正直な気持ちを伝えてみよう~true to the haert

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パレスチナへの想い

2006-04-11 15:08:08 | 平和や人権のこと
ブックマークに入れているムハンマド君の「RAFAH TODAY」というサイトについての紹介です。

彼、ムハンマド君はパレスチナのラファという町に住む青年です。

パレスチナといえば、もうずっと長い間イスラエルによる容赦のない暴力と抑圧に晒されて非人間的な生活を余儀なくされている「占領下」の土地。

そのパレスチナのガザ地区にあるラファという街で生まれたムハンマド君,Report from Rafah-Palestineというサイトで、ラファの人たちが毎日どんな理不尽な暴力に苦しんでいるのか、どんな生活を送っているのかなどを、外の世界の私たちに知ってもらおうと一人で発信しつづけてくれている。

2003年10月18日には弟のハッサン君(当時17歳)が自宅にいてイスラエル兵士に銃撃されて殺された

ムハンマド君もカメラを取り上げられて壊されてしまったこともあった・・・イスラエル軍の侵攻で危険を感じながらも必死で発信してくれたり、停電のために何日も更新できなかったり・・・その他にも何度も危ない目に遭ってきたことが彼の文章の中からも容易に想像することができる。1ヶ月以上もサイトが更新されなくて「なにか大変なことがあったんだろうか・・・」と心配して気を揉んだこともあった・・・。

なんの罪もない、ただ自宅にいただけの弟が無残に殺されても、毎日のように友人や近所の人たち、同じ町の人たちが傷ついたり殺されたり家を破壊されたり逮捕されて拷問されたり・・・ありとあらゆる種類の暴力をこれでもかというくらい見せ付けられてもあくまでも「非暴力」で自分の置かれた状況を変えようとがんばっているムハンマド君・・・・私は心から応援している。

アメリカの「対テロ戦争(アフガニスタン空爆やイラク戦争)」に反対したりイスラエルの占領政策に反対したりするとすぐ「おまえはテロリストの味方か?」とか「パレスチナの自爆テロを擁護するのか?」などと攻撃してくる人がよくいるけど・・・そうではない。


私が応援しているのはムハンマド君のような、「暴力」を否定しながらも相手側の理不尽さを許さずに非暴力で戦っている無辜の人々なのだ。

そして、声を大にして非難したいのは・・・「正義」や「自由」を叫びながら実は国益や権力にしか興味がない為政者や、「戦争」でお金儲けをしている人たちだ。