the other half 2

31歳になりました。鬱で負け組。後悔だらけの人生だけど・・。

大変

2009-01-21 20:37:22 | Weblog
桐原です。


・・って、どれだけの方がこの記事を見て頂けるか・・。



前回の更新が9月なんですね。


年が明けちゃいました。



その間、桐原はたぶん、これまで生きてきた中で一番厳しい状況に突入しています。


今はパソコンもないので、ブログを更新することもできません。
ちなみに今はネットカフェから更新してます。




生活が危機的状況なので、もう少し落ち着いたらブログを再開したいと思います。


その時が桐原の本当のスタートです。






その時がくればですが・・。









おそらく、来月中にはアクションが起こせると思います。



春が来てもこのブログに桐原からのメッセージが載らなかったら、



・・・・・・。










桐原です。

2008-09-15 18:44:17 | Weblog
お久しぶりです。桐原です。


長い間更新できずにいましたが、なんとか生きています。


いろいろと書きたいことがあるのですが、諸般の事情でなかなか更新ができずにいます。


会社には相変わらず行けていないし、その分、給与も少なくて大変です。


環境が整ったら、本格的に復活します。


もうしばらくお待ちください。





院長の診立て

2008-08-06 23:10:58 | Weblog
一昨日、病院に行った。

前回の診察の際、当番の医師に、


「桐原さんの鬱はもう治っているんじゃないかと思います。」

なんて、衝撃の宣告をうけたのだが、それからもやはり会社には行けず、これは甘えなのか、病気なのか苦悶していた。


久しぶりの院長=主治医の診察である。


「どう?」


院長は医学書や薬剤のリーフレットなどが山のように積まれた大きな机の向こうから、顔をカルテに埋めたまま、端的に一言、そう言った。


僕は、週の半分は会社に行けないでいることを告げた。


「なに、会社行けてないの?ダメじゃないの、それじゃぁ。」


院長はカルテから顔をあげ、メガネの上から覗き込むように僕の顔を見た。


「・・会社に行けないのが病気のせいなのか、ただ自分が怠けているだけなのか、自分でも・・・(わからないんです。)」


僕の小さなつぶやきをさえぎり、その問いには答えず院長は続けた。



「これね、今のお薬、あなたに効いているの?どうなの?」


院長はカルテを遡り、この病院に初診でおとずれたときに渡した、以前のクリニックの医師からの紹介状を確認している。

院長は、最初から僕の処方については不信を感じていたようだ。
初診の日の対応は驚くほどぶっきらぼうで、不機嫌で、開口一番こう僕に問うた。


「今のお薬、あなたに効いているの?」



その薬が自分の症状に効いているのか。
医師にそう尋ねられると、なんと答えてよいのかわからずドギマギしてしまう。


確かに、鬱がピークでベットの中にひきこもっていた頃に比べれば体も、気持も回復したように思う。
だが、今の処方でベストの状態を維持できているのか、と聞かれれば、素直に「効いている」とは言えない感もある。


