輝建設 2代目日記 Je dois etudier.

大阪で注文住宅をつくる工務店の2代目ブログ。古民家再生、OMソーラーもやります。

【オーエムソーラー リフォーム 箕面市】 解体工事がはじまりました

2011年07月29日 08時41分39秒 | リフォーム



今週半ばから箕面市で、大規模な改修工事がはじまりました。
オーエムソーラーも導入するので大変な工事になります。

まずは解体工事がはじまりました。




ご覧のとおり、高低差のある敷地ですので
解体ガラの搬出が大変です。




中では大工さんによる解体作業中。





天井裏をめくると、、、、、、


ごそごそと下地のはずしていきます。





天井裏には断熱材がなく、、、、、
きっと夏は暑く、冬はさむかったのでは。

民家のように太い丸太梁ではないですが、
細身の梁もかわいらしかったりするのでした。

引き続き、解体工事がつづきます。


【古民会再生 築90年 大阪府高槻市】 樋の取り付け

2011年07月28日 08時24分18秒 | 薪ストーブ



仕上げ工事のつづく高槻の築90年の現場です。
本日は樋工事の終了のご報告。




ちょっとアップで!

集水枡が付いています。
もともと付いていた胴でつくられた樋に似たものを取り付けています。





もう少し近づいて、、、、。





いつも取り付ける樋に比べて、スペシャルな感じ(お値段もスペシャルです、、、)。

もともとあった樋に合わせてのも、
お施主様ご家族が、極力外観は以前の雰囲気を残すようにということで
こだわれていらっしゃったからです。

うーん、やっぱり、この建物にはこの樋が似合います。





足元も既存の排水溝を利用しています。




裏庭の目立たないところは、
いつものガルバリウム鋼板製の樋を使用します。

これはこれでシンプルなたたずまいが主張し過ぎないので、
いい感じに仕上がりました。





足元は排水溝工事が終わってからのつなぎこみです。




【ki-bako 木造3階建て 大阪市阿倍野区】 現場打ち合わせ

2011年07月27日 08時42分13秒 | Ki-Bako

 

大阪市で工事の進むki-bako@abeno

先週の日曜日に、お施主さんと現場打ち合わせがありました。
(外部の板金工事もほぼ終了しました)


 

下駄箱を製作する家具屋さんが採寸しながらの打ち合わせ。

それを見つめるお子様(の写真)。




キッチンも採寸。

ヒノキの板+ドイツの金物=テルキッチン

にはまずこの際寸が必要です。




3階の大工工事もほぼ終わりました。

完成見学会を9月に予定しています。









【古民家再生 高槻市 築80年】 耐震補強から、キッチンのリフォームへ

2011年07月26日 18時14分30秒 | 古民家再生



高槻では、現在、2軒の民家の改修工事が行なわれています。

今回はもう一軒の現場を紹介。
こちらは築80年前後の建物だということです。

ただいまフローリングを張る作業中。



キッチンとダイニングは床の張替えだけでなく、
当初の計画よりも大幅にリフォームすることになりました。




以前のリフォームでつけられた
天井の石膏ボードををめくってみると、、、、
予想通り、、、、、(写真には写ってませんが、、、、、すみません。汗)

 




となりの間とおなじような天井がありました。

工務担当のふたりは、、、、、

「これは活かさなあかんよねーー」と。

「(写真奥の宮島の三角ペナントも活かさないけんですよね」
と工務担当のひとり(広島県出身)は重ねて申しておりました。







【ki-bako@suminoe 大阪市住之江区 木造3階建て】 模型

2011年07月25日 17時31分47秒 | Ki-Bako



住之江区でもうすぐ着工のki-bako@suminoe...

先週だけ当社にインターンシップとしてきていた女学生さんが
模型をつくりました。

ki-bako@abenoに続いて、
木造3階建て...が、続きます。

次回、打ち合わせのときにお施主さまに見ていただきます。
(それまで正面写真はUPできません...)



【古民家再生 築90年 大阪府高槻市】

2011年07月21日 17時48分30秒 | 古民家再生



高槻市の古民家再生工事の現場。
この一週間ぐらいの仕事をダイジェストで!

