カボスクラブ

消化器・小児外科勉強会Case and Evidence Based Surgery(通称:カボスクラブ)の活動報告

ドレーンなし時代の術後患者観察のポイント(1月16日 担当:板井先生)

2017年01月16日 | カボス
最近、ドレーンなしで終了する手術が多い。
腹腔鏡下肝部分切除術、腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下胃局所切除術、ヘルニア修復術、ストマ閉鎖術などではルーチンのドレーン挿入は行っていない。

なぜ?何に気をつけて術後管理したら良い?

まずはスライドです


































最後のスライドで板井先生がまとめてくれたように、合併症を重篤にしないためにも、医療チームのコミュニケーションはとても重要です。

最近は電子カルテでどこでも情報が取れるので、ついついわかったような気になって管理をしてしまうこともありますが、本当に重要な内容は、実はカルテには書き難かったりする情報かも知れません。

いちばん大切なことは目に見えない(サン・テグジュベリ「星の王子様」より)

みなさん、積極的にコミュニケーションをとりましょう!



もうひとつ。
消化器外科のプロフェッショナルとして、「プライドを持て」とも述べてくれました。


まさにその通り。

もとフランス代表のサッカー選手(現レアルマドリード監督)のジダンもこう述べています。
プライドのあるチームは、プライドのないチームよりも良いプレーをする

今日は良い勉強になりました。


かぼすのたね

2017年01月16日 | カボス
今年もやります! CABS勉強会2017

日常業務の中で疑問に思った事
前から疑問に思ってたけど解決できていない事
忘れてはいけない事の再確認
ちょっと一言いっておきたい・・・

などなど。ここでどんどん解決しちゃいましょう!
とりあえず、今年度の勉強会のネタ(かぼすのたね)は以下のように決定しました。

その他、疑問点や相談事項などあれば是非ご連絡下さい。
カボス勉強会で取り上げたいと思います。