89歳の日々

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ストのバンコックから帰つた孫娘

2008-12-31 22:16:13 | バンコック(孫娘)海外旅行
 お祖母ちゃん! タイから帰りました!
>(大学1年生の孫娘がバンコックから帰る時に、飛行場占拠のストに遇い、5日間遅れて帰国した。タイ旅行とストの顛末をmailで知らせて来たもの。>

予定では11日間だったはずが+五日間のステイになりました
> 今回のタイの旅は、みんなに> いい経験ができてよかったね 笑
> っていわれる、けど、いい経験ができたのは
> デモにあったことだけじゃないんだよ!笑
>
> タイは仏教国だからなのか
> 人がとーーーってもやさしい。
>
> まいとふたりの旅ーーは、
> 一日目二日目三日目はバンコクとその周辺
> バンコクから二時間くらいのダムヌンサダークっていう水上マーケットにいって
> 本当に川辺に住む人たちの生活をみてびっくり。
> 二日目にしてもう最初は恐れてた屋台でのごはんを食べてしまう。
> no----problem!!おいしい!っていうか安い。30円でやきとり日本とごはんってかんじ。
> もしこれらが危ない食べ物だったら二週間の潜伏期間があるから今頃でてくるだろうな・・。
>
> 王宮の周りいってチュラロンコーン大学いってナイトマーケットいってMBKっていう日本でいう渋谷みたいなとこに行く。
> 夜はNingっていう、チュラ大学の人のお家に世話になる♪
> 自分の家のように使っていいよとか云ってあたしたちをベッドに寝せてくれて食べ物もつくってくれていろいろ見せて回ってくれてangelみたいなひとでしたーーー。
>
> 夜行バスでスコータイ(教科書でみるような遺跡があるとこ)に移動!
> 朝の四時にスコータイ駅につく。駅で明るくなるまで仮眠。
> ロッジあるゲストハウスを見つけて朝の六時に押しかける。迷惑。笑
> (ちなみに一泊1200円!)
> お昼からスコータイ遺跡公園をチャリで回る♪
> やっぱり遺跡とか古い建物とか好きだなとおもった。
>
> 五日目、お昼からバスにのってチェンマイに移動。
> 山を超えて5時間で到着。
> チェンマイはタイ第2の都市。でもバンコクより空気がきれい。
> なんてったってバンコクは排気ガスが・・
> チェンマイでは今回の旅のメインのTrekking Thailandっていう現地ツアーに参加した。
> 現地集合で10人弱の小グループをつくって四泊五日でチェンマイの山を登ったり下ったり・・。ひえーー
> 何時間も歩いてカレン族の村に泊まったり
> また何時間もあるいて山移動してエレファントキャンプで象にのって移動したり、竹でつくったイカダで二時間半川下ってびちょびちょになったりーーー思い出いっぱい!!

> でも、グループがオーストラリア人二人、イギリス人4人、ニュージーランド一人、あとあたしたち日本人が二人っていうかんじだったからみんな英語で会話が弾むとまったくついていけない・・。
> 芸能の話とかされるとほんとにだめだった・・。
> みんなで山の中あるいてるときもうまくコミュニケーション取れなくて一人ですごいブルーになって歩いてた。笑
(彼女は英検1級なんですが、ネイテブ同士の会話にはギヴアップですね。祖母)

> そのときタイ人のグループリーダー二人がいたんだけど彼らがすごい
> 場をもりあげてくれたというか、英語はあんまりうまくないんだけど
> みんなと友達になりたい!!っていう気持ちがすごい伝わるようなかんじのひとたちで、気持ち的にすごい助けられたーーー

> 二人のうちの一人のリーダーはミャンマーの村でずっと育って
> 大人になって町にでてきて、リーダーの仕事しながら外人から英語を学んだひとなんだけど、みんなの笑いをとっててすごいなとおもった。

