輝建設 2代目日記 Je dois etudier.

大阪で注文住宅をつくる工務店の2代目ブログ。古民家再生、OMソーラーもやります。

電信柱を消すと……

2008年05月24日 17時22分10秒 | 雑記
前回の日記の、東海道有松地域の電信柱をフォトレタッチソフトで消してみました。

こっちの方が散歩してみたくなるなあ、やっぱり。

街並み

2008年05月23日 08時39分48秒 | 雑記
先日、名古屋で工務店の勉強会がありました。

建物見学の合間、ホスト工務店さんが旧東海道の有松という場所に連れて行ってくださりました(有松絞という染物で有名だそうですが、無学なため知りませんでした……)。

写真はその有松の街並みです。古い建物を残す取組みをされているのか往時の面影を感じます。

が、それにしても見栄えを悪くするのは、電柱とアスファルト舗装路でした。このような町は、そろそろ電柱とアスファルト舗装から脱却してもいいのではないでしょうか。

生活道路だから致し方ないのかもしれませんが、車もバンバン通り抜けるのでゆっくりとその街並みを楽しめませんでした。

モータリゼーションや電気の恩恵をこうむりながらもこのようなことを考えてしまうのは、そろそろ私たちも便利さや安全性だけでなく、それらとお付き合いすることを欲しているのだと、深く感じます。

吉野の山の木を見る会を行ないました

2008年05月19日 14時55分51秒 | 雑記
昨日、「吉野の山の木を見る会」を行ないました。

輝建設では毎年、年に1、2度ほど林産地に家づくりを検討されている方々をお連れしています。これまでに見学していただいた場所は、輝建設の木の家づくりのために材木を出荷をお願いしている地域です。

奈良県吉野地方、三重県尾鷲地方、高知県梼原町いずれも森林認証(FSCまたはSGEC)を取得されている林産地です。

今回は奈良県吉野で林業を江戸時代より営んでいらっしゃる清光林業さんの山林を見学しました。

先ず最初に、250年前に植えられ育てられてきた杉林を見学。巨木の森はいつ見ても荘厳で、ずーっとみていても飽きがきません。下卑た話ですが、1本いくらするのか……。恐くて聞けませんでした。

ちなみに、清光林業さんの森から、再来年の平城遷都1300年祭に合わせて復元された平城京大極殿の柱を提供されているそうです。きっと、こんなぐらいの大きさの杉に違いありません。

それから100年前に植えられ育てられた杉林に。輝建設ではこれぐらいの年生(ねんせい。木の年齢のこと)のものまで家づくりを行なっています。

写真はその森にあった、葉枯らしの真っ最中の木です。木が切倒されたところに注目すると、切り株にうまく乗るように切倒されています。地面につけてしまうとうまく乾燥しないそうです。

この木は伐られて半年だそうですが、まだ葉が青々としていました。つくづく、木は生き物だということを感じます。

それから、木を乾かす人工乾燥機や製材機械を見たあと、輝建設で年内に着工予定の
天然乾燥分の材木を見学しました。こちらの天然乾燥させた木は2年ほど吉野川の風に当てて乾かしています。

ご参加いただきました皆様、おつかれさまでした。
また、ご協力いただきました清光林業の皆さま、ありがとうございました。

FSCの更新審査を受けました

2008年05月16日 17時06分05秒 | 雑記
昨日、FSCの更新審査を受けました。

FSCとは、ドイツに本部があるNPOです。次世代に森林を残しながら森林資源を活用する活動を支えています。

輝建設はFSCから認証された工務店です。

輝建設は木を伐採してお金に変えるだけでなく、きちんと次世代のために森の手入れを行なっている森から材木を購入しています(それらの森はFSCから第3者の審査を行なっています)。

それらの森では動植物もまた森林資源の恵みを受けられるようにさまざまな配慮するよう、FSCより求められています。例えば、木の実のなる広葉樹を植えたり、動物の獣道を寸断しないような林道整備が求められています。

数年前にC.W.ニコルさんにご案内でニコルさんの森を見てまわる機会がありました。ニコルさんがその森を手に入れる前に、設置されたU字ブロックでできた溝(深さは30センチぐらいだったでしょうか)を見ながらこうおっしゃっていました。

「雨の日、水が勢いよく流れているこの溝に、兎や狐の赤ちゃんが落ちるとあがれなくて死んじゃう。川だと浅瀬があったりして岸に上がることもできるのにね」

というようなことがないように山が整備されています。

そんな森から輝建設は家を建てる木を買っています。

さて、写真は当社がお願いしているプレカット工場です(プレカットの機械をめずらしそうに審査員の方がみていらっしゃいましたところをパチリ)。こちらをはじめ、当社の材木管理などの方法についていろいろと審査員のかたに見ていただきました。

