お見合いパーティーのSさんと初デート

昨日はSさんと初デート。
うちの近くのショッピングセンターで待ち合わせた。
そこに車に乗ってSさんが登場。

アルファード…。
私の一番苦手なタイプだw（※完全に個人的な趣向です）

しかも、松山ケンイチにはそれほど似てなかったw
この間は暗かったし、横角度しか見てなかったからなぁ…。
まあお互いさまだし、顔にはそれほどこだわりないのでOKです。

さて、Sさんは夜まで時間があるらしく、ドライブに行って夜ご飯を食べて帰ってこようかと提案した。
ドライブ…。
ちょっと警戒したけど、コンマ1秒で私のセンサーが「安全」と判断した。
何の根拠もないけど、これまでに痛い目に遭ったことはほとんどない。
怪しい人間は、なんか怪しいオーラが出ている。

夜ご飯まで3時間ほど時間があったので、ちょっと遠くの海の方までドライブに行くことにした。
初対面で長時間ドライブだと間が持たないかなぁとも思ったけど、そんな心配は無用だった。
会話が途切れることもなく、ずっとしゃべりっぱなしでいろんな話をした。
結論から言えば、この日一日私は楽しかったし、たぶんSさんも楽しかったと思う。

会ってすぐに、Sさんは「実は謝らなきゃいけないことがあって…」と切り出した。

「実はバツイチで…」

うん知ってる。
でも知らなかったフリをしておいた。
いつ言うかなと思ってたけど、すぐに話したことは評価しよう。

前の奥さんはバツイチ子持ちの女性だったらしい。
それで、奥さんの実家で一緒に生活…つまりマスオさん状態だったとのこと。
なかなか勇気ある人だ…。

前の奥さんはご飯を作らなかったらしい。
ご飯は毎日奥さんのお母さんが用意していたけど、なぜかSさんの分だけは用意してもらえなかった。
金遣いも荒かった。（両親がお金持ちだったからお金には困ってなかった）
子供を甘やかし過ぎだった。
そんなことがいろいろあって、一緒に家庭を築くことが不安になった。
2年で自分から離婚を切り出したということらしい。
それで、2年前にコンビニをはじめてずっと仕事に追われていたけど、ようやく軌道に乗ってきて楽できるようになったので、結婚して家庭を持ちたいと思い相手を探していると。

Sさんは自分で「最初はなんかうさんくさいと思われるんだよね～」と言っていて、私も「あ～分かる、私もうさんくさいと思ったw」ってなことを言っていたわけですが、そのうさんくささは若干解消された。

タフでストイックでバイタリティに溢れ、
我が強くて自分に厳しく他人にも厳しい。

どっかのラーメン屋に似ている…。
経営者はこんなタイプじゃないとやってけないんだろうな、きっと。

ドライブに行って夜ご飯を食べてそろそろ帰ろうか、となった。

Sさん「今日は楽しかった。今日はあまり時間がなかったけど、今度は一日空けるから」

今度。今度か…。

自分がもっと若くて、結婚なんて遠い未来のことだったとしたら、無邪気に喜んでたかもしれない。
だけど今は、結婚相手として考えなきゃいけない。
この人との結婚生活を想像してみる…。
お店の経営はうまくいっているみたいだった。
土曜や日曜の昼間に休みを取れるというのはその証拠だろう。
結婚したら家を建てて子供は2人で…なんてことも言っていた。
それを実現できるだけの自信もあるんだろう。

私は結婚に求めるものなんてそれほど多くないし、2人で働いてそれなりに食っていければいいやと思っている。
最大にして唯一のこだわりである「一緒にいて楽しい人」については、Sさんは今のところクリアしている。
贅沢をいえばもう一つ、実は「頭のいい人」がいいというのはある…。
学歴ではなくて、頭の回転が速くていろんな知識があって何かあった時に正確な判断ができる人。
賢さと体力と根性があれば、たいていのことは乗り切れると思っている。
その点でも、Sさんはなんか大丈夫そうな気がした。

ってことは、この人でいいのか？
まあまだ会ったばかりで分からない部分は満載なので、しばらく様子を見よう…。

「昨日はteriちゃんにいっぱい癒され元気でたよ。まだ二回しか話してないのに不思議だね」

うん、そういうことを言うからうさんくさいと思ってしまうんだな…。