goo辞書によれば、
「水」は海・湖沼・河川・氷雪として地表面の約四分の三をおおい、太陽エネルギーと重力の作用を受けて気体(水蒸気)・液体・固体と3態に状態を変えながら、
気圏・水圏・岩石圏の三圏にわたって絶えず循環しています。
(google画像検索から引用)
ウィキペディア(Wikipedia)によれば、
地球上に存在している「水」の97%が海水として存在し、淡水は残り3%であり、淡水(たんすい、Freshwater)は、塩分をほとんど含まない河川や湖沼、地下水として存在している。 その淡水は主に雨や雪で供給されている。
地球の海水の量は約13.7億km3(→13,700億m3)であるとのことから、
→地球に存在している「水」を逆算すると約14.1億 m3(100%)となり、全体量の3%相当する淡水は約423億m3となります。
世界の水使用量の内訳は
<工業用>20% <生活用>10% <農業用>70%
→農業用は主に、天然の水資源である河川、降雨から得ていると思われるが、
日本では農産物、他の輸入に伴って、仮想水(バーチャルウォーター)*の恩恵を受けており、淡水不足になっていないと言われている。
*仮想水の例
[主な輸入品の生産に必要な水量]
(国土交通省「世界の水問題と日本」から引用)
NPO法人、日本水フォーラムによれば、
淡水の多くは極地・氷河の氷や、大気中の雲や水蒸気として存在して、
人間が利用できる水は地球上の水のわずか0.01%に過ぎないと言われています。 その量は約1.4億m3となります。
国土交通省水資源局水資源部のデータ(2006)によれば、
(Assessment of Water Availabilitiy in the World:Shiklomanov. 1996(WMO発行)
1995年度の水使用量は世界で約3500億m3、(日本では約831億m3)。
⇒日本は少ない淡水を浄水、再生、海水淡水化、等によって
繰り返し使用している?と想われます。
(国土交通省「世界の水問題と日本」から引用)