私、㈲遊縁取締役、“池っち店長”こと池田芳正は、この度、第50回日本SF大会に、講演者としてご招待いただきました。
50年の歴史を持つ、偉大なサブカルチャーの祭典SF大会に、ゲストとして招かれたことは、一人のオタクとして非常に光栄に思います。
ご参加の皆様にお楽しみ頂ける、解りやすく楽しい講演会にしたい、と考えております。
と、まぁ年配のオタクか、濃い方々は、
「おお、池っち店長がSF大会で講演会・・・なるほど。」
とお思いになられる事でしょうが・・・
若い、あるいは最近の方たちは、
「SF大会?それってコミケみたいなもん?」
と、「意味不」なことでしょう。
最近の若いモンは、SF大会も知らんでオタクとか、そっちの方が意味不・・・いや、ゲフンゲフン。
えー、簡単に言うとですね。
SF大会とは、「作者」や「業界人」「関係者」「年季の入ったファン」のイベントなのです。
何しろ!50年続いているのです。
50年!「オタク」なんて言葉のない、はるか昔から、毎年毎年。
時々、「日本SF大賞受賞!」とか書かれたキャッチフレーズを見かけることがあると思いますが、あれも毎年、SF大会での投票で決められているものなのです。
そんなところですから、SF大会では、作家や漫画家が、普通にそのへんを歩いてます。・・・というより、参加者の3割がプロの人。まさに天上界の宴ですな。
実際は、一般人も当日参加できる、敷居の低いイベントだったりもするのですが、多分その・・・がばっ!人が増えると、大人たちの密やかな楽しみ的な側面が失われる為なのか?、あまり拡大路線的な宣伝はなされていませんね。
昔は確かに、
「SF大会に参加すること」
が自分をオタク(マニア)と肯定する誇りのような物であったと思うのですが、今や「知る人ぞ知る」になった感がありますね。
さて。
そんなイベントに、何で僕が招かれたかというと、
「カードゲーム業界の解説役として」
という理由です。
SF大会に参加する人達も、その多くがご家庭をお持ちです。
こーゆーイベントに参加するぐらいですから、一般的なご家庭より、漫画やアニメ、テレビゲーム等に肯定的、あるいは論旨の深いお父さん、お母さんがたがほとんどですが、実は最近、子供達が熱中している“カードゲーム”については、ほとんどご存じない。
カードゲームは、十数年前には、影も形も無かったものです。今のお父さん方は子供の時、カードゲームなんて触ったことが無いんですよね。
自分が触ったことのあるものは、「良い、悪い」を判断して、子供に与えるべきかそうでないか、判断できます。
しかし知らないものには、「警戒」するしかできない。
そこで、僕の登場となる訳です。
なので、僕の講演会のテーマは、カードゲームに夢中なお子様をお持ちの、保護者の方々に向けた・・・
「いまさら子供に聞けないカードゲームの話」。
最近の男の子は、カードゲームでばかり遊んでいる・・・
これってなんなの?
なんで無限に欲しがるの?
いつまでブームが続くの?
ぶっちゃけ、カードゲームって、子供に良い物なの?問題点は無いの?
何とか効率良く、お金をあまり使わない方法ってあるの?
そういった、保護者の方々のご不満、不安、まとめて全て、解決いたします!
SF大会にご参加される方々ですから、いー感じにオタク父兄の皆様のはず。
なので、僕と同類!(笑)
漫画やアニメ、そしてSFネタを共通言語とし、スムーズに御理解いただける内容にしたいと思います。
以下、大まかな内容・・・
◯カードゲームとは何か。どこで買って、どうやって遊ぶのか。
◯各有名カードゲームの顧客層と方向性。
◯資本主義経済の縮図。「不公平を楽しむゲーム」。
◯大人達が理解しておくべきこと。TCGの暗部とその解決方法。
◯カードゲームと賢く付き合うために。
◯世界に通用する産業として。
あくまで予定ですが、このような流れでお話ししたいと考えています。
講演会は9月3日、夜7時、第50回日本SF大会会場にて。
詳しくはこちらです。
http://www.sf50.jp/