まずは、屋根瓦の工事。




以前の葺き方と同じように復旧しました。



中をきれいに養生しなおします。
養生しているのは、ただいまインターンシップで建築の専門学校からきているO青年です。

彼のような礼儀正しい若者が
われわれの業界にはいってきてくれるのはとても楽しみです。




写真は、既存の土壁に下地をつけたところです。
この白は白で、凜とした感じ。





下地の仕上がりをアップにて。
仕上げは火山灰シックイ。
もう少し土色っぽいものになります。





さて、台風が大きくそれたおかげで
予定どおりに足場を外すことができました。





別角度から。パチリ。




お庭に回って、ハイパチリ。

あたらしく断熱サッシュ+ペアガラスをいれましたが、
違和感なく納まっています。




左官屋さんが外部の残った箇所を仕上げています。





完成に向けてもうひとふんばりです。




【オーエムソーラー 太陽熱利用】年に一度の、全国会議がありました

2011年07月15日 18時52分25秒 | 雑記

毎年、夏に日本全国のオーエムソーラーの加盟工務店が集まる会議が行なわれます。
今年は、昨日、今日と東京で行なわたので上京してきました。


いろんな方が壇上でいろんなお話をされましたが、
多くの方が、3.11以降のことについて言及されていました。

あの日以来、日本中でエネルギーの使い方、つくり方について
考えなければいけない状況なっていることをあらわしています。

さて、25年も前に、実用化されたOMソーラー。
この仕組みは、太陽の熱で、家を暖めたり、お湯がつくれたりします。

福島の事故で、否応なく節電が社会的に重要なことだと改めて気づかされました。
OMソーラーのように太陽熱の利用して、暖房、給湯など
生活シーンで「熱」が必要な場面で電気に使用量がすくなくなれば、
大切な電気をほかにまわすことができます。

そんな、太陽熱を取り出してくれるニクイアンチクショーであるオーエムソーラーの
新しい部材があれこれ発表されましたので、
ちょっと報告させていただきます。



これは、太陽光発電パネルとオーエムソーラーの集熱パネルを
一体化させたものです。


十年ぐらい前までは、キヤノン製の屋根材一体型パネルなどがありましたが、
キヤノンさんの太陽光発電事業からの撤退に伴い、廃番に。

その後、なかなか後継機種がでませんでした。泣。

数年前に三菱系の菱重エステート製の発電パネルとあわせて
エコスカイルーフという部材が開発されましたが、
今回、オーエムオリジナルの太陽光発電パネルと集熱パネル一体型商品が発表されました。


太陽光発電パネルが発電時に発する熱も
暖房の熱源に利用します。

もちろん、パネルにとっても熱が吸収されるので
発電性能がより安定するとのことです。


次は、オーエムの制御パネルの試作機です。


これが現在の最新版の制御パネルです。
タッチパネル式になったのと、
現在の運転状況がひと目でわかるので使いやすいと
導入されたお客さんからの評判がすごぶるよいです。




昨年度のグッドデザインも受賞しています。




今回の試作機はインターネットと接続することで
スマートグリッドへの対応する布石とかになるのかなとも思いましたが、
そうではなく、、、、

 



アップルの、iPADで制御できるようになっています。
ソフトウェアのバージョンアップなどが容易にできるようになります。

なんだか、iPADの画面右下のウィンドウは
ツイッターみたいなOMユーザー同士の交流掲示板にみたいなものになっています。

こういう制御版を通じた交流って面白そう!
(が、最近、mixi、facebook、tweeterづかれが話題に、、、、。あ、これはまた別の話題ですね)



こちらは、
リフォーム用の外付けハンドリング!!!

個人的にはこれが一番注目部材です。
多くは、、、、、トップシークレットなのでお話できません。笑。

いや、まだ開発中なので、多くをお話できることがないともいえます。
(というか、具体的なお話をきけなかっただけともいいますが)


今年の会議ではOMソーラーから新しい部材がたくさん発表されましたが、
ひとり、これもまた新しい社会の太陽熱エネルギーの利用が広まる一歩となるのかもと
妄想してわくわくしたのでありました。




と、オーエムの新しい部材の発表だけでなく、
建築家の伊礼智さんのプランニング、デザイン、家具などを
オーエム工務店が提供できるようになる仕組みや

(写真は壇上でお話される伊礼さん。暗いところの望遠でぼけてしまった・・・・)





