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≪力士はの平均寿命は短命!? 横綱はより短命!??≫

2016-09-10 18:13:08 | 現場から

以前、平均寿命と平均余命のお話しを致しました。




で、日本は長生き出来る国に発展した一方で、長生きする分だけ、がんを患うリスクが高まる、というお話しもしました。




そんな中、今回は、寿命とがんにについて、興味深いお話しがあるので取上げてみました。




まず、寿命についてですが、日本人でも平均寿命が短命な人がいる?、というのです。。




ええっ?!どういうこと?。。




そう言われると、いったい誰なんだろう、と気になりますよね。。




では、早速チェックしてみましょう。




日経のこちらです。



「力士短命」対策待ったなし




61歳の若さで膵臓(すいぞう)がんのため亡くなった元横綱千代の富士の九重親方は7月の名古屋場所に姿を見せていました。体重も100キロを割っていたようです。




相撲を愛したその姿勢は、62歳で直腸がんのため死亡した北の湖親方に通じます。千代の富士と並び「昭和の大横綱」と呼ばれた北の湖親方は昨年11月の九州場所に日本相撲協会の理事長として臨みましたが、千秋楽の2日前に亡くなりました。お二人とも死の直前まで角界に寄り添った人生といえるでしょう。




がんという病気には「長く苦しむ」という印象があるようですが、実際には、全身転移などかなり進行した状態でも、比較的長い間身体の機能は保たれます。




緩和ケアを適切に施せば、症状もほとんどない時間を長く過ごせることがふつうです。最後の数週間から数日で急速に悪化することが多いので、多くの日本人が希望する「ピンピンコロリ」に近い経過が得られます。




大横綱2人を60歳そこそこの若さで失ったことは残念でなりませんが、力士の短命は大問題です。1980年から2002年までに亡くなった幕内経験力士100人の死亡時の平均年齢は63.6歳というデータも取り沙汰されています。




横綱の寿命はとくに短く、69連勝を誇る双葉山は56歳、「柏鵬時代」の柏戸は58歳で亡くなっています。還暦土俵入りをしたのは1937年以降10人に過ぎません。




力士にとっての最大の健康リスクはなんといっても、肥満と糖尿病です。糖尿病を患うと、膵臓がんのリスクは1.85倍、大腸がんでも1.4倍に増加します。




日本人を対象にした調査でも、肥満指数(BMI)が27以上の男性では大腸がんなどが増えることが分かっています。大型の力士が増えて、幕内力士の平均体重は50年前より40キロも増えて160キロを超えています。BMIの平均も46程度ですから、力士の健康に影響するのも当然だと思います。




リオ五輪が幕を閉じましたが、オリンピックの格闘技は体重別が原則です。その点、大相撲は「無差別級」ですが、力士の健康面からの議論も今後、必要になってくるかもしれません。







(東京大学病院准教授 中川恵一)



如何ですか?




なるほど。。。言われると、そうなんだろうな。。と思いますよね。。




いくら身体を動かしているとは言え、食事の量が半端ないので。。ということなんでしょうね。。




こうして統計にも出ていると、力士の寿命についての対策が真面目に必要なんじゃないか。。とか思ってしまいます。。




だって、そうじゃなきゃ、力士になる、ということは、早死に死ぬかもしれない、ということを承知でやる、ということになるわけですから。。。




皆さんは、どう思いますか。。




で、もう1つがんについてですが、日本は、もはや2人に1人はがんになる国ですが、一方で、がんになる率が圧倒的に低い、という国があるようです。




こちらも気になりますねー




日本が予防として参考に出来ればと思いますが、どこの国なんでしょう。。




では、見てみましょう。




こちらも日経です。



アフリカに多い「感染型」




先週末、ケニアのナイロビで開催されたアフリカ開発会議(TICAD)に出席しました。この会議はアフリカの開発をテーマとする国際会議で、1993年以降、日本政府が国連や世界銀行などの国際機関と共同で開催しています。6回目の今回は初めてのアフリカ開催となりました。




安倍晋三首相をはじめとする政府高官と政府専用機で訪問した出張は緊張の連続でしたが、アフリカ諸国でのがん対策の推進に向けた提言を発表しました。




日本では、がんが死亡原因のトップで全死因の約3割を占めますが、アフリカでは感染症が死因の43%を占める一方、がんは4%にすぎません。アフリカでがんが少ない理由は、平均寿命が60歳に満たない国が多いからですが、今世紀末には日本並みの80歳に近づきますから、アフリカでもがんが増えていきます。




アフリカのがんの特徴は、性交渉によるウイルス感染が原因の100%を占める子宮頸(けい)がん、輸血などによる肝炎ウイルス感染が原因の8割を占める肝臓がん、乳児期のヘリコバクター・ピロリ菌の感染が約95%を占める胃がんといった「感染型」のがんが多い点です。




細菌やウイルスの感染が原因となるがんの割合はアフリカ全体で36%、感染症がまん延するサハラ以南の国々では半分近くにもなります。欧米では5%、ピロリ菌や肝炎ウイルスの感染が多い日本でも20%程度ですから、アフリカでいかに感染型のがんが多いか分かります。とくに、アフリカでは子宮頸がんが世界で最も多く、女性のがんの死因のトップになっています。




アフリカでは、放射線治療装置が国内に1台もない国が30カ国程度と、がんの治療も遅れています。検診による早期発見も難しいため、進行・末期がんが多いのも特徴です。罹患(りかん)率と死亡率が接近しており、がん患者の大半が亡くなるという悲惨な状況です。




感染型のがんが多く、早期発見も治療も遅れているアフリカで最も重要なのはがんにかからないことです。国民に理解してもらうことが大切です。幸い、ウイルス感染を予防するワクチンの提供については国際支援が進んでおり、アフリカでも今後、がんが大きく減る可能性があります。







(東京大学病院准教授 中川恵一)



どうです?




がんより、感染症の方が多いのも驚きですが、平均寿命が60歳に満たないから、がんになる確率が低いとは。。




昔の日本もそうだったのですかね。。




今後、アフリカも豊かになり、平均寿命が延びれば、必然的にがん患者が増えていく、ということならば、世界規模で、がんの研究、予防、治療が、より大事なテーマになっていくのでしょう。。




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