京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京都御所通年公開

2016-10-28 05:22:24 | 京都めぐり

京都御所は今まで春秋の一般公開と事前申込手続きによる通年参観だけでしたが、
国の観光振興策を受けて通年公開になりました。
土日曜・祝日を含め一年を通して申込手続不要です。
ただし月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始は休みです。(見学は無料です)

清所門
春秋の一般公開は宜秋門から入りますが、通年公開は清所門が出入口です。



門を入るとすぐに手荷物検査です。
ほとんど待つことなく入れます。
宜秋門



諸大夫の間
参内した者の控えの間で、身分により部屋が異なります。
春秋の一般公開は襖などが良く見えますが、通年公開ではガラス越しです。



新御車寄せ
大正4年(1915)の大正天皇の即位の時に建てられたものです。



承明門











承明門より紫宸殿







紫宸殿
即位礼など重要な儀式を行う最も格式高い正殿
春秋の一般公開はもっと近くに行けましたが、通年公開では警備の都合上距離があります。







建春門



清涼殿
平安時代には天皇が日常生活をおくられた御殿







小御所
諸種の儀式が行われ、武家との対面にも用いられた寝殿造りと書院造りが混合した建物



御池庭
池を中心とした回遊式庭園



蹴鞠の庭
この場所で蹴鞠が行われ、天皇が御覧になります。



御学問所
御読書始めの儀や和歌の会などに用いられた入母屋桧皮葺きの書院造り



御常御殿
天皇日常のお住まいの御殿



フジバカマ



ススキ



キンモクセイ



広場に出ます。







清所門出口



通年公開の案内表示



これで終わりです。



同じ京都御苑内にある京都迎賓館でも通年公開されています。
また京都御苑内の仙洞御所、桂離宮、修学院離宮は従来の事前申し込みに加え、
当日受け付けでの公開もできます。



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