鉄道改善案

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JRの赤字ローカル線をどうするか

2015年11月23日 | 全国 路線
全国に赤字ローカル線は山ほどあり、赤字額の大きい路線は廃止の事例も出てきている。しかし赤字であっても交通路学的または観光的に必須の路線は存続すべきである。

1.交通路学的に必須であり特急を走らせるべき路線
陸羽西線仙台~山形~酒田に特急を走らせるべきであり、その際に陸羽西線を経由する。現在は大赤字であるが、この特急が走ることで必須路線となる。
磐越東線郡山~いわきに特急を走らせるべきであり、交通路学的に必須路線となる。
気仙沼線、三陸鉄道、山田線、八戸線仙台~宮古(~八戸)に特急「三陸」を走らせるべきであり、これに伴い交通路学的に必須路線となる。加えてこれら三陸沿岸の路線を「三陸本線」に改名すべきであろう。
大湊線(第二青函線)第二青函トンネルを建設せよと書いたが、その場合大湊線が海底トンネルの入り口なる。貨物の大動脈となり廃止どころか複線化も必須になろう。大湊線の存続のためにも第二青函トンネルを建設すべきである。
久留里線:電化および上総亀山~安房鴨川に新線を建設したうえで、東京湾海底トンネル線経由で東京~安房鴨川方面を結ぶ特急を運行すべき。これにより赤字ローカル線から特急の走る幹線へと変貌する。
芸備線:広島~三次~備後庄原に特急「みよし」を走らせるべきである。

2.観光路線として価値のある路線は残すべき
木次線:大赤字の木次線だがトロッコ「奥出雲おろち号」の運行のため存続すべきである。神話の里出雲をアピールした観光列車をどんどん走らせるべきであろう。
予土線:清流四万十川に沿って走る路線であり観光的に重要度が高い。赤字であろうと存続すべきである。
釧網本線:「ノロッコ」号が運転されるなど、釧路湿原や摩周湖への観光路線として重要性が高い。

3.極端な赤字路線かつ価値のない路線は廃止せよ
 とはいえ、極端な赤字路線でかつ交通路学的、観光的に不要な路線は廃止すべきである。具体的には以下が挙げられる。
日高本線 全区間
留萌本線 全区間
夕張線 新夕張~夕張
札沼線 北海道医療大学~新十津川
只見線 会津宮下~小出
越美北線 越前大野~九頭竜
名松線 全区間
三江線 全区間