僕が言葉に詰まっていると、院長はこうまくしたてるように言った。


「今の薬、効いてないんじゃないの?デプロメールじゃあらちが明かないでしょう・・。これじゃあなぁ。お薬変えますよ。」


最新の服薬状況については、右のカテゴリから「現在の処方箋」を確認して頂きたい。



「・・・会社に行けないのが鬱のせいなのか、ただ怠けているだけなのか
自分でも判断がつかないんです・・。」


僕の二度目の質問にも院長は答えなかった。

僕はたくさんの薬を飲みながら、正常と異常、怠惰と抑うつの間を浮遊する。









今日も請求書が届いた。


家賃の未納、携帯代金の滞納、住民税の未払い、健保の傷病手当金の過支給分の返還請求、電気代に水道料金・・・。


もううんざり・・・。




今の職場は時給なので、会社を休めば休んだだけ給料が減っていく。
7月は月の半分も出社しなかったから、もしかしたら手取りで10万円に届かないかもしれない。



明日は母の誕生日だ。8月7日。僕の地元では旧暦で七夕を祝う。

「8月の七夕」の夜、母はいくつになるんだっけ・・。


母ももう若くない。
収入も十分とは思えない。


誕生日の夜に、お金を無心するような最悪なことはしたくない。




さて、どうしよう。



はっきりしたことは、僕は鬱でもそうじゃなくても、毎日職場に通い、しっかり働いて稼がないといけないという、至極あたりまえの現実だった。



明日も会社に行こう。



頑張って。



大幅変更

2008-08-06 22:34:56 | 現在の処方箋
処方が大幅に変わりました。


■精神科
<毎食後>一日3回
・アナフラニール 25g×2錠
・ジェイゾロフト 25g×1錠
・ロミニアン 5mg×1錠
・ガスモチン 5mg×1錠

<食前>
・なし

<睡眠前>
・ゼストロミン 2.5mg×1錠
・デプロメール 1mg×1錠


若き僧侶

2008-08-02 23:10:47 | Weblog
昨日、久しぶりに処方通り薬を飲んでみた。
今日が休みだったから、多少寝過しても構わないと思って。


そして今日、起きたら昼すぎ。


え~・・・・。



予定していた病院にも行けずじまい。






このところ僕はずっと調子が悪い。

水曜、木曜と仕事を休み、その勢いで金曜日も休んだ。



全然治ってないじゃないか。



いや、治っているのに怠けているだけなのか。
最近、本当に疲れている。
体も、気持も。



「頑張ることに疲れた感じて途方にくれた感じなんだね。」




魂が体から離れて、ふわふわと浮いている感じ。あてどころなく。



「魂が浮いているってどんな感じなんだろう?」



体がだるい。
けっして今の状況に満足しているわけじゃないから、どうにかしたいのだけれど、どうしていいのか、どこへ向かえばいいのかわからない。



「脱力感が強くてこれからどうしたらいいかどうなるかわからないってことかな?」



・・・・。



「とてもいろんな思いがあると思うケド、一緒に考えていこうよ。」




・・・・。



メールを送ってくる彼は、19歳、職業、「僧侶」兼大学生。


浄土真宗本願寺派の寺に生まれた彼は、若くして出家し今は西日本にある仏教系の大学に通っている。



メールがカウンセリング口調なのは、悩める僕を前に職業意識が働いたせいだろうか。



君の気持は嬉しい。でもね、少年。

僕は君よりも少しばかり長く生きている。

そこには、外からは見えない微細な傷が無数についているんだよ。

君の照らす「真理の光」は、すこしばかり青臭くて、眩しすぎる。





見た目は普通の少年だった。
むしろ、その坊主頭と歯並びの悪い顔、決して高くはない身長だけをみると、中学生と言われてもわからないくらいだ。

彼に知り合ったのはかれこれもう1年以上前になる。

ファーストフードでポテトをかじりながら、ケラケラ笑っている。

他宗の位の高いお坊様が、山の中を夜通し何日も走り回る、という荒行を達成したとか。


「山のなか走り回ったって、悟れないから!超ウケるんだけど!!笑」


ケラケラケラ。

ケタケタケタ。


僧侶は笑う。


ケラケラケラ。


少年は笑う。


ケタケタケタ。




「一緒に考えていきましょうよ。」




ありがとう少年。




大人になっても、その気持ちを忘れないでいてほしい。
日本の既成宗教が救済の力を無くしつつあるこの時代に、君の志は尊い。


僕は仏にならずとも、もう少しばかり、安寧な気持ちで日々を過ごしたい。





山の中を走るかな。




空が割れた夜に

2008-07-29 21:43:59 | Weblog

アスファルトを打ちつける雨を、眺めていたんです。

用意周到に傘を持ち合わせていた人も、

覚悟を決めて小走りで家路を急ぐ人も、

激しさを増す雨の中でずぶ濡れになっていきます。


それは突然の雨だったから、繁華街の客引きも、

その前を行きかう人々も、

激しく降り続く雨と、黒く濡れたアスファルトが弾き返す雨粒を浴びて、戦意喪失の様子です。

雨は益々激しさを増して、横殴りの風をまとい、

コンビニの前で雨宿りをする僕の身体を少しずつ侵食していきます。


それから空が幾度か光って、空に爆音が轟きました。

地球の本気に皆、身を縮め、小さな悲鳴が鳴りました。


このまま何もかも水に流されてしまえばいい、と思い、

閃光と爆音にテンションを煽られながら、

原始の恐怖を目覚めさせるように、

僕は、街の軒下にかろうじて居場所をみつけるのです。


水面を泳ぐ呑気なカエルの下には、

水に沈んだビルの森。


都会に育ったマングローブは無機質だけど、いつか魚が棲むでしょう。

何もかも飲み込んでしまえばいいのです。一息に。


今度の怒りは大きくて、人々は傘を手に、あるいは新聞を頭上に広げ、

右往左往するのです。


それでもこの惑星の怒りは鳴りやまず、行きかう人々に降りかかります。


打ちつけろ。

討ち壊せ。

この惑星の願うままに。


ヒトが沈んだ水の色は、明けない夜のほのかな光に、青くはかなく揺れるのです。





え、本当ですか・・?

