タオル道中

大阪・泉州 タオル屋 てるの日記 美由喜タオル(株)

紡績工場へ行ってきました。 2/3

2011-02-20 17:04:02 | うんちく・小ネタ

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工場の中は、最適な湿度に加湿され、工場全体に空気の流れがあり、集塵され、きれいです。

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粗紡糸(完成糸になる前の段階)です。スライバーに撚りと長さが与えられ、徐々に目的の番手(太さ)になって行きます。

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杢糸の前工程です。おもしろいでしょ!

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出来上がった杢糸です。

 

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織りや、編みの工場に渡す最終形にワインドアップされます。

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最後にもう一度、コンダミ(不純物の混入=ポリプロピレン等が、考えられるので、紫外線で見つけられます)有無の確認です。

 

 

つづく!

   


紡績工場へ行ってきました。1/3

2011-02-13 21:24:27 | うんちく・小ネタ

タオルが出来るまでシリーズ、

整経→タテつなぎ→製織→染色まで紹介しました。あとは、縫製、検品、パッケージ、出荷で終わりですが、整経の前の工程は、弊社管理外ですので、省略していましたが、綿作から収穫、ジンニング、ベール作成まではsustainable cotton tour の記事(2010.6月)を参照していただき、そこから糸のになる工程を紹介できていませんでしたが、先日取材することが出来ましたので、紹介します。

取材できたのは、弊社から車で15分程の所にある「大正紡績」さんです。綿紡のリング紡績(空気紡績と言うのが別にあります。)の会社です。 技術力や管理力が世界をリードする独自の世界をお持ちで、度々メディアで紹介されています。 ヨーロッパの主要ファッションブランドでの信用もあり、いろいろな企画が産まれるきっかけになっています。 輸入で、需要がまかなわれることが大半のこの業界にあって、海外に打って出てる数少ない企業です。 代表的なのが、オーガニックコットンに対する姿勢で、業界では非常に有名です。

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これから工程に入っていく寸前の原綿です。

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不純物混入がないか、検査しています。

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混打綿にはいります。

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カードと呼ばれる薄く引き伸ばした状態にし、繊維の向きを揃え、スライバーと呼ばれる太い綿のトグロ巻き(表現が悪い?)を造ります。 徐々に糸に近づきます。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 


泉州こだわりタオル展@東京・丸の内

2011-02-05 17:49:02 | 日記・エッセイ・コラム

先日お知らせした展示会、無事終了しました。

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場所は東京丸の内、丸ビル1Fのマルキューブと名付けられたイベントスペースです。 東京駅丸の内口正面で、地下で駅と直結してますので、直接このビルに目的のある方だけでなく、中を通ってショートカットしていく丸の内界隈のサラリーマンや、ショッピングの人で結構人の行き来があります。

昨年11月の大阪展に引き続き、展示には何か変化を付けてはないのですが、西と東の違いは毎年少しアンケート結果に現れます。  アンケートに協力いただいた方には、タオルを1枚さしあげてるんですが、中には笑顔で「私タオル大好きなの」ってお連れの方と話されてたり、こちらも幸せです!

今年の私の展示には、またしても「これってどう言うこと?」っと何回か質問をいただき、説明させていただきました。 納得してくれる人も居れば、「じゃ、こう言うふうにされたらどうでしょう」と反対に提案をいただいたりしました。 

お忙しい中、足を止めてくださって、本当にありがとうございました。

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今回、宿泊が両国で、大相撲騒ぎの最中でしたが、私はこちらが興味あります。 3、4ヶ月のインターバルで目にしてますが、ほぼ完成形ですね!  ちゃんとしたライトアップされたら綺麗でしょうね! 墨田区は、クリスマスイルミネーションのスカイツリーで、カップルがいっぱいですってな感じになりそう!

 

そうそう、そんなこと言ってる場合じゃないんですよ! この期間中、綿花相場が180セント越えをあっさりやってしまって、とてもブルーな気分です。 最後に、先日の業界新聞の記事貼ります。

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