> なんか特別な機会とかで短い間だけ外国人と交流してしゃべるには
> 英語がしゃべれることが大事かもしれないけど、
> 長時間そのひととかかわったりするにはしゃべれるかどうかじゃなくて
> その人に対する関心とか本当に仲良くなりたい!!って気持ちのほうが大事なんだとおもった。
> もちろん超フルーエントにしゃべれたらそれに越したことはないけど!
>
> ちなみにカレン族の村は谷にあって、家は全部竹とか木でつくってあった。痛みやすいから三年に一回は立て直すらしい。
> 電気はまったくないから夜は全部ろうそく・・。暗い・・。
> 村の大人は町にでたことがないひとがほとんどで一生を村と山で過ごすらしい。
> でもこれからはnew generationだっていってて、今の子供は町にでたり、西洋人と結婚したりしててどんどん文明にオープンになっていくらしい。

> タイにはたくさん部族があるけどあたしたちがいったところは裕福なほうでほかにもたくさん貧しいところがあるらしい。
> そういう村をこれから国は保護するのか、みんな町にでるのか、どうなのか気になった。
>
> 山では三日間すごして最終日はチェンマイの町に戻る。
> まあこれだけ外にいれば焼けるよね。> 今頃日本は冬!!
> どんまいブラッククリスマス!
> あ、そうタイは11月が一年で一番涼しいとき。涼しいっていっても25度はあるけどね。
>
> 最終日はチェンマイのナイトマーケットで買い物!
> ナイトマーケットとか出店とか商品に値段はついてなくて、売り手は客が日本人だってわかると元値の四倍くらいの値段でうってくる。だからまいと二人でねぎってねぎってねぎって、ねぎる!!
>
> 次の日は夕方から夜行電車で帰る。
> 朝バンコクにつく。
> ずうずうしくも、合鍵を渡されたNingのうちに直行。朝八時。
> Ningはまたしても暖かく迎えてくれる・・。エンジェル・・。
>
> この日はNingの友達五人と食事しにいった。
> こっちのひとはいくら払うっていってもホストとか年上になったら絶対ゲストに払わせない。なんかアジアはみんなそんなかんじなのかなーと思った。

> この前英語のクラコンでアメリカ育ちの先生呼んだらきっちり自分のぶん3000円だけ払って帰っていったからな・・笑 
>
> 最終日はNingとNingの友達三人とアユタヤにいく。WinとArt。
> Win は音楽大好きで自分で曲とかつくっちゃってて、Artは起業しててみっつくらい仕事をもってる。

> アユタヤは・・スコータイににてるけどスコータイのほうがよかった。笑
> なんか観光場所化してる。
> その帰りのバスの中でデモが発生していてフライトがキャンセルになったことを知る・・・!!
> 相当ショックをうけてるあたしたちにNingはずっととまってていいよっていってくれた!!
> エンジェルーーー!!
>
> 二日間Ningのうちでお世話になった。
> 一日目はチュラロンコーン大学の文化祭に行く。
> フライトどうなるんだろーって思いにとらわれまくって結局あんまり楽しめなかった。
>
> 敷地が広いから結構ゆったり展示とかしてていいな~っておもった。
> 三田祭とかじゃありえなさそうだなー。
> 思ったのはノリがやっぱアジア人は似てるなってこと。やっぱアジア人はなんかにてるところがあって安心するな!
>
> 二日目はお父さんがCANON THAILANDに頼んで手配してもらったホテルへ移る。
> ホテルにいくなんてこと知らなかったし社員寮で日本人がいっぱいいるところにいくのかとおもってたから > しょっくしょっくしょっく。

> おまけにフロントが英語できない!!!怒
> そのホテルで三日過ごして、その間にタイで最大のマーケット、チュックチャックマーケットいった。
> そのほかの時間はもっぱら情報収集・・。

> 情報が錯綜してるからどうすればいいのかわかんなかった。
> そして、延泊四日目にようやく大使館でもらった情報をもとに、
> タイ市内のビルで航空券を発行してるということで五時間以上もみくちゃにされながらも航空券を手に入れた!
> 飛行機は翌日の朝9時、ウタパオっていうバンコクから二時間くらいの軍事基地から飛び立つものだった。
> 朝の六時に集合してバスで搭乗者全員で移動。
>
> ウタパオ空港、閑散としてるのかと思いきや!
> 旅行者でごった返す。
> そのためチェックイン(っていうのか?)その他の手続きが遅れて二時間以上遅れながらもようやく成田にたった。
>
> っというこんなかんじのタイの旅でした!
> 帰れなくてまじで単位が心配だったけど
> なんとか帰れてよかった・・!
>
> 歴史的瞬間に立ち会ってしまいました!