2008-07-23 23:59:26 | Weblog
7月23日


昨日の話なのですが。





「桐原さんね、鬱はもう治ってるんじゃないかと思うんです。」










え・・?







今僕は、発病してから3軒目のクリニックに通っている。
都内にあるそのクリニックは、たまたま、偶然に通りがかったのが縁で通い始めたのであって、予約が不要、というありがたいシステムに惹かれたほかは、これといって理由があって選んだわけではない。


これまで通っていた小さなクリニックとは違い、医師も常勤の医師が2名、その他数名の非常勤医師がローテーションを組み、常時2名以上の診察体制をとっている。


何度目かの通院の際、待合室の書籍コーナーに見覚えのある本を見つけた。
精神科の医師が書いた、いわゆるメンタル系の読み物なのだが、何年か前に僕の書籍の本棚に納められたタイトルだった。


著者は精神科の医師、山田太郎(仮名)。

山田太郎・・・山田・・ヤマダ・・。



あれ・・このの病院って・・?



そう、このクリニックの名称は“ヤマダクリニック(仮称)”。
そして院長の名前は“山田太郎(仮)”




なんだ、この本の著者ってここの院長=僕の主治医じゃないか。

へぇ・・結構有名な精神科医なんだね、なんて改めて思い知る。
そういう事実を知ると、今までのなんていうことのない診察時の精神療法(という名のおしゃべり)が、とても意味があるもののように思えてくる。



この医師にかかるようになってから、治療の方向性が少なからず変更になった。

朝がつらい。蒲団からでることができない。

という僕の訴えに、

「じゃあ、睡眠時のお薬を減らしますから、ちょっと頑張って二度寝しないように起きてみましょうよ。」

なんてことを言う。
一見、とても当たり前のことを言っているように感じるかもしれないが、これは今までの主治医の治療方針からすると180度反対のアドバイスなのである。

前の主治医は、とにかく“休養”を重視する医師だった。
うつ病の治療の基本は、十分な量の薬物療法と休養だ、というセリフを何度聞かされたことか。

その治療方針に立つ医師からのアドバイスに従えば、体が重くて動けないときは体の要求するままに休むことが必要だし、朝起きるのがつらいのも典型的な鬱の症状なのだから、無理して起きることなく、ゆっくり蒲団の中で休め、という話になる。



“頑張って”朝起きるなんていうことは、もってのほか・・なはずだった。





それが、である。



今度の主治医は、「頑張って起きろ。」という。



これにはびっくり。





というわけで、ここ数週間の僕は、毎朝がんばって起きていた。





そしてこの度、かかりつけの“ヤマダクリニック(仮称)”を受診したときに非常勤の医師から告げられた衝撃の一言が、冒頭の“桐原は実は鬱病、治ってました”発言なのである。





え~・・・。




発病して最初のクリニックを受診したのがH16の秋。
闘病を初めてかれこれ3年半。


鬱病、治ってました・・って。



心の準備ができていないので、全く実感がわかない。



だって、僕は今月に入って数えるほどしか出社できていないのだ。
週に2~3日は欠勤しているし、たまに出社できた日も午後から会社に顔を出して、18時に帰ってくるのがやっと。
なぜって、それは僕が“鬱病で体の調子が悪い”から。



・・・のはずだった。




しかし、それが治っているのだという。



では、この体の不調(と感じられていたもの)は何なのか。
なぜ僕は会社に行けないのか。
なぜ朝、蒲団から起きだすことができないのか。
なぜ休みの日は半日以上、眠り続けてしまうのか。




「それは鬱のせい、というよりは何か別の、心因性の神経症的なものじゃないかと思います。お薬飲み始めてから、随分経過してますしね。」





へぇ・・・。














というわけで、












桐原、鬱病から脱出しました!!






って、本当かなぁ。。汗。。。。。





鬱が治っている(?)とはいえ、服薬は今までどおり続けなければならないようで、むしろ就寝前の薬が増えちゃったりして、必ずしも“正常”になったわけではないらしい。



本来の主治医である院長がどういう診断をくだすかわからないが、次回の診察までとりあえず僕は、“鬱病患者”ではない。(のだろうか?)



