になるのだろうか?
「はい、立派な不正受給になります。」
・・・・・・・・・。
ショック・・・・。
確かに、「入社」手続きが済んでいる時点で「就労できる心身状況にある」と判断されてもおかしくないのかもしれない・・。というか、その解釈が多分正しい。そうすると僕は立派な不正受給者になるというわけだ。
なるほど・・。
いやいや!感心している場合ではない。
17万某(なにがし)なんて大金、持ってませんから!
だいたい、入社手続きだけして傷病手当金の受給資格を奪っておきながら、1ヶ月以上も仕事を与えない(=時給が発生しない)状態に放置していた会社に問題はないのか??
今回も無理やり自己都合退職にさせられたし・・。
なんなんだこの会社は!!!
と、怒ってみても、理屈上僕が不正受給をした事実は変わらないわけで・・。
「返済期日:平成20年2月29日」
無理だから・・
もう嫌だ・・・こんな人生・・・。