愛犬タロの最後

2008-12-31 20:39:05 | 日々
 2008年12月24日 我が家のタロはクリスマスイヴに16歳10ヶ月で逝く

12月20日(土)
 ベランダでよろよろ歩き回っているのを可愛がって下さった島田さんに来て見てもらう。「随分弱ってきたでしょう」と言うと「自分の犬もこんな風でした。手から食べませんか?」
 手からもお菓子を食べなかったが、お昼に卵に小さい海老を入れてバターで炒めたのは美味しがって殆ど食べる。・・・だがこれが固形の最後の食べ物になった。

 何時もなら自宅のお風呂でタロを洗うのだが、今月5日の日曜日に初めてお店で洗ってもらい風邪を引かないように良く乾かしてもらう。ついでに今年はオムツを買ってみる。

 例年のように、冬は書斎に犬小屋を入れ、夜はそこに連れて来ると、狭い所を探しては何処にでも、もぐり込んで動けなくなってクウクウ泣いたり、何でもなくっても泣く様になって、この10日ほどは毎晩5回~6回は夫婦で変わり番に起きて隣の部屋まで見に行く。(昼は眠くて困る)
 
 生来、性質の強いタロは生後2ヶ月で私共に来た時でも,1回も泣いた事のなかったのに今は淋しいらしくクンクン泣くので、夕食の後では居間で抱いてあげると安心して腕の中で眠る。

 夜はオムツをさせ、おしっこをしているのを朝になってはずす。今日は夕方になっても何も食べないので、夫は蜂蜜なら食べるのではないかと言って、夜になってローソンで買ってきて牛乳に混ぜると、美味しそうにどろどろしたのをぴしゃぴしゃ飲む。

21日(日)
 晴天のベランダを少し歩いたのが最後の歩きだった。立ってもすぐ転んで、横になって寝る。
 ずっと12kgだったが、5月には8kgまで痩せたのが、今は6,5kgで筋肉もなくなって立てないのだろう。抱いても骨ばかりで哀れになっている。

 固形物は口を閉じて全く食べない。水を口の所まで持っていくと飲み、「蜂蜜牛乳」を少しなめる。
 額が入っていた大きな木箱に布団を敷いて寝せて夕方は居間に、夜は寝室に連れて来る。矢張り時々クンクン泣く。夜になって異常に黒いウンチをオムツにしてびっくりする。

22日(月)
 私共がいる所に木箱に入ったタロをつれて移動する。朝になると居間に、会社に行く時は事務室の金庫の前に、夜は寝室のベッドの傍に運んで来る。

 夫は用事で出かけたので、私は午後からのヨガを休んで、タロの様子を見ている。水は何回も飲む。蜂蜜牛乳も少し飲んだが、横になってタオルを掛けられて殆ど動かない。時々くんくん泣く。今日は何ヶ月ぶりに理想的なウンチをして(この頃は硬いウンチばかりだった)、元気になるのかと思ったほどだった。オムツにウンチをしたのはこの2回だけだった。

23日(火)
 前日と同じ調子で、相変わらず殆ど動けない。
今夜のクリスマスのパーテイを私は欠席して居間でタロと一緒にいる。
あんなに元気で病気をしたこともなく、以前は独楽のように走り回っていたことを思い出す。水を何回か飲むだけ。時々クンクンと少し鳴く、その声も小さくなる。

24日(水)
 今日は休日なので、2人とも終日タロと居間にいる。オムツも殆ど汚れないが、夕方8時頃オムツを取り替える時に夫婦で替わる替わる抱いたが、タロは人形のように体がタランとなり「こんなになって」と嘆く。その後静かに寝ていたが10時頃、自然に逝ってしまった。

25日(木)
 早く起きて夫が深く土を掘り、庭の樹木の間に布に巻いたタロを埋葬し黄色い花を飾った。
可愛かったタロ 最後まで頑張ったが、沢山の思い出を残して逝ってしまった。

 今夜は自宅でのパーテイを予定しているので、お料理を色々作りながらもタロが可愛そうで仕方が無い。