にわかに信じがたいが、主治医に言われたとおり頑張って会社に行ってみよう。




ぬか喜びにならなきゃいいけど。











それはそうとして、今日の仕事帰りに3か月ぶりに美容室に行って髪を切ってきた。
「うっすら茶髪の鬼太郎」状態だったのだが、年甲斐もなくアイドルっぽい髪型にされてしまった・・・。


「31歳?!全然、そんな歳に見えないですよぉ!大学生かと思いました!」


・・・・・。






脱・鬱病。

脱・鬼太郎。





明日の朝目覚めたとき、僕は一体何者になっているのだろう。



すっきり目覚めて、おはよう!


って言ってみたい。











今、こんな薬飲んでます。

2008-07-22 21:05:10 | 現在の処方箋
7月22日(火)


ずっとさぼっておりましたが、現在の処方箋を更新します。
病院が変わってから、一部変更になりました。

今日の診察で、スカルナーゼが追加されました。



■精神科
<毎食後>一日3回
・デプロメール50 50mg×1錠
・アナフラニール 25g×2錠

<食前>
・なし

<睡眠前>
・ゼストロミン 2.5mg×2錠
・スカルナーゼ 1mg×1錠




愛人の作法

2008-07-15 00:34:53 | Weblog

久しぶりにバイクの二人乗りをした。

高校時代に不良グループのボスに乗せてもらった以来のことだ。

ちょっと怖かったけど、なれると感じる懐かしい風。

今転んだら痛いだろうなぁ・・なんて思いつつ。

時折ゴツゴツぶつかるヘルメッドに、記憶は遠く10代の夏へ。









どうでもいいところで些細な嘘をつく人は、

たぶん、普段からいろいろな嘘をついていて、

ここぞというところでやっぱり大事な嘘をつく。






このキーホルダーは、前の彼氏にもらったんだ。

今でも仲いいよ。

今のやつより全然いい。









今のやつって、今は一人なんじゃなかったっけ。




まぁ、どうでもいいか。

弟より年が離れた少年の華奢な背中につかまりながら、

些細な嘘にだまされてみる。






新都心の駅は、まるで宇宙船のよう。

たぶん、世界の終りに船がでるんだ。





この年になると、世の中、知らないほうが幸せなこともあるって事を知っているから、怪しげな言葉もあえてそのままで。

問い詰めたところで得るものはないから、それならいっそ、だまされたまま。






少年は帰り際に、背中で大きく腕をふる。

走り去るバイクにまたがり、じゃあまたね、って。






君は僕に何を求める?






僕は君に何を見ようか。





Re:

「今、家に着いた!」




お帰り少年。




また今度ね。



母より。

2008-07-14 00:15:38 | Weblog

2008/07/13 18:00
RE:

母さんだよ。元気?突然だけど、暗証番号が覚えている番号と違うからおろせない。3万くらい残ってたんだよ。亮司へ振り込むからね。いざとなると役にたたない。物忘れひどくなったかも。





>そんなのいいよ。母さんだって何かと入り用だろ。こっちはなんとかやっているから・・。無理してお金まわさなくてもいいから。
こっちは暑いよ。




2008/07/13 18:24
RE:

母さんはなんとかなるよ。それより亮司は病院へ定期的に行くでしょ。古い通帳探してたら出てきたから。無かったはずの物。今は亮司のほうが使い道あるからネ。暑いのは亮司弱いか?扇風機でも買えたら足しにして。それはそうと仕事にはちゃんと行けてるのかい?




>・・・・。先週、1週間とおして会社に行けなかった。



2008/07/13 18:24
RE:

そうかい、そうかい。ちゃんと通えているならいいの。お金はなんとかなるけど
人の信用はね、失ったらおしまいだから。母さんも頑張るわ。今通っている歯医者がひどくてねぇ・・。ちっとも良くならないのにお金ばかりとるの。困ったわ。亮司はちゃんと食べてる?お金、あるかい?母さんも安月給だけど、食べるものくらいなんとかするからね。





>大丈夫だよ。もう大人なんだから。・・ありがとう。





2008/07/13 18:24
RE:

早く返すもの返して、身軽になりなさい。老後に旅行に連れて行ってくれるの?あら嬉しいわ。それまで母さんも呆けていられないね。なんとか現状維持でがんばるからね。亮司も体に気をつけてね。