今日は日曜美術館アートシーンを紹介します。
現在東京国立博物館で『クリーブランド美術館展』が開催されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/53/e90d079453c318870de61e50af237649.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/5a/74358f2c2700b7226928d2bf13d2734a.jpg)
そこで展示されている一部の作品が、日曜美術館アートシーン特別編で紹介されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/6e/ef5acc72aec4bcbd446047c3fa74c79c.jpg)
是非行ってみたい展示会ですが、会場が東京と福岡では遠くて、行けそうにありません。
非常に残念です。
敗戦後、多くの日本の美術品が海を渡りました。
世界のさまざまな美術館で、日本の美術品が展示されのはうれしい反面、日本国民が気軽に国内で見れないという、忸怩たる思いもあります。
今回は里帰り展示ですが、わが国の先人たちの素晴らしい絵画を是非、多くの人に見てもらいたいと願う次第です。
放送で紹介された作品を紹介します。
会場に入るとすぐ目にする作品
「伊年」印 雷神図屏風(江戸時代)、絵師の名前は不明です。
印から俵屋宗達の工房で作成されたものでしょうか。
宗達の国宝「風神雷神図」に似ていますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/d0/560553de8dda2d8b00ebb6de2adbdbaa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/2b/c85c6762373a9cd5e2775c2cc431d79d.jpg)
参考までに、建仁寺の国宝、俵屋宗達の『風神雷神図』です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/da/ee4fa67f5f5f83cfc0c0b490a36a5f1f.jpg)
河鍋暁斎「地獄大夫図」(明治時代)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/0b/0693a8b328df50c7cf1b4e7f050e5cef.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/40/01915543d546c32bb70bc410ea96a659.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/5c/3ea04270bf92150507a4f56bc130ce9e.jpg)
春屋宗園「霊昭女図」(室町時代)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/d8/db1d54bada11ee1b7faed23ee6891a4b.jpg)
クリーブランド美術館のコレクションの礎を築いたのは、GHQの美術顧問をつとめたシャーマン・リーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/4f/8e8fda52d87789328ec5fe477a6e4745.jpg)
彼は、東洋美術の研究者として日本文化を理解し、平安から明治まで幅広いジャンルの作品を収集しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/aa/f9e48441072ad393fc99b5298edd206d.jpg)
雪村周継「龍虎図屏風」(室町時代)
神業のような筆遣いで知られる異端の水墨画家
龍虎の表情に愛嬌があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/e3/d597d0f4cc8e951d77da974c990150c3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/1a/cdad4fbdee3278ef5257e10aad002ef7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/9e/cca5a0ef250b4b1e9777b2de819f11cc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/87/613054d8127145881dbe4e28243fedba.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/95/b705a7a9092e71c43fdf111b82597c78.jpg)
深江蘆舟「蔦の細道図屏風」(江戸時代)
伊勢物語より、東下りの一場面
馬をひく従者を待たせるのは在原業平。
峠でであった修行僧に都に残した妻への手紙をたくし、見送る場面です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/46/7e3d876cb8296328d695dcdc76ed9e78.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/84/dc49ef65decac753fcc8e7a58370d736.jpg)
展示会ではもっと素晴らしい作品が見られることでしょう。
東京や福岡の方々には、見ておかれることをお薦めします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/25/887857e924c23b1e18c5669ed0eb4c2e.jpg)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます