貧乏社畜サラリーマンの海外旅行記

長期休暇に有給休暇をくっつけて、
仕事と家族を日本に置き去り、海外旅行へ
貧乏社畜リーマンによる海外旅行記。

【タイ・インド】夜行列車でアーグラに移動も・・・案の定トラブル【八日目(後半)】

2011-09-15 | 2011年08月_タイ・インド
ナマステー。

タイ・インド一人旅の八日目(後半)です。インド四日目です。
[初日はコチラ]

サールナートから戻り、ゲストハウスに預けていた荷物を取り、バラナシ駅に。
ゴードウリヤー交差点から100ルピー(≒200円)。


バラナシ駅。

チケットは2週間前に日本から、cleartrip経由で2等エアコン車両を予約済み。
ただし、予約時点でWL/5.

WLはWaiting Listのことで、要するに5人の予約待ち
お金はクレジットカード払いで、予約待ちでも引き落とされるんですが、予約待ちのまま当日乗れなかった場合は、後で払い戻されるようです。

この予約待ちの状況は、ネットで確認できるのですが、前日に確認したところWL/1
まぁ、一人くらいなら当日キャンセルも出るだろうということで、そのまま駅に向かうことに。

ウェイティングリスト中の場合、ホームに最終決定の座席表が張り出されるとガイドブックに書いてあったのですが、自分が乗る列車のリストが見つかりません。

駅員みたいな人に聞くと、自分のチケットを見た後、とりあえずここで待っていろと観光案内所の前で、他の外国人と一緒に待つことに。

WLの状態だけど、どこで確認したらいいんだと聞いても、「ここで待ってろ」のみ。
仕方なく、言われるがままに待つことに。

しばらく待つと、係員が「よしついてこい」と同じ場所で待ってた外国人に声をかけ列車のところに。

列車に乗る前に再度、係員に「予約はWaiting Listなんだけど、どこでチェックすればいいの?」と聞くと、「とりあえず、乗って車掌に聞け

仕方なく車両に乗り込み連結部にいた係員みたいな人に予約票を見せ、駅の係員に聞いたのと同じように「Waiting Listだけど、どこでチェックすればいい?」と確認。

係員は予約票を見るや、中に入れと車両を指差すのみ。

てか、本当に乗っていいのかよ?と思っていると電車は動き出し始めました。

どーしようもないので、2等車両内をうろうろしていると、黒のジャケットを着た車掌らしき人が集まったコンパートメントを発見。別の外国人の予約票をチェックしているみたいですので、後ろに並び待つことに。

しばらくして、自分の番になり予約票を渡します。
そして5分ほどすると

車掌お前の席はない。お前はWLの状態で乗っているので、無賃乗車だ
と、予約票に書かれた注意書きにわざわざ線を引いて説明してくれました。

うーん。無賃乗車と言われても、乗ってしまったものはどうしようもないし。

自分「わかった。だけどもう降りれないし、どうしたらいいの?」
車掌「とりあえず、二等寝台の席は満員だから、ここからは出て三等寝台車に行ってろ」

しかたなく、三等寝台車に移動。でも、どこに座っていいかわからないでいると、車掌が来て、
車掌「ここじゃない。エアコン無しの車両に行け」
とのこと。三等寝台車はエアコン有とエアコン無の2つがあるようで、エアコン無しの寝台車に。

またも、どこに座っていいかわからないでいると、若いインド人に声をかけられ、事情を説明。
若いインド人はわざわざ二等席の車掌まで話を聞きにいき、戻ってくるととりあえずここに座ってろとのこと。

三等寝台車(エアコン無し)。


車窓から。

数時間ほどして、車掌が巡回。
とりあえず、若いインド人と一緒に事情を説明。

座席リストと照らし合わせてもらい、三等寝台の空いている席をなんとかゲット。

無事、寝台席もゲットでき横になって眠ることに。


深夜、一時頃、誰かに起こされました。

車掌のようです。傍には武装した警官が。

車掌「チケットを見せろ」
予約票を渡す。
車掌「おい、お前はWLでここはお前の席じゃないだろ」
自分「いや、WLのまま乗ったので、別の車掌にここに座席を指定された。」
車掌が持っている乗客リストの中に、座席を指定してくれた別の車掌が手書きで書き込んでいた、自分の名前を指差す。
車掌「ちょっと待ってろ。確認してくる。」
と、二等車両のほうへ。

車掌間で引継ぎとかねーのかよ!!!と思いはしましたが、まぁWLのまま乗ったこちらにも問題があるわけで。

で、車掌が戻ってくると。
車掌「状況はわかったが、お前は三等車両の代金を支払っていない」
自分「あー、確かに払ってないですね。」
ということで、三等車両の代金470ルピーを支払い、無事チケット購入。

ちなみに、クレジット払い済みの二等寝台の料金は、帰国後払い戻しのメールが来ていました。

そんなこんなで、なんとか無事、早朝のアーグラ・カント駅に到着。


九日目(前半)に続く。

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