てんこの [魂のきずな]

俺の心のなか
俺の体のなか
万華鏡のように
チカチカ
ガサゴソ

あれが俺の絆か、愛の証か・・・いのちか

何事も慎重に・・・ね。

2007-05-13 21:06:06 | Weblog
小さい山だからとか身近な高原だからとか言ってあなどってしまった。入笠山の山頂から下る道を誤って沢地を降りてしまった。竹薮に足を取られながら林の中から沢へと降りてしまったのだ。一谷に向こう側の谷へ入ってしまったらしい。
沢が伊那側へ向かうような気がして反対へ向かう林道へ曲がった。それが幸いしたのだろう。何とか農場の下の道へ出ることが出来たが、その方向へ行けば良いのか分からないまま歩いていると一台の乗用車が過ぎた。その車を止めようと信号を出したが遅すぎて行き過ぎてしまった。まもなくもう一台、今度こそは来る前の前に出て道を聞いたら、私は反対へ(長谷方面へ)向かって歩いていたらしい。

入笠は其処からかなりの向こうの鉄塔の下だと聞いてあわてて方向を変えた。自動車の本道からは違って少し外れた林道だった。
歩いたことのない道は遠かった。一時間ぐらい約10キロ近くあっただろう、その道を喉の渇きを感じながらひたむきに歩いて自分の車を止めた山小屋の前の駐車場へ着いた頃はもう昼が過ぎていた。

あなどってはならない。慣れているという傲慢な気持ちが迷いの原因だった。何事も他人が行うように自分も出来ればそう易々と道を違えることもないと痛みいった次第である。ごめんなさいね。