そういえば、審査は毎年1回あり、今回で5回目の審査でした。FSC森林認証プロ倉ウムに則って定期的に家を建てている工務店はほとんどないんですと、審査員のかたはおっしゃっていましたが、輝建設はなんだかんだと5年もこのプログラムをつづけています。

高槻でリフォーム工事

2008年05月11日 19時11分18秒 | 雑記
昨日より高槻にてリフォーム工事を行なっています。

現場は築30年近くのお宅です。

敷居と床の段差が4センチほどあり、段差を解消しけつまずく可能性を少なくしたいというご相談を受けました。

段差解消のためには床をめくって下地となる根太などの調整をします。高さをそろえるだけの作業ではもったいないので床下から冷気があがらないように断熱材を新しく取り付けた根太の間に入れました。

工事前までは床には断熱材が入っていなかったので、外気連動型の床だったことでしょう。


完成見学会にご来場いただきありがとうございました

2008年05月08日 10時20分29秒 | 雑記
みなさん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったのでしょうか。

快晴の日には半袖の方を多く見かけ、今年も夏は猛暑の予兆をうかが
わせていました。

箕面の完成見学会、無事に終了いたしました。
ご来場いただきました方々ありがとうございました。

土舗装マグナチュラルをはじめ、ホタテシェル塗料、通風計画、視線
の広がりを考えたプランニング、各季節の日差しにあわせた2段屋根
など参考になりましたでしょうか。


さて、会場となった箕面森町は、大阪府が新しく開発した地域です。

ほとんどの区画で大手ハウスメーカーさんが家を建てられている中、
輝建設だけが、左官壁+焼杉の外装仕上げとしていてめずらしいせ
いか、完成見学会期中、前を通る車がスピードを緩めて建物を眺め
ていく光景を何度もみました。

今回の見学会では、当社のダイレクトメールをお読みになっている
方だけでなく、新しく箕面森町で分譲の家を求めて訪れる方、そし
てハウスメーカーの営業の方々から見学させてほしいとご来場いた
だきました。

「こんな木の家……、いいなあ」

と、みなさんおっしゃって帰られました。

当社に限らず、このような昔ながらの自然由来の必要以上に加工し
ていない素材をたくさん使った家づくりをしている工務店はたくさ
んあります。

経済効率が優先されて、新建材を使った家が普通の家になってしまった今。
自然素材で家づくりをしたかったかもしれないのに、その情報に触れること
なかったために、本当にほしかった家とは、ほど遠い家に住まわれている方が
多いのだなあと感じました。

ねこさん快適

2008年05月01日 09時14分49秒 | 雑記
昨日、泉南のお客様宅の点検にお伺いしました。昨年に民家再生工事を終え、お引渡しした物件です。

朝からお伺いして、外部、内部、設備機器類、建具類などをひとつひとつ見てまわって、点検はお昼前に終了。

お施主さんから、梁に猫が乗っているよーとお声がけいただき、パチリ!

ちょっと分かりにくい写真ですが……。

猫さんは、寝子が語源ともいわれていますが、こちらのねこさんも夏は涼しげな場所、冬は暖かい場所を探してうろうろされて、気持ちよく寝ていらっしゃるそうです。

今回の工事で柱・梁などがシンプルに表になって見えてきましたので、ねこさんにとって梁へのアプローチがとってもしやすくなり、よい昼寝場所が確保できた次第です。

ねこさんにとっても快適な民家再生の事例のご報告でした。

完成見学会のご案内! in 箕面森町

2008年05月01日 08時58分55秒 | 雑記
写真は下記にてご案内している、「OMソーラーの家 完成見学会4days in 箕面森町」を先週末に行なったときの様子です。

次回はゴールデンウィーク後半戦に予定しています。ドライブがてらいらっしゃってください。

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「OMソーラーの家 完成見学会4days in 箕面森町」
5/5(月・祝)、6(火・祝) 各日10:00~16:00

会場は箕面森町。大阪市内から新御堂筋で171号線を越えて箕面トンネル経由で40分ぐらい

ご参加ご希望の方は輝建設までご連絡ください。会場地図をお送りいたします。
当日のお申込は下記の携帯電話まで。090-4492-6468(輝建設 小原まで)


輝建設イベントご案内ブログ
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