今年最後のブログは、派遣に関連する題材で締めくくりたいと思います。
一億総活躍の課題の中で、非正規の育休取得が取り上げられました。
これは大変素晴らしいことです!
今や4割近くが非正規の時代になりましたから、これは避けて通れない課題です。
僕ら派遣でも、是非協力していきたいと思ってます。
早速、このことをチェックしてみましょう。
日経のこちらです。
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非正規の育休取りやすく 厚労省、17年度から
厚生労働省は非正規労働者が育児休業を取りやすくなるよう制度を改める。1年以上同じ企業で働いており、子どもが1歳6カ月になっても働く予定なら育休を取れるようにする。介護や子どもの看護のための休暇を半日単位で取れるようにもする。
厚労省が7日の労働政策審議会の分科会で示した原案が大筋で了承された。来年の通常国会に育児・介護休業法改正案を提出し、2017年度からの施行を目指す。
現在、非正規労働者が育休を取る条件は「(育休取得後)子どもが1歳になっても雇用が見込まれ」、かつ「子が2歳になるまでに労働契約が終了しない」場合だ。
「育休後に雇用が見込まれるかどうか」を巡り判断が労働者側と企業側で食い違うことも多い。そこで「子どもが1歳6カ月になっても働く可能性がある」場合とし条件をわかりやすくする。
介護のために働く時間を短縮できる期間も延ばし、申し出から少なくとも3年間は利用可能とする。
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いかがですか?
なんとか、派遣でも定着できるようになればいいと思います。。
いいと思います。。というと、何だか弱気に聞こえちゃいますかね。。
そうですよね。。すみません。。
と言いますのは、このことは、例えば派遣であれば、僕ら派遣元がいくら頑張っても、結局は派遣先次第、というところがございます。。
どういうことか、具体的に説明しましょう。
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派遣であれば、企業が派遣を利用されている目的は、ある一定の期間において、ヘルプしてもらいたい、人手不足のためであり、一定期間派遣の人がいなくなってしまったら、そもそも派遣を利用する意味がなくなってしまう、という実態があります。
これが一般的な派遣サービスです。
これをどのようにして育休の対応をするか、という話しになります。
しかも、現場によっては、企業の社員の産休期間の間だけ派遣で補う、という企業もあります。
これを派遣社員の育休のために、企業の社員が対応してくれる、ということは考えられません。
となると、派遣で育休が実現するとしたら、高度な専門業務で、この人のスキルじゃないと、他に誰も対応することが出来ない。。というような立場で、長くずっとやってもらいたい。。的なお仕事でないと、成立しないように思います。
つまりは、ある程度変えが効くような誰でも出来るお仕事だと、育休で穴が空いてしまうならば、従来通り他の交代要員で対応する、ということになるかと思われます。。
で、今までは、一年以上継続実績があり、育休後も契約継続の見込みがある人だけが育休の取得をすることが出来る、という法律でした。
これが、子が1歳6カ月以上になるまでは、見込み関係なく、育休が取得できるようになる、というように改正されます。
と、なると、最初から育休を取得見込みがある人を雇わなくなる。。というようなことになる恐れが生じます。。
正直、我々派遣元は、スタッフさんの雇用を守りたいため、育児休暇などできるようになるのは最高に有難いです。
ただ、派遣先の受け入れ体制が改善されなければ、どうにもなりません。。
ですから、政府、厚労相は、派遣先に対して、非正規に育休を促す、ある程度の強制の縛りをしてもらわないとダメです。
我々は、派遣先が良ければ、むしろ育休も取れますから安心して長く勤められますよ!と営業出来るようになるわけですから。
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良い年をお迎え下さい。
来年も宜しくお願いします<(_ _)>
2018年は最初の投稿は、1/9(土)を予定しております!
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これは大変素晴らしいことです!
今や4割近くが非正規の時代になりましたから、これは避けて通れない課題です。
僕ら派遣でも、是非協力していきたいと思ってます。
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非正規の育休取りやすく 厚労省、17年度から
厚生労働省は非正規労働者が育児休業を取りやすくなるよう制度を改める。1年以上同じ企業で働いており、子どもが1歳6カ月になっても働く予定なら育休を取れるようにする。介護や子どもの看護のための休暇を半日単位で取れるようにもする。
厚労省が7日の労働政策審議会の分科会で示した原案が大筋で了承された。来年の通常国会に育児・介護休業法改正案を提出し、2017年度からの施行を目指す。
現在、非正規労働者が育休を取る条件は「(育休取得後)子どもが1歳になっても雇用が見込まれ」、かつ「子が2歳になるまでに労働契約が終了しない」場合だ。
「育休後に雇用が見込まれるかどうか」を巡り判断が労働者側と企業側で食い違うことも多い。そこで「子どもが1歳6カ月になっても働く可能性がある」場合とし条件をわかりやすくする。
介護のために働く時間を短縮できる期間も延ばし、申し出から少なくとも3年間は利用可能とする。
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いかがですか?
なんとか、派遣でも定着できるようになればいいと思います。。
いいと思います。。というと、何だか弱気に聞こえちゃいますかね。。
そうですよね。。すみません。。
と言いますのは、このことは、例えば派遣であれば、僕ら派遣元がいくら頑張っても、結局は派遣先次第、というところがございます。。
どういうことか、具体的に説明しましょう。
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派遣であれば、企業が派遣を利用されている目的は、ある一定の期間において、ヘルプしてもらいたい、人手不足のためであり、一定期間派遣の人がいなくなってしまったら、そもそも派遣を利用する意味がなくなってしまう、という実態があります。
これが一般的な派遣サービスです。
これをどのようにして育休の対応をするか、という話しになります。
しかも、現場によっては、企業の社員の産休期間の間だけ派遣で補う、という企業もあります。
これを派遣社員の育休のために、企業の社員が対応してくれる、ということは考えられません。
となると、派遣で育休が実現するとしたら、高度な専門業務で、この人のスキルじゃないと、他に誰も対応することが出来ない。。というような立場で、長くずっとやってもらいたい。。的なお仕事でないと、成立しないように思います。
つまりは、ある程度変えが効くような誰でも出来るお仕事だと、育休で穴が空いてしまうならば、従来通り他の交代要員で対応する、ということになるかと思われます。。
で、今までは、一年以上継続実績があり、育休後も契約継続の見込みがある人だけが育休の取得をすることが出来る、という法律でした。
これが、子が1歳6カ月以上になるまでは、見込み関係なく、育休が取得できるようになる、というように改正されます。
と、なると、最初から育休を取得見込みがある人を雇わなくなる。。というようなことになる恐れが生じます。。
正直、我々派遣元は、スタッフさんの雇用を守りたいため、育児休暇などできるようになるのは最高に有難いです。
ただ、派遣先の受け入れ体制が改善されなければ、どうにもなりません。。
ですから、政府、厚労相は、派遣先に対して、非正規に育休を促す、ある程度の強制の縛りをしてもらわないとダメです。
我々は、派遣先が良ければ、むしろ育休も取れますから安心して長く勤められますよ!と営業出来るようになるわけですから。
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来年も宜しくお願いします<(_ _)>
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