毎年、夏に日本全国のオーエムソーラーの加盟工務店が集まる会議が行なわれます。
今年は、昨日、今日と東京で行なわたので上京してきました。
いろんな方が壇上でいろんなお話をされましたが、
多くの方が、3.11以降のことについて言及されていました。
あの日以来、日本中でエネルギーの使い方、つくり方について
考えなければいけない状況なっていることをあらわしています。
さて、25年も前に、実用化されたOMソーラー。
この仕組みは、太陽の熱で、家を暖めたり、お湯がつくれたりします。
福島の事故で、否応なく節電が社会的に重要なことだと改めて気づかされました。
OMソーラーのように太陽熱の利用して、暖房、給湯など
生活シーンで「熱」が必要な場面で電気に使用量がすくなくなれば、
大切な電気をほかにまわすことができます。
そんな、太陽熱を取り出してくれるニクイアンチクショーであるオーエムソーラーの
新しい部材があれこれ発表されましたので、
ちょっと報告させていただきます。
これは、太陽光発電パネルとオーエムソーラーの集熱パネルを
一体化させたものです。
十年ぐらい前までは、キヤノン製の屋根材一体型パネルなどがありましたが、
キヤノンさんの太陽光発電事業からの撤退に伴い、廃番に。
その後、なかなか後継機種がでませんでした。泣。
数年前に三菱系の菱重エステート製の発電パネルとあわせて
エコスカイルーフという部材が開発されましたが、
今回、オーエムオリジナルの太陽光発電パネルと集熱パネル一体型商品が発表されました。
太陽光発電パネルが発電時に発する熱も
暖房の熱源に利用します。
もちろん、パネルにとっても熱が吸収されるので
発電性能がより安定するとのことです。
次は、オーエムの制御パネルの試作機です。
これが現在の最新版の制御パネルです。
タッチパネル式になったのと、
現在の運転状況がひと目でわかるので使いやすいと
導入されたお客さんからの評判がすごぶるよいです。
昨年度のグッドデザインも受賞しています。
今回の試作機はインターネットと接続することで
スマートグリッドへの対応する布石とかになるのかなとも思いましたが、
そうではなく、、、、
アップルの、iPADで制御できるようになっています。
ソフトウェアのバージョンアップなどが容易にできるようになります。
なんだか、iPADの画面右下のウィンドウは
ツイッターみたいなOMユーザー同士の交流掲示板にみたいなものになっています。
こういう制御版を通じた交流って面白そう!
(が、最近、mixi、facebook、tweeterづかれが話題に、、、、。あ、これはまた別の話題ですね)
こちらは、
リフォーム用の外付けハンドリング!!!
個人的にはこれが一番注目部材です。
多くは、、、、、トップシークレットなのでお話できません。笑。
いや、まだ開発中なので、多くをお話できることがないともいえます。
(というか、具体的なお話をきけなかっただけともいいますが)
今年の会議ではOMソーラーから新しい部材がたくさん発表されましたが、
ひとり、これもまた新しい社会の太陽熱エネルギーの利用が広まる一歩となるのかもと
妄想してわくわくしたのでありました。
と、オーエムの新しい部材の発表だけでなく、
建築家の伊礼智さんのプランニング、デザイン、家具などを
オーエム工務店が提供できるようになる仕組みや
(写真は壇上でお話される伊礼さん。暗いところの望遠でぼけてしまった・・・・)
規格住宅volks-a-pro、volks-sが発表されました。
これは、以前人気のあった規格住宅volks-hausを開発された建築家の秋山先生が新しく、
ベースデザインを起こされたvolks-a-pro。
かたや、volks-sは、
volks-hausをい一番多く建てられた鹿児島の人気工務店シンケンさんの
開発されたモイスの家をベースにした規格住宅です。
とまあ、いろんなことが発表された今回の経営者会議。
これからしばらく、オーエム工務店から目が離せなくなりそうですよ!みなさん。
たのしく、太陽熱利用できる家に興味を持っていただけるきっかけになればいいのになー。