規格住宅volks-a-pro、volks-sが発表されました。

これは、以前人気のあった規格住宅volks-hausを開発された建築家の秋山先生が新しく、
ベースデザインを起こされたvolks-a-pro。

かたや、volks-sは、
volks-hausをい一番多く建てられた鹿児島の人気工務店シンケンさんの
開発されたモイスの家をベースにした規格住宅です。


とまあ、いろんなことが発表された今回の経営者会議。

これからしばらく、オーエム工務店から目が離せなくなりそうですよ!みなさん。

たのしく、太陽熱利用できる家に興味を持っていただけるきっかけになればいいのになー。


【ki-bako 八尾市 現場報告】

2011年07月14日 14時35分35秒 | Ki-Bako

八尾市で工事中のki-bako。

家の横に池があります。


亀もいます。
日向ぼっこしてるのでしょうが、
暑くないの???


ただいま、フローリング張りの作業中。

三陸赤松のフローリングです。



こんな感じです。

 

2階はまだ床下地のままです。


外部もガルバリウム鋼板の仕上げ待ちの状況です。

夏の後半、完成見学会を予定しています。



【古民家再生 築90年 高槻市】 瓦工事、畳の仮復旧、内壁左官下地

2011年07月13日 19時59分22秒 | 薪ストーブ

瓦工事も終わりに近づきました。

かわら取り合い部分の補修が重なり、
少し時間がかかりました。

写真は昨日。午後から雨がぱらぱらと。

 

畳も、お施主様が取り外しされていたのを仮復旧。
こちらは10年ほど前に入れ替えられたばかりなので再利用です。

が、建物の構造のゆがみを直したので
「畳入らないかも・・・・・(ドキドキ)」

お施主さんのメモと取り外したときの目印のテープを頼りに
再敷きこみです。

がーーーーーーーん!!!
入りません。
<微妙に>入りません。


うううう、作り直しは大変、、、、、。
お施主様には事前にこうなる可能性もお伝えしていますが、、、、、、ううううう。

これもあれも私の日ごろの行ないが
悪いせいにちがいありません。泣


こんな状況を
いつもの畳屋さんに電話で報告。


翌日、現場。

ちょいちょいと道具をつかって、きれいに入れていきました。
入れる順番と、コツがあるそうです。

「まあ、藁床やから素人にはむずかしいかもねーー」

「あとは不陸(ふりく=でこぼこ)を直しながら入れないとね」

「入れるとき、また声かけてね」

秒速の作業で颯爽とかえっていきました。
畳道、奥が深いです。ハイ。
(期せずして、畳屋さんの日ごろの行ないがよいことがわかりました)。




内壁の左官の下地工事も始まっています。

今回の仕上げは
火山灰のシックイ、「薩摩中霧島壁」を使います。


【古民家再生 築90年 大阪府高槻市】 シックイ塗料

2011年07月12日 17時00分09秒 | 古民家再生

今回の民家の工事ですが、
シックイは部分補修となっています。

写真はのところどころ白く塗っているのは、
ペンキや塗装ではなく、シックイの補修跡です。

塗られた直後は白かったはずのシックイも、
つい最近塗られたシックイとくらべれば、真っ黒クロスケ。
(真っ黒クロスケ出ておいで~♪)

本来ならすべてシックイをめくってやりかえたいところですが、
予算の分配から、
今回は外装をまっさらにするということよりも
構造、断熱に重きを置いた工事になっておりますので、、、、、

今回はこのままで、、、、、

というわけにもいきません。




ということで
色が黒いところと真新しいシックイ補修部分を塗装してやることに。

こういうときには、
いままではペンキが塗られることが多いのですが、

今回は、シックイ塗料を塗装しています
(人気なのか、なかなか手に入りませんでした)。

やっぱりシックイで補修したのだから、シックイを塗りたい。
左官工事同様、頭の入らないところの作業の連続です。




きれいに塗ると、真っ白に仕上がります。
(土が見えているところは下屋の瓦を葺いたら、シックイで仕上げます)。




きれいに塗り終わった壁です。

真っ白に仕上がった壁は、凛と姿勢を正したようにも見えます。
(ちょっと年月を感じさせる前の雰囲気も好きですが)

足場を取ったときが楽しみです。