ということで、午前の活動をあっさり終えたmanamiは、今度は近くの73路のバス停で戻りのバスを待ちながらも、次は隣り街の青州を目指したかったので、実はタクシーが通りかかってくれることを祈っていた…。と、世の中悪いことばかりではないもので、何と本当にタクシーが通りがかってくれて、約30分(有料道路代10元を含めて約50元)で、この日のもう1つの目的地、青州博物館まで一気に運んでもらうことができた…。ここで、時刻は大体13時半。
落ち着いた風情の立派な博物館は、身分証明書のチェックがあるだけで、嬉しいことに入場料は無料!で、さすがは、春秋戦国時代の斉国の国都などとして歴史を刻んできた临淄エリアの博物館だけのことはあって、街の規模には似合わない立派さ。特に精緻な作りで表情豊かな数々の仏像は見応えたっぷりで、中でも必見は平山郁夫画伯が魅了されたという菩薩立像“青州のヴィーナス”。まあ~、それでも1時間もあれば、見終わってしまうのだけれど…。
で、ここからは、十分な下調べをしていなかったこともあって、青州古城を散策しながら衡王府の庭園だった偶園(入場料30元は高い!)の中にも入ったりして、帰りの列車まで若干時間潰しをしたりしたけれど、最大の誤算は、青州市駅がかなり郊外にあって、そこに向かう道沿いにも、駅の周辺にも、気の利いた食事ができるようなお店が全くなくて、そのまま1時間半近くの時間を青州市駅構内で過ごすことになってしまったこと…。まあ~、地元の自慢料理のようなものは、もともとないようだったので、それでも、構わなかったのだけれど、外は寒いし温かいお料理で暖を取りたかったな~。
ということで、結局、18時49発高速鉄道G198(239元/二等車)で青州を離れ、22時少し前には北京南駅まで戻って来ることができて、やや間延び感はあったものの最低限の目的は達して、長~い1日は無事に終わった…。
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